天気は下降気味。次の目的地は月山だが、早池峰に寄ってみようと途中下車をする。早池峰ウスユキソウでも咲いていないだろうかななどと少し期待をしていたが、何と言うことだろう、まだ山開きではなくて道路は閉鎖だ。
仕方がないので、早池峰山神社に詣り周辺をブラブラしてから中尊寺に向かうことにする。
早池峰ダム。天気はまだ崩れそうにない。 遙かに早池峰山をみる。
昨年、この頃秋田駒ヶ岳に行ったときもやはり早すぎて登れなかった。よく調べておかないといけません。
そして、中尊寺。
本 堂 金色堂(建物の中にあります)
金色堂は、連休のせいか人も多い。以前寄ったときは、誰もいなくて写真もとれたが今は禁止となっています。すぐ近くに芭蕉の句碑が。
高館(たかだち)義経堂。義経や弁慶(?)などが過ごし、そして、西行法師や芭蕉などが足を止めた歴史の土地。
奥に見えるのがそうですが、時間オーバーで中には入れませんでした。ここから、北上川の流れを見たかったのだが・・・。
三代の栄耀(えいよう)一睡の中にして、大門の跡は一里こなたに有。
秀衡が跡は田野に成て、金鶏山のみ形を残す。
先、高館にのぼれば、北上川南部より流るゝ大河也。
衣川は、和泉が城をめぐりて、高館の下にて大河に落入。
泰衡等が旧跡は、衣が関を隔て、南部口をさし堅め、夷(えぞ)をふせぐとみえたり。
偖(さて)も義臣すぐつて此城にこもり、功名一時の叢(くさむら)となる。
「国破れて山河あり、城春にして草青みたり」と、笠打敷(うちしき)て、時のうつるまで泪を落し侍りぬ。
夏草や兵どもが夢の跡
芭蕉の名文、名句。この夜は高速のSAに車を泊めて、翌早朝に仙台は青葉城に向かう。