山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

百名山の記録  恵那山

2014年12月16日 | 日本百名山

 2008年9月23日 快晴

 昨日下見をしておいた登山口へ移動する。高速を下りて園原から山手に入る。途中、月川温泉もあり下山のときに寄るには丁度良い。川沿いに進み、広河原の駐車場に到着。

 6時30分スタート。しばらく車道を歩き、川を横切るとすぐに山に入り登りとなる。

                   広河原登山口よりゆっくりと登る。

        

 恵那山とその周辺は、古い歴史を持つが近年まであまり注目されていなかった。この山が多くの登山者たちにより登られるようになるのは、深田久弥によって百名山に推されてから。

      見晴らしのきく稜線までひたすら頑張ると、南アルプスの山々が眼前に姿を現す。

          中央やや左が赤石岳。その横にかすかに富士山が見える。

    

 ウエストンが登った時も、やはり富士山が見えたそうです。深田久弥が登った時は、見えなかったそうだが、代わりに白山を見たと記している。

                    イザナギ、イザナミを祀る恵那神社。

     

  頂上近くには、山小屋とトイレがありどちらも清潔そうです。小屋泊まりすればいいとおもった。ただし、水はない。しばらく行くと御岳山を見晴るかす展望のきく場所に着く。

                          9時05分 頂上

        

                             御岳山

       

 眺望を楽しみ、ウエストンや深田久弥の頃にに思いをはせながら12時35分に下山する。  

 近くに、古い時代の面影を残す東山道があるので行ってみた。神坂神社もあった。

           東山道 (古い時代の中仙道)   車が1台やっと通れるような広さ。

      

               神坂神社 橡の大木があり、沢山の橡の実が落ちていた。

      

 東山道は、滋賀の都と東北をつなぐ官制道で、防人として年貢代わりに差し出された東北の若者たちが通った道。当時、神坂峠は難場中の難場。防人は、生きて帰る事はなかったようです。神坂神社に何を祈ったのだろうか。

        

  月川温泉に寄ってから、今回最後の山となる大台ヶ原に向かう。