その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(悪戯・・・)

2011-09-09 00:30:33 | 夢屋王国

『夢屋国王』は、今年の春先から気になっているオブジェがありまして、本日、ようやく画像に収めることができました。朝仕事に出かけようとすると、何故か不思議な人間の顔のような物体がありまして、しばらくして、それはコンクリートをベースにした人間の顔のオブジェであり、大人の作品ではないと直感するものの、一体どこの子どもが作った作品なのだろうと不思議に思っておりました。そのオブジェが夜な夜な移動するのであります。
昨日、隣家の塀際に置いてあったかと思うと、今日は電柱に立てかけてあるのです。どうやら、草むしりをする大人たちが、邪魔な存在を見つけては、子どもの作品であると気が付くと、忘れ物かもしれない…落し物かもしれない…と気を使い目立つところに移動しているようなのです^^;

本日、朝5時半の夢屋本田の稲穂であります。こうして見ると、『夢屋王国』の本田が如何に歪んでいるかがご覧いただけると思います。今年も黄金色に色付いてきました。

       

籾の一粒ひとつぶは「枝こう」と呼ばれる『茎』につながれ、あと3週間もすれば、刈り取り適期を迎えます。県の技術研究所では、出穂からの積算温度から刈り取り適期を判断するようラジオで繰り返し、啓蒙、広告しておりますが、昔の百姓は「枝こう」の黄変から刈り取り適期を判断するのでありました。画像右は「穂首」あるいは「穂軸」などと申しまして、オラが在所では、金銭的にセコイことしか出来ない奴らは、「あいつのケツの穴はミゴも通らない」などと罵詈雑言を受けるであります^^;
この「穂軸」…「ミゴ」でなった縄を「ミゴ縄」と言いまして、ロープにも匹敵するような強度を持っております。昔の方々は、そこにあるものを上手に使い分けていたのだと感心するのであります。上手に使い分けると言えば、このミゴをトンボのお尻に刺して飛ばす…子どもの悪戯もまた、残酷ではありますが、そこにあるものを上手に使って遊んでいたもんですよ^^;

分散型の夏休みを利用して、『夢屋国王』は、本日筑波湖まで釣りに遠征いたします。このブログが投稿される頃は、恐らく高速道路を走っていることでしょう…。

 

コメント
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