その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(土木工事編)

2011-09-18 06:17:25 | 夢屋王国

6枚で約20aほどの『夢屋農園』の田んぼは未整理地であります。昨年の春先から気になってはいたのですが、田んぼの真ん中を流れる水路に架けられた石橋が落ちてしまい、水は石橋の上を流れる有様でした。水を掛けるには何の不便も無いのですが、今年の春先苗箱を運ぶ時、遂に一輪車で川を渡ることが出来なくなってしまいました。さらには、水の流れで川岸も侵食を受け始めている…『夢屋土木』に架橋工事発注することにしたのであります。

工事前の石橋の状況…水も流れていないので、何の画像か判然としませんが、『夢屋土木』の社長は、積み土のう工法による護岸と架橋工事を選択したのであります。

従業員は、社長の長男『ポン太郎君』ひとりであります。オヤジから見れば、ぎこちないノコギリの使い方でありますが「やって見せ、言って聞かせてさせてみて、褒めてやらねば人は育たじ」という『山本五十六』の格言を守り、じっと我慢して見ております^^;
時給700円の臨時従業員は、オヤジの言い付けを無難にこなすのでありますが、如何せん非力であります。ゆとり教育が生んだ弊害をモロに受けてしまいました。

何とか親子で河床に沈んだ石を引き上げて、災害復旧工事は完成したのであります。私が子どもの頃から見慣れた橋でありますが、こんなに大きなコンクリート片が入っているとは気付きませんでした。石橋の下からは、栗の角材や朽ちた杭が出てくる出てくる…。昔は、秋の水枯れとともに、この橋の下に小さな一年物の鮒が集まってきて、バケツ一杯泥ごとすくったものであります。それを煮て食べたりもしました。動物性タンパク質を補給するために、田舎ではそんな生活をしていたのだよ…などと講釈を垂れても、『ポン太郎君』には想像も出来ない世界であります。

社長の竣工検査を経て、作業終了であります。この後、竣工祝賀会を『第2サティアン』で行ったことは言うまでもありません。お隣の田んぼは、稲刈りが済んでいることにお気づきでしょうか?
我が家の田んぼも来週末は、稲刈りであります。ただし、従業員『ポン太郎君』の夏休みは終わってしまうんだよなぁ…^^;

コメント (2)
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