山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

連休の山と春スキー その3 八甲田(高田大岳など)

2018年05月17日 | ぶらり

  酸ヶ湯温泉の一般駐車場から仙人岱に向かう。スキー板を担いで歩き始めたとき一人の男性から声を掛けられる。何処へ向かうのかというはなしでした。此の男性とは、後に高田大岳を滑り降りた所で出くわすことになる。

                                                       仙人岱へ。後ろの山々は南八甲田。

                              

 駐車場の前の道路を横切りすぐ山に入る。樹林帯の中を踏み跡を頼りに進むと標示板が現れるからそれを頼りに進む。しばらく行くと写真の様な沢に入る。夏場は水も流れているかも知れないが、今は雪に被われていて歩きやすい。登り切ったあたりが仙人岱だ。

 仙人岱から道は三つに分かれる。左は大岳から井戸岳方面。右前方へは小岳から高田大岳。真っ直ぐに進むと雛岳、箒場岱方面。

         仙人岱の避難小屋。彼らは夕べここに泊まったそうです。               避難小屋前から小岳とその後ろに高田大岳。

                                

 天気は良いので迷う事はないが、道は雪に埋もれルートははっきりしない。今日もあてずっぽで小岳を目指す。とにかく雪を拾いながら高度を稼ぐことにする。この日は、小岳を向こう側に巻くことにした。向こう側は一面雪の斜面となっていて頂上へ迷う事はない。

                  左から硫黄岳~小岳~大岳~井戸岳。小岳から滑り込み、高田大岳に登ってから写した写真。

                                             

                  小岳から高田大岳                                  谷地温泉が遙かに

                                                

                                 南八甲田の大パノラマ 。広い広い 。                                                                                 

                                    

 高田大岳頂上はハイマツに被われて雪が見えない。それで夏道を少し下って見たのだがいよいよ視界が無くなってきた。本当は、頂上から藪こぎをすれば良かったとは、後で気づいたこと。かなり下ってからやっと雪が出てきた。そこから板を着けてスタート。雄大な斜面を今日も貸しきり状態だったが、ふと後ろを振り向くと、遙か上の方にスキーヤーの姿が見える。

 あそこから滑れたのかと反省したが既に遅い。 馬鹿なことをしたものだがしょうがない。谷地温泉の近くでスキーヤーに追いついた。此の男性は、今朝であった方で、車で谷地温泉まで来てここから高田大岳を目指したそうです。急斜面ではシールも利かず途中から引き返したとのこと。結局、この方の車で帰りは酸ヶ湯までお世話になった。南八甲田の良さについていろいろうかがった。今度来ることがあれば、南へ入ってみたい。

                                                                                 八甲田終わり

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