礼文島からフェリーで利尻へ。自転車をこいでいつものキャンプ地へ向かう。大体が坂道なのでいつものことながらきつい。キャンプ地は多くのキャンパーで一杯。夏休みも、最盛期なのだろう。中学生らしい団体もいる。
いつものテント場は先客が占めていたので、その近くの木陰に張る事にした。ここから、利尻岳の頂上付近が見える。まだ早いので、リシリヒナゲシの撮影に出掛ける.
ヒナゲシの里
鴛泊港から海岸沿いに行くと写真にある地点に着く。バックに見える島のようなものは岬(ペシ岬)です。リシリヒナゲシはこの辺りの道路脇の荒れ地に咲いている。元々は、利尻岳に自生しているのだが、種を採ってきてまいたそうです。この看板と道路を隔ててすんでいる方から聞きました。その方の話では、平地に咲くヒナゲシはリシリヒナゲシとは呼ばないそうです。(山に咲くヒナゲシシとどう違うのか・・・?)
こんな感じで咲いています。道路の向こうは海岸。
今でも利尻岳に咲いていると聞いたので、登るつもりはなかった利尻岳に明日登ることに決めた。
翌日、早朝キャンプ地を出発。自転車をこいで行きたいところだが坂道なのでおしていく。昨年は、確かこぎ上がったはずだ。 上の登山口にもキャンプ地はある。しかし、ここには、近くに風呂も店もない。下のキャンプ地からここまで4〇分位かかる?
上のキャンプ地でも、登山者らしき人がうろうろしていた。いよいよ登山スタート。ここのスタート地点はすでに二~三合目に相当するはずです。
利尻岳は裾野が長いから、しばらく緩い登りだ。五合目あたりから本格的な登りが始まる。急ぐ事はないし、花を探しながらの登山だからゆっくり登る。心配していた天気もよさそうだ。下山者と出会う。多分、避難小屋を利用した人達だろう。ここで朝を迎えて頂上を目指せば、日の出を見ることが出来るかも・・・?
キュロキョロしながら登るけれど、ヒナゲシの「ヒ」も見当たらない。多分、時期は過ぎていたのだろうと思う。平地と頂上付近の季節的な違いの差はどれくらいだろう?。
9合目付近? 下りで撮す。
ここが頂上 向こうに岩峰が
現在、利尻岳の登山道は2つある。しかし、以前は3つあった。その1つが、この岩峰の横を通る道。今は禁止となっているがそのぶん自然は豊かだ。その道の入り口には、ロープが張ってある。入るなと言うことだ。
イワギキョウ トラノオ チシマフウロ
アズマギク
リシリヒナゲシは見当たらなかったけど、色々な花を楽しむことが出来た。
彼方に礼文島が霞んで見える。
明日は、稚内へ渡る。