山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

百名山の記録 大朝日岳

2014年12月01日 | 日本百名山

 日本の山には色々な名前がついている。大朝日岳(おおあさひだけ)などは、いかにも堂々とした東北の山の特徴をよく表していると思う。二百名山に大無間山(大無間山)と言うのがある。山に大という字がつくと登る前から身構えてしまいそうですね。大朝日岳も大無間山も時間と体力を要する山だが、ガイドブックにある程には時間は掛からない。ガイドブックでは、両方とも一泊を要するとしているが私は何とか日帰りで登ることができた。自分の体力については人様と比べてどうだかよくわからないが、一般的な標準よりは少し元気かもしれないのでこの記録にある時間的なことはあまり参考にならないかもしれない。なにせ、若い頃の記録(60歳前後)だから・・・。

 大朝日岳の登山口に、ナチュラリストの小屋というのがある。ここを利用する人はこの家の駐車場に車を置けるのだが、利用しない人の駐車場は道路脇に数台置ける程度。ましてや、テント等張れる場所はない。(無理をすれば停めた車の後ろに張れないことはない)

 それで、この道をしばらく進み峠まで出てテントを張ることにした。

              

 車で寝るよりテントの方が休まる。

                      今日も1日が暮れていきます

                   

 2008年9月15日

 車を登山口まで移動させて、6時スタート。1日で終える予定なので幾分気合いが入って歩く速度も速めだ。

                               鳥原の別れ 近くに山小屋があるが寄らずに進む

                   

                    9時15分    鳥原山展望台

              

 天気は思わしくなくて、展望はない。途中、水芭蕉やリンドウの花を見る。

 小朝日岳には10時25分着。時折太陽が顔を出す。

                 大朝日岳が真正面に見える。もうひと頑張りだ。

            

 だいぶくたびれてきてストックを頼りに何とか登ると、山小屋が・・・。

 この小屋は素泊まりなので食料や水などない。少しトイレの臭いがした。記念のバッジを買う。

            

 最後の頑張りで頂上へ。11時25分でした。ガスって視界なし。茫茫と広がる山脈が霧の彼方に消えていく。

            

 写真を撮って下山。帰りの中ツル尾根は長くて、まだかまだかと思いながら歩くこと3時間あまり。15時05分見覚えのある登山口に帰り着きました。