その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(免許皆伝)

2011-09-17 22:54:46 | 夢屋王国

古老の三回忌を迎え、気持ちの整理をつけている内に何か湿っぽい気持ちになってしまいました。『夢屋王国』周囲の田んぼは一段と色付き始め、今週末から稲刈りが始まることでしょう…が、天気予報は雨…降ったり止んだりのマークが一週間程続きそうです。秋野菜の水の心配からは解放されますが、一方では稲刈りが出来ない…上手く行かないときはこんなもんです^^;
歯車が噛み合わない時は、無理に前に進もうとしない。これもまた重要な処世訓だと最近思うようになりました。少しは、大人になったかな…。

黄色い花の連なりが「金水引」ならば、赤い実の連なる植物は「ミズヒキ」か?ん~正解^^;こうしてみると、命名者の発想は意外と単純なのかも知れません。最近の子どもたちの名前を見ていると、読めない漢字の羅列であり、それはそれで親の思い入れもあるのだろうけれども、さすがに、これは如何なものかと思う名前があることも事実であります。
人生50年などと言っていた世の中も、今では男子でさえ平均79年間、その名前とお付き合いしなければならないのですから^^;
かく言う私も、長男『ポン太郎君』に『成樹』などと言う名前を付けてしまいました。我が家の苗字と組み合わせ、「小さな野にあって、人に安らぎを与える木陰を作るような樹に成って欲しい。」などと、語呂合わせと親の願望を込めたのですけれどもね…。
そんな『ポン太郎君』と力を合わせ、本日、我が家の田んぼの石橋を修理いたしました。恐らく、私が子どもの頃からそこにあった橋でありますから、少なくとも50年間は、誰も手を掛けなかった橋であろうと思います。非力な親父と息子が力を合わせ、悪戦苦闘した土木工事の模様は、明日のブログにUpすることにして、我が家の古老が為し得なかったことに挑戦している『夢屋』は、きっと我が親父に「免許皆伝」を授かったのだなどと、自分勝手にその死を受け入れられるようになったのであります^^;


コメント
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