大山と烏ケ山
前回、中国地方のオートルートの概略を記したが今回はこのルートについてもう少し詳しく記してみる。
日本オートルートにしてもそうだが、年々の自然条件によってかなりの違いがあるのはいた仕方ない。
日本オートルートは、立山は室堂をスタートし薬師岳、黒部五郎岳、三俣蓮華岳とつなぎ、西鎌尾根を槍ヶ岳へとたどって上高地へと下るルートであり、山スキーヤーあこがれのコースだ。
普通4泊から5泊で抜けられ、5月連休は途中の山小屋の営業が始まるのでテントか山小屋利用、あるいはこの両方を利用することもできる。(小屋の営業は事前に確認しておかないといけない)
私が始めてこのルートに挑戦したときは、天候の影響もあり太郎平小屋で2泊することになった。(難ルートなので十分な余裕をもって望みたい)
では、中国オートルートはどうだろう。まだ実践していないので確かなことはいえないが大体3泊ぐらいでやれるのではないかと思う。ただし、テント利用と宿泊所利用ではだいぶ違ってくる。
第1案(テント利用)
1日目 犬挟り峠~蒜山三座~オロガタワ(泊)
2日目 オロガタワ~皆ケ山~鏡ケ成(泊)
3日目 鏡ケ成~烏ケ山~キリン峠(泊)
4日目 キリン峠~槍尾根~大山寺
弟2案(テント利用)
1日目 犬挟り峠~蒜山三座~皆ケ山(泊)
2日目 皆ケ山~鏡ケ成~烏ケ山(泊)
3日目 烏ケ山~キリン峠~槍尾根~大山寺
第3案(宿泊所利用)
1日目 犬挟り峠~蒜山三座~鏡ヶ成(休暇村宿舎泊)
2日目 鏡ケ成~烏ケ山~キリン峠~槍尾根~大山寺
船上山まで伸ばすとなれば、これにもう1泊加わる。
3泊ともなれば多分15㎏前後の重量が予想されるが、これを担いで歩き、滑ることになる。
このコースは途中のデポも考えられるので、地の利のある人はそれぞれに工夫してみるのもいいかもしれない。
なお、第3案の宿舎所の利用は、よほどの天候に恵まれて軽装で飛ばしに飛ばした場合のことで、よほど体力がなければ無理かもしれない。
ちなみに、私の夏の体験から言うと、蒜山三座を15㎏~20㎏を担いで往復するのに約8時間かかった。夏と冬とでは、条件も様々に異なるもののスキーの長所が発揮できれば意外なタイムになるかもしれない。
今日は下見にとアゼチから皆ヶ山を目指す。なにせ上蒜山と鏡ヶ成の間を歩いたことが無いので不安。一応下見をしておこうと思ったから。
中央やや左に皆ヶ山。右にアゼチ峠とアゼチ山
皆ケ山頂上(2月7日)
アゼチより見る皆ヶ山(2月7日)
皆ヶ山から見る上蒜山
皆ヶ山から見る烏ヶ山。手前に擬宝珠山からの尾根が見える。
快晴の上蒜スキー場からシールにてスタート。オロガタワからアゼチに登る予定だったが、小川を渡る折対岸にスキーを投げたら、ライトのビンディングがポキリと折れたので仕方なく途中の尾根から取り付くことにする。
雪のしまりも良く、アイゼンなしでも快適に登ることができた。アゼチの頂上から皆ヶ山まで縦走し、アゼチ峠から沢沿いに来た道へと帰る。滑れないのが残念だったが、初めてアゼチに登れてよかった。
これで、上蒜から鏡ヶ成へのおおよそのルートを直に見ることができた。後はトライするだけだ。
前回、中国地方のオートルートの概略を記したが今回はこのルートについてもう少し詳しく記してみる。
日本オートルートにしてもそうだが、年々の自然条件によってかなりの違いがあるのはいた仕方ない。
日本オートルートは、立山は室堂をスタートし薬師岳、黒部五郎岳、三俣蓮華岳とつなぎ、西鎌尾根を槍ヶ岳へとたどって上高地へと下るルートであり、山スキーヤーあこがれのコースだ。
普通4泊から5泊で抜けられ、5月連休は途中の山小屋の営業が始まるのでテントか山小屋利用、あるいはこの両方を利用することもできる。(小屋の営業は事前に確認しておかないといけない)
私が始めてこのルートに挑戦したときは、天候の影響もあり太郎平小屋で2泊することになった。(難ルートなので十分な余裕をもって望みたい)
では、中国オートルートはどうだろう。まだ実践していないので確かなことはいえないが大体3泊ぐらいでやれるのではないかと思う。ただし、テント利用と宿泊所利用ではだいぶ違ってくる。
第1案(テント利用)
1日目 犬挟り峠~蒜山三座~オロガタワ(泊)
2日目 オロガタワ~皆ケ山~鏡ケ成(泊)
3日目 鏡ケ成~烏ケ山~キリン峠(泊)
4日目 キリン峠~槍尾根~大山寺
弟2案(テント利用)
1日目 犬挟り峠~蒜山三座~皆ケ山(泊)
2日目 皆ケ山~鏡ケ成~烏ケ山(泊)
3日目 烏ケ山~キリン峠~槍尾根~大山寺
第3案(宿泊所利用)
1日目 犬挟り峠~蒜山三座~鏡ヶ成(休暇村宿舎泊)
2日目 鏡ケ成~烏ケ山~キリン峠~槍尾根~大山寺
船上山まで伸ばすとなれば、これにもう1泊加わる。
3泊ともなれば多分15㎏前後の重量が予想されるが、これを担いで歩き、滑ることになる。
このコースは途中のデポも考えられるので、地の利のある人はそれぞれに工夫してみるのもいいかもしれない。
なお、第3案の宿舎所の利用は、よほどの天候に恵まれて軽装で飛ばしに飛ばした場合のことで、よほど体力がなければ無理かもしれない。
ちなみに、私の夏の体験から言うと、蒜山三座を15㎏~20㎏を担いで往復するのに約8時間かかった。夏と冬とでは、条件も様々に異なるもののスキーの長所が発揮できれば意外なタイムになるかもしれない。
今日は下見にとアゼチから皆ヶ山を目指す。なにせ上蒜山と鏡ヶ成の間を歩いたことが無いので不安。一応下見をしておこうと思ったから。
中央やや左に皆ヶ山。右にアゼチ峠とアゼチ山
皆ケ山頂上(2月7日)
アゼチより見る皆ヶ山(2月7日)
皆ヶ山から見る上蒜山
皆ヶ山から見る烏ヶ山。手前に擬宝珠山からの尾根が見える。
快晴の上蒜スキー場からシールにてスタート。オロガタワからアゼチに登る予定だったが、小川を渡る折対岸にスキーを投げたら、ライトのビンディングがポキリと折れたので仕方なく途中の尾根から取り付くことにする。
雪のしまりも良く、アイゼンなしでも快適に登ることができた。アゼチの頂上から皆ヶ山まで縦走し、アゼチ峠から沢沿いに来た道へと帰る。滑れないのが残念だったが、初めてアゼチに登れてよかった。
これで、上蒜から鏡ヶ成へのおおよそのルートを直に見ることができた。後はトライするだけだ。