山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

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礼文・利尻そして早池峰(その5)

2018年08月24日 | ぶらり

 礼文島からフェリーで利尻へ。自転車をこいでいつものキャンプ地へ向かう。大体が坂道なのでいつものことながらきつい。キャンプ地は多くのキャンパーで一杯。夏休みも、最盛期なのだろう。中学生らしい団体もいる。

 いつものテント場は先客が占めていたので、その近くの木陰に張る事にした。ここから、利尻岳の頂上付近が見える。まだ早いので、リシリヒナゲシの撮影に出掛ける.

                                                                     ヒナゲシの里

                                          

 鴛泊港から海岸沿いに行くと写真にある地点に着く。バックに見える島のようなものは岬(ペシ岬)です。リシリヒナゲシはこの辺りの道路脇の荒れ地に咲いている。元々は、利尻岳に自生しているのだが、種を採ってきてまいたそうです。この看板と道路を隔ててすんでいる方から聞きました。その方の話では、平地に咲くヒナゲシはリシリヒナゲシとは呼ばないそうです。(山に咲くヒナゲシシとどう違うのか・・・?)

                            こんな感じで咲いています。道路の向こうは海岸。

                    

 

               

 今でも利尻岳に咲いていると聞いたので、登るつもりはなかった利尻岳に明日登ることに決めた。

 翌日、早朝キャンプ地を出発。自転車をこいで行きたいところだが坂道なのでおしていく。昨年は、確かこぎ上がったはずだ。 上の登山口にもキャンプ地はある。しかし、ここには、近くに風呂も店もない。下のキャンプ地からここまで4〇分位かかる?

 上のキャンプ地でも、登山者らしき人がうろうろしていた。いよいよ登山スタート。ここのスタート地点はすでに二~三合目に相当するはずです。

 利尻岳は裾野が長いから、しばらく緩い登りだ。五合目あたりから本格的な登りが始まる。急ぐ事はないし、花を探しながらの登山だからゆっくり登る。心配していた天気もよさそうだ。下山者と出会う。多分、避難小屋を利用した人達だろう。ここで朝を迎えて頂上を目指せば、日の出を見ることが出来るかも・・・?

 キュロキョロしながら登るけれど、ヒナゲシの「ヒ」も見当たらない。多分、時期は過ぎていたのだろうと思う。平地と頂上付近の季節的な違いの差はどれくらいだろう?。

                                      9合目付近? 下りで撮す。

                      

 

                     ここが頂上                                          向こうに岩峰が

                   

 現在、利尻岳の登山道は2つある。しかし、以前は3つあった。その1つが、この岩峰の横を通る道。今は禁止となっているがそのぶん自然は豊かだ。その道の入り口には、ロープが張ってある。入るなと言うことだ。

             イワギキョウ                             トラノオ                            チシマフウロ  

       

                                             アズマギク

                 

  リシリヒナゲシは見当たらなかったけど、色々な花を楽しむことが出来た。

                                    彼方に礼文島が霞んで見える。    

                       

                                                                        明日は、稚内へ渡る。

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