山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

山とお寺 四国八十八ヶ所札所めぐり(その5)

2021年01月16日 | ちょっとそこまで

今日は大晦日だが朝からお寺参りに集中。愛媛県にある寺院の多くも地域に集中している。64番前神寺から初めて52番太山寺まで13寺をまわった。

 ちょっと変わった建築のお寺が、61番香園寺です。

             いわゆるお寺のイメージはない。博物館のよう。

            

本堂には右手上から入れます。中には、大日如来が置かれ存在感がある。

             

 大日如来の真言は

             おん あびらうんけん ばざら だとばん(まさに密教だ、意味が分からない)

真言宗は、この大日如来が本尊で決して弘法大師空海ではない。また、真言宗の各寺院の本尊は、必ずしも大日如来ではない。大日如来とは、この地上(宇宙)のすべての中心で、釈迦はそこから送られてきた人というような説明がなされます。

 この日課題の寺院が60番横峰寺。この寺は、西日本最高峰石鎚山の中腹にある。この時期、車道凍結が心配されて進入禁止となることがある。昨年訪れた折もこの心配があったが、なんとか上の駐車場まで行けた。

 今年はどうだろうかと思いながら登る。途中からうっすら雪が出てきた。車の跡は見られないから自分が一番乗りか。4輪駆動に冬タイヤだから何も心配することはないのだがそれでも少し気になる。注意しながら上の駐車場に着く。

 ここから、下り気味に雪の参道を歩くのだが、人影もなく森閑としていた。

                       60番横峰寺

            

 住職らしい人が参道の雪かき掃除をしておられた。

 帰り道、途中で石鎚山登山ロープウエイへの道と分かれる。石鎚に登る一つのルートとなる。このルートでかなり以前、雪の石鎚山に登った。奇しくもあの日も同じ12月31日で、友人3人と頂上直下のキャンプ場でテントを張った。

 この日は、64番前神寺、63番吉祥寺、62番宝寿寺、61番香園寺、60番横峰寺、59番国分寺、58番仙遊寺、56番泰山寺

 55番南光坊、54番延命寺、53番円明寺、52番太山寺まで。

 この後、少し引き返し、海岸沿いにある道の駅「風早の里風和理」泊。風も少し落ちた感じ。

                                               続く

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