山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

残雪の山 五竜から唐松(遠見尾根~八方尾根) その2

2015年05月18日 | ちょっとそこまで

5月3日(日)

 日曜日のせいか、今日は人が多い。ゴンドラ乗り場は行列が出来ていた。片道切符を買って並ぶ。切符の買い方に少し迷った。片道の切符を購入する場所は、一日券を買う場所とは違っていたから。ゴンドラと、リフトを乗り継いで地蔵の頭近くまで行くのだが、ゴンドラで降り、そのまま歩いて登る人があった。

 私は、昨日、大遠見近くまで行っていたので気分的にゆとりはあった。しかし、若い人のように、速く歩くことは出来ない。兼用グツを履いて、ザックにショートスキーをくくりつけて一歩一歩登る。

                     鹿島槍ヶ岳北面、カクネ里。雪と岩の崩落が激しそうだ。

     

  大遠見と西遠見の標識は雪に埋もれているせいかわからなかった。しかし、この間には、テントを張るに適した場所が続いているので所々でテントを張っている。この辺りにテントを張り、アタックすれば、余裕で帰れそうです。写真中央左下辺りが、西遠見か?。

                   白岳の頂上から、一気に滑り込んだらさぞかし気分が良いだろう。

     

 白岳の下をトラバース気味に登ると、五竜小屋の前に出る。下の写真の後ろのピークが白岳。

                 

 小屋の中。飛び込みの客は良い部屋には入れてもらえないらしいと、聞いたが・・・。玄関に一番近い薄暗い部屋だった。それでも、泊めてもらえるだけ有り難いとしなければいけない。

                

 意外と早く着いたので、ビールを飲みながら景色を眺める。テント場は、20張りほどしか張れなくて、遅くついた人たちはウロウロしていた。

                         この後、すぐにテント場は満員になった。

              

                       今日もむなしく暮れて・・・。しかし、誰も楽しそうでした。

     

 明日は、五竜に登った後唐松まで縦走して、八方尾根を滑る予定。


残雪の山 五竜から唐松(遠見尾根~八方尾根)

2015年05月18日 | ちょっとそこまで

 5月1日(金) 

今日は、五竜白馬スキー場へ。早朝に着いたので、駐車場はガラガラ状態。正月に来たときは、スキー客で混雑していて下の駐車場に車を止めた。ゴンドラリフトの運行状態や、周囲の様子を見るために少しぶらつく。車での泊まり込み、テント泊の人などポツリ、ポツリ。

 出雲部隊が白山に到着するまで、五竜スキー場で遊ぶつもりだった。9時頃、ゴンドラが動き出した。地蔵の頭のすぐ下まで乗り継ぎ、ここからツボ足で小遠見まで行ってみることにした。天気は良く、五竜を目指す何組かの登山者がいた。少し急な雪道を登ると、間もなく小遠見尾根のピークが見えてくる。一時間ちょっとで展望のきく小遠見についた。ここから、引き返す人もかなりいたようだ。

                         スキー場の下部にはもう雪はない。ゴンドラで雪のある所まで行く。

                  

            地蔵の頭を周り込み尾根に取り付く。先行者のトレースがあり助かる。

                   

         小遠見頂上にて。目の前に鹿島槍ヶ岳が見える。カメラマンガしきりにシャッターを切っていた。

                           

 時間の余裕もあるので、更に進む。中遠見はすぐで、大遠見まで幾分時間が掛かったがどういうこともなかった。午後も遅くなって、若いグループが、かなりな軽装で登って来た。この時期の五竜とは、この程度の山なのだろう。山小屋も営業しているらしい。

                    写真中央右下に地蔵の頭。その向こうはスキー場。               

              

                    五竜岳。右端の白いピークが白岳。中遠見からの景色。

                     

                       鹿島槍ヶ岳の北面。カクネ里は、雪で埋まっている。後は爺ヶ岳。

                      

  帰りは、ショートスキーを駆使してスキー場まで。ただ、小遠見まではあまり滑る所はなかったが、小遠見からは大体滑ることが出来た。スキー場でしばらく遊び、白馬の銭湯にいく。 五竜にも、すぐ近くに風呂屋があったが、この時点ではわからなかった。

 風呂から上がり、スーパーで買い物。このスーパーでも何度か買い物をした記憶がある。近くに、新しいスーパーが進出してきていた。

五竜の駐車場に帰り、夕食。外にシートを敷いて焼き肉をする。カセット用の焼き肉セットを持ってきていたのでこれを使用する。風もなく、ゆったりとした時間が流れる。ビールと焼酎で良い気分になる。明日は、五竜の山小屋泊、翌日、五竜に登り、唐松から八方尾根を下り(滑り)、またここまで帰ってくることに決める。