その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

森卓さんの「がん闘病日記」…

2024-08-24 06:41:57 | 巡礼

森永卓郎さんの「がん闘病日記」のコピーらしい^^;

 一昨日の夕刻、『おやじぃ』が出荷用のジャガイモを洗っていると、同じ集落の『Sさん』が突然やって来ましてね、クリアファイルを差し出しまして「これ読んでみて。」と数枚のコピー文書を置いていきましたよ。彼とは20歳近く年が離れており普段の交流はないのですが、もしかすると昨年出てきた『神社の御神体』に関する資料でも出てきたのだろうかと受け取ってはみたものの、タイトルに「農業ほど知的な職業はない」とある。(そんなの当たり前じゃん!と心の声^^;)夜は夜で「抑制キュウリ」の整枝作業があるので読めず、お昼寝前の遅い昼食の時間にパラパラと読んでみたら、どうやら『森卓さん』の「がん闘病日記」の第6章部分の写しであることが分かりましたよ。
 まぁ、それはそれとして『Sさん』はJRが、まだ日本国有鉄道であった時代に駅助役さんを務め、JR東日本となってからは、宮城県内の小さな駅の駅長さんを務めた経歴のある方である。温厚な性格であり、今は亡きお袋が彼をたいそう評価しておりましたよ。「Sさんはね、若い時から皆が嫌がる便所掃除を率先してこなし、そういう行為は必ず人(上司)が見ているもんだよ。」なんてね。そうした彼にまつわる「伝聞」で『おやじぃ』も彼を評価しておりますが、リタイアしてから農業に従事する『おやじぃ』にメッセージを渡してくれたに違いない^^;


「切り取り」「伝聞」情報は怖いねぇ…

 さて、第6章部分をササっと読んで、がん闘病中の『森卓さん』が、「がんは、突然死よりも、入念な終活ができる病気である。」などと断言されておりましたけれどね。文章中で静岡県の前川勝知事の発言を取り上げて「彼は農業をやったことのない人である。」と断じておりますけれど、『おやじぃ』は予てより、百姓は、経営者であり、技術者であり、研究者でもある労働者だと思っておりますから、いまさら「インテリジェンス」が…などと言われても心を動かされることもなく、当然のことと思っておりますけれどねぇ。「野菜を作って売るだけの(個々の利を追求する)お百姓さんと君たち(新採職員)は違うのだから、全体の奉仕者として持てる知識を総動員しなさい。」という風に知事の訓示を読み解いたなら何の問題もなかったと思うのだけれど^^;
 はてさて、最近は兵庫県斎藤知事のパワハラをマスコミは追い掛けているようだけれど、「…と聞いたことがある。」という伝聞証拠のようなアンケート回答が多いのよねぇ。(一説では、自ら体験していても、組織が信じられないので他人から聞いたように答えているとの説もあるようだけれど。)刑事訴訟法では「伝聞証拠」は証言能力が否定される原則があるのよねぇ…。まぁ、どこぞの女性県知事も、市町村の実情を知りたいと巡行し、「日頃は予算がないと言い放つ職員が、この時ばかりは知事公用車が走る県道脇の草をきれいに刈っていく。」と聞いている。どこでも似たり寄ったりのことが行われているんじゃないの?知事は地方の『元首』なんだわねぇ…時として、勘違いすると『裸の王様』になったり、『社会の癌』になったりするのかも…変な「闘病記」評になってしまったなぁ(笑)


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