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山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

大山正面登山道横(通称新ズリ)滑降 H31 4/4

2019年04月05日 | ぶらり

 今年初めての大山は頂上からのスキー。寒さも和らいで来たので朝も早く寝床から出られるようになった。体もだいぶ鈍っているのでとにかく頂上まで登ろうと思い出掛ける。しかし、遠目に大山を見ると結構雪がある。

 急きょ頂上から滑る事にした。

                        この写真は、下山してからのものです。

             馬喰座より                               ドングリ村のすこし下

      

  のろのろだが、何とか六合目。ここまで来ればしめたもの。体もすこし慣れてきた。元気な頃は、三合目あたりで順応していたが今では六合目あたりまで登らないと体が慣れてこない。

 下の写真のにある真ん中の人物を見て下さい。半袖一枚で下りてきます。いくら天気が良いからと言って夏用の半袖一枚はないだろうとびっくりした。「風邪をひくよ」と言ったら「大丈夫だ」と・・・?

     慣れもあるかも知れないが、気の持ちようかもしれない。気合いの入れようが違うらしい。

                        

 その先を登るボーダーは7合沢を滑ったそうだ。

 これは、八号沢。ここを滑れば良かったと後で思った。

                      

            別沢入り口                           これも別山沢入り口あたり 

          

                    頂上小屋  最近の降雪が屋根に残っている。

                

                 この日、縦走者はいませんでした。条件的にはよさそうだが・・・。

              

 頂上から8合目あたりまでの緩やかな斜面を滑るのは楽しい。だだっ広いが、安心してゆっくり滑れる。ゲレンデとは違う山スキーの楽しさを満喫できる。 ここでは、急斜面を滑り降りるのとは別の充実感がある。

 いよいよ今日の目的地へ。しかし、雪が払われてとてもじゃ無い。左手に雪があるので大きく回り込んで雪面をさがす。幾分急な出だしたがおもしろい。すこし滑り下り、途中から右手の雪面に入る。さてここからと思いきや。

                   

 回り込んだのは良いが、雪の塊がゴロゴロしていておもしろくない。何とか滑り下るが、間の無くブッシュが出てきた。

                 

    最後は、スキーを担いで帰る事になった。もう桝水側は、滑らない方が良いかもしれませんよ。

                 

 今年の大山で残されたコースは、頂上からだと元谷側、3の沢、振り子沢、剣沢(三姑峰の下を滑り、最後は中宝珠か下宝珠に登り返す)ぐらいだろうか。落石に注意しましょう。

 

  


八雲 熊野城跡

2019年03月28日 | ぶらり

 松江市熊野町は、熊野大社や八雲温泉があり近くに天宮山(天狗山)もあり、ちょっとした観光には良いところです。また、八雲温泉近くから大東方面には戦国時代の熊野城跡がありここに登ると眼下に熊野の集落や八雲大社などが見える。

               

 八雲温泉を横に見て、しばらく進むと標識有り。

        

                            ここが登山口。駐車場もある。

                 

                              荒れた竹林の中を進む。

    

                       道は整備してあるが、今は他に何も無い。

                

                              これが頂上です

             

                          昔のことが書いてあります。

 

      

             井戸の跡

      

 

 遙かな昔、ここに男達がたむろしていたかと思うと歴史の不思議さのようなものを感じます。

                眼下に見えるのは熊野の集落。中央あたりが熊野大社と八雲温泉。

            

 春とはいえ、風は冷たく往古を忍ぶにはいいが、寒さが身に染みてきて温泉に行く。桜もそろそろでしょう。(3月28日)

 

 

 

 


 八雲 天狗山

2019年03月10日 | ぶらり

 3月8日(金)

素晴らしい天気となった。ひさしぶりに八雲温泉に行くついでに天狗山に登る。

 八雲温泉を過ぎて間もなく左手に案内板があり、それに従って進む。途中道が狭くなり二手に分かれるが、ここを左に入ると最後の民家か有り。いゆもここで犬に吠えられる。

 間もなく奥の駐車場だ。梅の花が咲いていた。

   花が咲いてからひどい冷え込みがなかったから今年は梅の実は豊作だろう。

                         

    アオキの紅い実は、まるで宝石のようです。                  雪解け水には勢いがある。

               

            

                 林道をしばらく歩くと登山口。ここまで二十分くらいか?

            

                  途中最後の水場。ここで一休み。意宇川の源流です。

              

                     頂上のブナの木は、わずかに新芽が膨らんでいる。

             

 今年の連休は、横尾から蝶ヶ岳に登るつもりだ。ただ、北海道の春山も良いような気もする。体力があればだが・・・。


春の朝日山

2019年02月23日 | ぶらり

    朝日山の頂上、東の峰。向こうに見えるのが西の峰。西の峰から経塚山へ行ける。  登山口から約四十分で着きました。     

 

                 

                      遙かに恵とも漁港が。そのむこうには原発。

                

                                   古浦海岸からの登山口。

                

此の石段を登るのがポイント。讃岐の金比羅山と同じ段数にする予定だったそうですが、残念なことに自然景観条例に引っかかって途中で終わったそうです。

                 

石段を終えた所。向こうに以前ゲートボール場があった。春に桜が咲き向こうに海が見える。良いところです。ここから山道になる。

                

       西の峰 向こうに見えるのは経塚山。東ノ峰から道が整備されています。ハイキングの長野さんにより整備かな?

                          

  登山口から続く石段の脇に、椿が咲き誇っています。秋に実がなるが、この実から椿油が出来る。昔は競って拾われた。

                  

 今日(23日)は天気も良く、ぽつぽつ登る人があった。 

 そろそろ大山の春山スキーだ。雪の具合はどうだろう。

               


年末・年始の上高地(その4)

2019年01月09日 | ぶらり

                           正月の上高地

                       

                 

 

 早くも帰松することになったが、そのルートに少し迷う。近くのスキー場にも寄っていきたかったからだ。しかし、結局やめにした。近くのスキー場とは、乗鞍スキー場、野麦峠スキー場、そして安房トンネルを抜けたところにある平湯スキー場だ。

 帰り道のすがらスキー場はたくさんあるので一応松本まで出て、大町を抜け白馬村に向かい途中鹿島槍スキー場に寄ってみる。ここは、白馬八方尾根スキー場や五竜白馬スキー場ほど大きくはないがまあ手ごろなところだろう。以前から気になっていたスキー場のひとつでもある。

 沢渡の旅館で朝食を摂り出発。この日、正月のため客はなかったので玄関先まで見送りのあいさつを受ける。なんだか感激した。松本市には寄ってみたい名所も多いが通過して大町に入る。この町も、山とは切り離せない歴史のあるところです。山岳博物館もありもう一度行ってみたかった。

 鹿島槍スキー場は、大町からしばらく行ったところ。時間的に遅かったためか車の混雑はなかったがスキー場の駐車場はほぼ満員。何とかスペースを見つけて車を入れる。初めてのスキー場なので勝手がわからず取り合えずリフトに乗り高そうなところまで上がった。今年初めてのスキーはぎこちない。おまけにひざの調子は良くないからおそるおそる滑る。1本目を何とか終えたら、意外と調子が出てきた。

       

                 天気が良ければ鹿島槍も見えることだろうか?

       


 午前中を滑り、そのあと白馬町の無料駐車場に入り就寝。

 翌朝、天気は良くない。若者はスキー場に向かうがスキーはあきらめて帰ることにする。途中、道の駅小谷によってみたが早いのでまだ開いていなかった。このあたり、積雪も多くなるが道路はきちんと掻いてあるので運転は心配なかった。  

                    道の駅前 雪は幾分深いが道路はよくかいてある。

          

 この後、糸魚川に出て親不知を通過し新潟~富山~金沢~福井~敦賀~舞鶴~中国道と走り帰松。(途中で1泊した)

 思ったのは、北陸自動車道の道路事情は意外とよかったことです。大雪でも道路事情はいいのは財政的に恵まれているからだろう。

  なお、冬の車中泊は寒いと思われますが、自分は羽毛のたっぷり入った寝袋を使います。ちょっと高価ではありますが、これさえあれば厳冬の富士山でも

大丈夫です。ただ、かさばりすぎるので山へは持っていきません。もちろん、下に毛布などを敷きます。もう一つのアイディアは、就寝用にアルコールを備えて

くことです。神経が昂ぶっているときなど飲むとよく眠れます。

 


年末・年始の上高地(その3)

2019年01月08日 | ぶらり

元日は特に寒かった。梓川の向こうに朝日が当たり、前穂から吊り尾根そして奥穂と輝きを増していた。いつもはカメラマンの姿を見るのだが今日は一人も見当たらないのはなぜだろう。

 川岸まで下りて中州にわたる。昨夜降った雪は気温が低かったせいか結晶が大きく成長していて、おもしろい形をしている。よどみの水は凍っていて、その上に精巧に作られた雪の勲章のように散らばっている。

                

 カメラを持つ手が冷たくて、写真1枚写すたびにポケットに手を入れる。

                   

                 しぶきも凍るとは、このことだ。ガラス玉のように凍り付いていた。

             

                                 まさに別世界

                   

 

                

 

              

 

                

  雪の芸術が堪能できた。

 写真を撮り終えてテントをたたむ。おととい来たばかりの道を釜トンに向かって引き返す。途中、タクシーと宿に電話を入れておく。今日は元日だ。来る人帰る人はぽつぽつ。

 車の中で、運転手さんが、上高地は今世界の上高地ですと言われた。そして、ダイヤモンドダストがみられるのは、上高地と北海道だけですと自慢そうに話された。上高地は確かに標高が高いから気温も低くそういう現象がみられるのだろう。しかし、国内でもまだ他の地方でみられるのではないかとも思う。

 宿について温泉に浸かって蕎麦を打ってあげた。大体の道具はここに置いてあり、他に必要なものは持参してきていた。夕食で他のお客さんと一緒に食べた。

   


年末・年始の上高地(その2)

2019年01月08日 | ぶらり

 

   31日は大晦日。徳澤の天気はよい。暗いうちから登山者の足音が聞こえる。今日、明日は好天にめぐまれるはずだ。松江を発つときに予想したとおりになったが登るのをあきらめていたので明るくなるまでシュラフのなかでゴソゴソしていた。

 8時過ぎに食事を終えて横尾まで行ってみる。

                              横尾から仰ぐあの山は?

                       

                         雪煙が上がっている。前補北尾根だろうか。

                  

                                                                                      横尾のつり橋

                 

                               梓川の水量は少ない

                 

 横尾から蝶ケ岳に登るルートがあるので少し歩いてみた。トレースもあり雪は少ない。登るだけなら問題はなさそうだが帰りは大変だろう。アイゼンを忘れたのは大失敗だった。後ろ髪をひかれる思いで引き返すことにした。まあ、来年もあるし山は逃げない。

 徳澤まで帰る途中、雪面が嫌にキラキラしていた。雪というより氷の結晶が太陽に反射して光っていた。自然のイルミネーションといったところか。昨夜、ダイヤモンドダスト現象があったのだろう。

                  


 徳澤まで帰りテントをたたみ上高地まで帰ることにする。

                              また元日を小梨平で迎えることになった

                     

 

 

   


年末・年始の上高地

2019年01月07日 | ぶらり

 冬の上高地から蝶ケ岳に登る予定だった。28日に松江江をたち高速で車中泊して沢渡まで。ここでいつも利用する山子屋旅館ともしび泊。素泊まり3,000円、夕食1,000円、朝食500円也。駐車場代、風呂代は無料。酒などの飲み物はそこいらのお店の値段だ。一人部屋に入る。暖房代の灯油代は500円。

 翌日は同じ泊り客とタクシー3人の相乗りで釜トン前まで。一人1,000円ですんだ。

 釜トン前で登山届をするがなかなかうるさい。主に装備について聞かれる。実は、今回アイゼンは不要だろうと思い持ってきていなかったのがいけない。それに単独であったことと歳のこともあり、あれやこれやで蝶への登山はやめることにした。ただし、結果的にはこれでよかったかもしれない。

                           この写真は、帰りに写したものです。

             

 釜トンに入り、もう一つのトンネルを抜ける。昨年はこの時期やっていた大正池ホテルは締まっている。客が少ないからだろう。帝国ホテル前から河童橋は近い。河童橋で写真を撮り明神まで。ここまで2時間30分くらいかかったか?そろそろ疲れてきた。

                                 上高地着                           

                                                           

                                  明神着

                                             

                                そして徳澤

                                                         

 徳澤でテントを張る。いつもなら水はあるのだが、冬場はないのに気が付いた。そういえば、ここまで来る途中で沢からの水を汲んでいて人がいた。なんでこんなところで汲むのだろうかと思ったものだ。

                                                    今日はここまで

  


     

 

 


伯耆大山 12月19日(水)

2018年12月19日 | ぶらり

 

 足慣らしにと大山に登る。途中、山の上部8号目あたりから上に嫌な感じの雲がかかっているのが目に入る。きっと頂上付近は風が強いことだろう。

 南光河原の駐車場には意外と車が多い。準備を済ませてスタートしたのは9時30分頃。今年初めて履く靴だが、しばらくはぎこちないのはしょうがない。

 2合目までが嫌に長く感じるのはいつものこと。たぶん体が慣れないからだろう。ブナの木が冬の眠りに入り静かにたたずんでいる。時折風がふきぬけて小枝をゆする。

 1合目から2号目あたりはブナの林だが今日も本当に森閑としている。一人で歩いていると妙な気がしてくる。ブナの存在感に圧倒されるようだ。2合目を過ぎて3合目、4合目と休まずに登る。

            4合目にて だいぶ雪も出てきたが少ない。  

  

                 豪円山が見える

   

       はるかに甲ケ山が 今年は甲でテントを張らなかったのは少し悔やまれる。

  

 

   6合目でアイゼンを付けた。今までは冬の大山で登りにアイゼンを付けたことはまずない。訓練を兼ねてそうしていたが、今年はひざがまだ本調子ではないのでそうした。

   今日の雪ならキックステップで十分なのだが・・・。

    6合目の避難小屋で下山してきた人たちが休んでいた。

  

  6号目あたりから風も強くなり、視界は悪い。とてもカメラを出す暇などなかった。ガスと風の中、何とか頂上小屋につく。

  これは小屋の入口。ここでアイゼンを脱ぐ。気温は0度c。暖かだが外は風が強い。

 

 中からの写真。この時誰もいなかったが間もなくして2名の登山者がほぼ同時に登ってきた。

 

 10分ほど休憩し床に入った雪を箒とスコップで掃き出してから下山。トレースを探しながら・・・。

 足の状態はそう悪くはないが、やはり違和感があるし時々痛む。稀勢の里ではないが、早めに直したい。本番はまもなくだが間に合うといいが。

 次のブログは、来年になります。蝶ケ岳の様子などを贈ります。


年末・年始の計画  上高地から蝶ケ岳 乗鞍スキーなど

2018年12月16日 | ぶらり

 秋の蝶ケ岳下見をしたのでいよいよ冬の蝶ケ岳だ。

 10月ころから右ひざの調子がおかしくて医者に診てもらう。レントゲンでは骨に異常はないようです。それで、ヒアルロンサン注射をされ、飲み薬をもらう。

 ヒアルロン酸注入はあまり関係ないようにおもう。関節がおかしいのではなくて筋が痛んでいると思うのだが。たぶん、ひざの横当たりが炎症を起こしている。

 飲み薬は炎症を抑えるものらしいが、結局のところ薬を飲みながら自然な回復を待つしかほかに方法はないようだ。

 それにしても治るのが遅い。傷んだ筋肉や筋が元通りになるまではこんなに時間がかかるのだろうか。リハビリを兼ねて歩いているけど、違和感があり時々痛みが

 走ることもある。とにかく年末までには何とか直したいものだ。

 そんなことで、最近あまり山にはいっていない。秋の大山3の沢の後は、古浦海岸から朝日山へ登つたぐらいです。

 それに、自治会関係のの雑用も多く忙しい。特に12月は、いろいろあるが、蕎麦を120食ほど打たないといけない。4日間にわたって打つわけだけどなかなか大変です。

 趣味で始めた蕎麦打ちで、まったくの素人だけど下手でも続けていれば何とかなるもので、団地内で注文を取りもうけは、年寄り会に収めて酒代の足しにしています。

 今日は、今から30食を打ちます。1食350円、たれ付きで、あまりもうけはない。たれは、元料理人の方にお願いして作ってもらっている。


                                                                             吹雪の野麦峠超え

                                                

                                                    


 それにしても今年は雪の降るのは遅い。例年ならもうそろそろ積もってもいいが・・・。蝶ケ岳に行く前に一度大山に登っておきたい。