山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

連休の山と春スキー その一

2018年05月07日 | ぶらり

  連休の始まる前に出発する。週間天気予報では、4月24日、25日頃は良くないが26日あたりから好天が予想されるということ。それで天気の悪そうな日に移動することにした。 目指すは岩木山だが弘前城の桜見物もしたい。

 松江からだと、青森まで2日かかるから急がないで安全運転に徹する。

 案の状、25日は雨模様。弘前に昼過ぎに着く。うまいことに此の時間帯は雨も上がり傘はいらなかった。お城の近くの駐車場に500円を支払いまずはかの有名な弘前城の桜見物。

 弘前城の特徴は、お堀だ。城のまわりはもちろんのこと、城内にも堀を巡らしてある。

  外堀の両岸には、ソメイヨシノの老木がぎっしりと並び、その姿がみずもに映る。花吹雪の頃になると、みずも一面が花びらに被われて息をのむ程の美しさという。お堀に浮かんだ桜の花びらを「ハナイカダ」とよぶ。

                            外堀の桜並木 花吹雪はさぞ壮観だろう。

           

                      現在のお城は、意外と小さくて可愛らしい感じです。

                  

               古木が多いのがここの桜の特徴。管理が行き届いていて、寿命も長い。

                 

 弘前城は、廃藩置県の後は荒れるに任されていたらしく、それを嘆いた元家臣が桜を植え始め、その後色々あったようですが根気強く続けられて今にいたる。青森はリンゴ日本一(圧倒的)だが、此のリンゴを始めた人ももと武士。リンゴ栽培のノウハウが桜の維持管理に応用されて桜の寿命は大幅に伸びたそうです。

 お城見物を終えて、一路岩木山へ。岩木山の麓に岩木神社あり。その奥に公園がある。ここにも沢山の桜があるが、まだ開花していない。公園からは、岩木山が正面に見える。今年はもうやっていなかったが、スキー場もある。

 スキーの駐車場はガラ~ンとして人の姿は見えない。ここの駐車場に車を置き、二泊した。近くに百沢温泉有り。行ってみたが今日は丁度お休でした。あすは、岩木山登山とスキーだ。

             

  翌日、26日(木) 

 天気が気になり出発が少し遅くなった。どうしようかとグズグズしていたのがいけなかった。その内、登山者の姿を見かけてから俄然意欲がわいてきた。

 頂上めがけて、いざ出発。2年ぶりとなる。

             

 中央あたりが、スタートした駐車場。右の樹林を登って来たことになる。左手にスキー場。 スキーシーズンは、スキーリフトを使って途中まで上がり、そこからあるく。

                 

                      避難小屋有り。ここから頂上まで30分ほどだが・・・。

                

                                      遭難碑 

                    

 天気は良いが風が強い。時折、雪のフィルムが風に舞い上がりキラキラ光る。フィルムとは、雪の表面にうすく張った氷の膜。これが強風に剥がされて空に舞い上がるのだ。写真に撮っておこうかと思ったが、何せ一瞬の事なのでよほどカメラのタイミングが合わないと無理。それにそんな時間も無い。

 避難小屋まで登り一休み。ここから頂上まで30分くらいだろう。まわりに遭難碑がいくつかあった。風は益々強くなり結局ここからスキーをつける。

                         スタート部分は狭いが、すぐに大斜面に出る。

                  

                      この大斜面には誰一人いない。全くの貸し切りで思い切り滑り込む。                                                                  

                    

   ここまで滑り降りてなぜかホットした。やはり一人は緊張するがそれだけやりがいもある。写真の正面右奥あたりからスタートした。

             

 早くも連休第一目標は達成した。途中カタクリの花をカメラに写して下山。この日は、近くの百沢温泉で汗を流す。

       

コメント
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