山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

百名山の記録 至仏山

2014年12月09日 | 日本百名山

 那須高原を降りて尾瀬に向かう。途中、日光市から中禅寺湖・男体山を回って戦場ヶ原の駐車場泊。夜雨が降る。

 9月20日 尾瀬戸倉駐車場からバスに乗って鳩待峠着が12時20分。天気はあまり良くないが、山の鼻まで行き、13時30分に着いてすぐにテントを張る。他にテントは一つも見当たらない。

             

       時間があるので散歩に出かける。時折、陽が差す。向かいに見えるのは燧岳。

            

 紅葉には少し早いようだった。

            

 明日登る至仏山は、何とも間の抜けたような感じの山だが花の名所。通行制限もあるが、残雪期にはスキーヤーで賑わう。

            

 9月21日 

 6時10分テント場をスタート。天気は思わしくない。振り返り振り返り登るがガスにおおわれて眺望はない。このコースは、登りの一方通行となっている。蛇紋岩のよく滑りそうな道だ。

 9時20分、頂上着。

          

 燧岳でもそうだったが、至仏山も天気に恵まれない。大体に、尾瀬がきれいに晴れる日はまれらしい。

                                           燧岳 がちょっと顔をだした

             

                  ウラシマツツジの赤がやけけに目立っていた

        

                    ガスの中を鳩待ち峠まで帰る 11時25分着

           

 鳩待峠からバスで戸倉の駐車場まで帰り、温泉に浸る。そして、恵那山をめざすのだがこれは遠い。沼田から関越道に乗り、上信越自動車道、長野自動車道と長いドライブ。姨捨SA泊。途中、以前登った山々を懐かしく思い出す。妙技山や浅間山は全く雲の中だった。

 翌22日も天気は悪いので登山は1日延ばすことにした。中央高速から見えるはずの山々はすっぽりと雲の中。それでも午後晴れ間が出る。阿智PAで濡れたテントを乾かす。明日の天気は良さそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


百名山の記録  那須岳

2014年12月09日 | 日本百名山

 那須火山帯の盟主那須岳。主峰は茶臼岳だ。この山も、観光地化が進み、眺望の良い駐車場からロープウエイが出ている。

 9月19日 8時30分、ロープウエイに乗り9時20分茶臼岳山頂へ。

                        頂上の那須岳神社

            

                     頂上から、3本槍岳方面を望む

           

 あまりにもあっけなく山頂に着いたので朝日岳まで行く。3本槍岳は、三百名山に入っている山だが、この山へ登るのは数年後となってしまった。

                         バックは茶臼岳

          

  帰りは茶臼岳の下を回って駐車場へ。途中、噴気もうもうの「無間地獄」の前を通る。この辺りは地熱が強く足下が温かく感じられた。     

            

 駐車場に帰り、近くにある名所・旧跡を訪ねる。

                          殺生石

              

 殺生石は九尾の狐が封じ込められたという伝説の石。その怨念が妖気となって辺りに漂う。以前は、この辺りに近づいた虫や蝶などがガスのために死んでいたそうです。

 芭蕉もこの地を訪れている。

                     湯をむすぶ 誓いも同じ 石清水

    

 他に、次のような句もある。    

                  野を横に 馬牽きむけよ ほととぎす

                  飛ぶものは 雲ばかりなり 石の上

       

 これも近くにある那須温泉神社。壇の裏の戦いの折り、有名となった那須与一もこの神社に祈ったそうな。