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山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

自転車こいで(その1)

2012年03月05日 | Weblog

 自転車をこいでぶらりと出かけてみるのもおもしろい。体力づくりを兼ねながらあちこち春を求めてぶらつく。 古浦海岸から六坊。稲ずみ、片江、七類から雲津。出雲大社から日御碕。宍道湖岸から出雲自転車道で神立橋までななどと最近こぎ回ってみました。

 良かったコースは、稲ずみから雲津。アップダウンもさることながら、ひなびたかんじの港町を周り、人気の無い海岸線を潮風に吹かれながら行くのも山歩きとは別の味わいがあります。

                  波打ち寄せる春の海。 稲ずみの浜辺。

 

         片江港。かって遠洋漁業で栄えた港。片江船団という名も今は昔。

 

                美保関町惣津。いん石が落ちた家の前です。

 

            七類港。寒風の中、グラウンドゴルフに興じるお年寄り。

 

               海を見ながら必死に自転車をこぐ。法田あたり。 

 

 法田、諸喰と過ぎて雲津港へ。海岸沿いに行けるのはここまで。ここから山越えで境水道に出る。 

 

  山を越えると大山が霞に浮かぶ。

                     春なれや 名もなき里の 春がすみ (芭蕉)

  馬鹿の一つ覚えのようですが、春を旅する季節になるとつい口に出ます。

                      山眠る 山のふもとに 海眠る 悲しき春の国を旅ゆく (牧水)
 
 この詩もいい。牧水や啄木の詩にはなぜか心惹かれます。

  

    境港からの出船。 何処の港に着くのでしょう。 外国航路に乗って、世界一周でもしたくなります。

  

 ついでに、美保関灯台までと思いましたが、時間がないので帰る。さすがに後半はちょっとした坂道でも苦しい。日没直前に我が家に到着。今日もくたびれたが酒はうまい。


大山 3月

2012年03月04日 | Weblog

 ひと月ぶりの大山。今日は、幾分天気もいいようなので出かける。南光河原の駐車場は満車。仕方なく、少しばかり桝水よりの道路脇、水場のあるエリアにいく。運良くスペースがあったので千円もうかった。気温や雪質などからアイゼンは持たず、スキー板は軽いやつをザックにつける。シールもやめて歩きに徹する。ここから、しばらく(200m?)大山寺方向に歩き、宿坊の前を抜けると夏道にぶつかる。いつもは、キャンプ場の前まで歩き夏道の0合目から歩くのだが、これは遠回り。自転車こぎの成果が出たのか体の調子はすこぶる良くて休まずに5合目まで。

    アイゼン、ハーネス、ザイルで安全確保か? この日は訓練登山があったようだ。この辺りから小雨となり時々小雪が混じる。

 

 ヘリが上空に現れて来た。下山者に聞いたら、草鳴社ケルンのあたりから誰かが滑落したらしく、相方が救助要請をしたとのことでした。何でも、ストックか何かを落とし拾いに行って滑ったらしい。

 6合目あたりから視界も悪くなる。頂上からの滑降はあまり期待せず、とにかく頂上まで登る事とする。

                          頂上小屋の西側。

                           二階の入り口。

 

               タヌキのねぐら・・・?。ここが正規の入り口です。

 小屋は、完全に雪に埋まり入る気もしない。頂上に行ってすぐ引き返す。スキーどころの話ではない。

 

 

 6合まで下りここで板を着ける。しかし、登るのに比べて下りの早いこと。6合の小屋も雪の下。しかし、入り口の雪はかいてあった。沢山の登山者がいる中で板を着けスタートするが見られているようであまり良い気持ちではない。それにしても今日は他にスキーヤーもボーダーも見当たらない。とりあえず斜滑降気味に6・7合沢を横切って8合沢に出る。

 尾根筋にトレースがありました。ここを詰めれば7合沢の上部8合目付近に出るはずです。物好きなヤツもいるものだと思ったが・・・。

 

 6合の小屋の周囲に人が見ています。物好きなヤツが滑っていると思われているのだろうか?

 

 この辺りから雪質も良くなり華麗なターンで元谷小屋まで。いつもは小屋の前を滑り抜けるのだが今日は、小屋の後ろを滑った。これが正解。途中、ほとんど歩くことなく元谷を抜けられた。下宝珠出会いへの途中で、ショートスキーをザックにしまっている男性に出会う。聞くと、スキーが埋まって滑れないそうだ。チラリと観察したところだが、ゲレンデ用のショートスキーのようだった。今日の雪質なら、山用のショートで充分滑れるはずだ。雪質はザラメではないもののかなり近くなってきている。

          金門での写真。雪解けが始まっています。春はもうそこまで。 

                         大山寺も大雪で・・・。

                      除雪もだいぶん進みました。

 太陽さえ顔を出せば頂上からいつでも滑れそうです。何せ、今年の大雪。変な所に雪庇が出来たりしています。8合沢下部には、デブリがありました。降雪日の翌日は危険が一杯ですが、これからはもうまとまった積雪はないのでは?最近、頂上に立っていないので滑ることより頂上まで登ることを考えていました。やはり山はてっぺんに立つと達成感のような満足感がありますね。天気には恵まれなかったがいい一日でした。

                                  (あまり早い時間に登ると表面がクラストして滑りにくいです。ゆっくり行きましょう。)

 


自転車こいで。 この時期の鍛錬は自転車で

2012年02月25日 | Weblog

 冬場は天気の関係もあってあまり山に行く気がしない。家でゴロゴロしているのは良くないが、走ったり歩いたりするのも変化がない。そこで、最近購入したマウンテンバイクで出かけることにします。

 

 はじめは、近場で、そしてだんだん遠出。一度、枕木山まで遠征したが、枕木山入り口でダウン。自転車を押しながら登りました。以後、しばらく鍛錬を重ね、大根島、一畑薬師と宍道湖一周。そして、再度の枕木山挑戦です。

 2月24日(金)、思い立って宍道湖一周へ。湖北道を避けて裏道を行きます。アップダウンの連続で大変でしたが、一畑薬師への看板を見て気を取り戻し必死にペダルをこぐ。

                           何とか着きました。

 

 大変な登りで途中小休止。小便をして又頑張るとついに着きました。下の写真は、釈迦の弟子たちの羅漢像です。

  これは、一体何体あるのでしょう?

 

 登りは苦痛だが、下りは早い。宍道湖畔に出ると素晴らしい専用道路が斐川町まで続く。湖遊館の裏側を抜け斐伊川沿いに大社方面に向かう。

 

 

 

 後を振り返る。ここから斐伊川を渡り出雲空港方面に向かい、九号線に出る。右手斐伊川。

 

  一畑薬師を下ると、後は平坦な道ばかり。ただ、九号線からは車が多い。安全に走るコツは道路の右と左の造りを見極めること。どちらかに歩道・自転車道が整備されている。玉湯町は、両側とも良く整備されていて感心した。宍道湖を見ながらペダルをこぐが玉造までの長いこと・・・。

 

 日も暮れて、やっと松江に着きました。約六時間の自転車こぎには参った。早く帰って熱燗でいっぱいやることだけを楽しみに寒さに震えながら帰りました。

 

 これでいくぶん自信を得て、よく25日(土)は枕木山へ。枕木山も一畑薬師もきつさは同じようです。登りはじめの20分くらいが一番きつい。後は幾分斜度も落ちるが耐久力の勝負。我が家から、一時間ほどで頂上に到着。

 頂上のソバ屋は人気が無かった。ここのソバは、固いのが特徴だが味は良い。しかし、最近営業をしているかどうかよく分からない。以前は、境内の近くにも土産店があったものだがとっくの昔に無くなってしまった。これも時代の流れか。

 山越えをして、野波方面に下りようと思ったが、道路は雪。

 

 やむなく引き返す。自転車の登りは、走るよりきつい。心配機能と足腰の鍛錬には良いようだ。

 


広島県民の森から 吾妻山へ

2012年02月17日 | Weblog

 2月13日(月) 広島県民の森から出雲峠、烏帽子山を経て吾妻山への一泊のツアー。メンバーは、出雲の妹尾さんと植田さん。雪降りしきる奥出雲は三成の駐車場で落ち合う。松江は雨模様だったが、奥地は雪。一路広島県民の森へ。

 平日のせいかスキー場は閑か。山にはかなりの積雪だが、根開けもそろそろ始まっている。春は近いか。

 

  早速準備に取りかかる。シールを貼ってスタート。先ず目指すのは出雲峠。途中、毛無山へのトレースを見かける。

 

 順調に出雲峠の避難小屋に到着。一休みする。ここまでは、緩い登りなので問題はなかったが・・・。

 

 出雲峠から、烏帽子にかけて本格的な登りが始まる。トレースははっきりしているが、途中から夏道をそれて直登コースになる。ジグザグを繰り返しながら頂上へ。視界は悪く、比婆山も吾妻山も見えない。道しるべが雪の中から頭を出していた。幾分吹雪き加減の中、大膳原に向かうがトレースが見つからない。少しばかり慎重になったせいか頂上をうろついたが、方向的には問題は無いので板を外しツボ足で樹林の中を下ると、間もなく踏み跡を見つけホッとする。烏帽子から大膳原へのコースは、小さな尾根筋にあり、両側に大きくそれなければ良い。進行方向右手が島根県側で、左が広島県側となる。どちらにぶれてもいけない。視界が悪いので気を遣う。結局、板を外したままで大膳原まで下る。

       

小屋に入り、早速水をつくり夕食の準備。牛肉と里芋、それに白菜を入れた芋ナベで乾杯。焼酎一升を空けて小屋の中に張ったテントに入る。植田さんの詩吟を聴いたり、歌集の歌をうたったりして夜が更けた。

              

 翌14日は雨。頂上はあきらめる。

 

 

 烏帽子に登り返して板を着ける。雪は重く思うように曲がらないが何とか出雲峠まで滑り下りる。しばし休憩して、後は緩やかな下り道を駐車場まで。スキーは早い。

 湯村温泉に入って汗を流し、疲れ果てて帰る。やはり、山は天気です。

 

 


雪の大山 2月4日(土)

2012年02月07日 | Weblog

冬型の気圧配置が緩むとの気象予報にだまされて大山へ向かう。相棒は、出雲のテレマーカー妹尾さん。9時にドングリ村の駐車場で落ち合い南光河原駐車場へ。何とか空きスペースがありました。

 五合の道標もほとんど雪の下。雪の深さを実感できると思います。

 

 スキーを担いでいざ出発。雪は多いがトレースはばっちりでした。それでも息も上がってつらい。ポツポツ歩いていたがいつの間にか先行者たちに追いつく。5合目あたりから風が出てきた。

 頂上を目指す登山者。頂上は猛吹雪のようです。

 

 テレマーカーの妹尾さん。山スキーに転向する人が多い中、頑張っています。テレマークも山スキーも道具。それぞれ特徴があります。

  

    ここでカメラの電池が無くなりました。ごめんなさい。  

6合目の小屋は雪に隠れて見えず、猛烈な吹雪。頂上を目指す目的なら登っても良いのだが、今日はスキーが目的。ここ大山では、天気予報は当たらなかったようだ。期待していた頂上からのスキーをあきらめてここから牡丹沢に入る。若いボーダーが2人、先に滑り込む。吹雪で視界がないから板をずらすような感じで移動する。しばらく下降すると風も弱まり周囲が見えるようになった。雪崩の心配をしながら滑りはじめるが、雪質は良い。思い通りのシュプールでブナ林の間を滑り抜ける。短いが、楽しい一日(半日)でした。天気さえ良くなれば頂上からの滑降は最高だろう。大山も、いよいよ本格的な山スキーシーズンに入りそうです。

 


吾妻山 12,1,30

2012年01月30日 | Weblog

 今年初めての雪山。体慣らしを兼ねて吾妻山へ。しかし、交通止めが・・・。引き返そうかと思ったが、よく見ると迂回路がありました。

           通行止めと迂回路                            土砂崩れでもあったようです。

                                                          

  下の駐車場(トイレのある)には車はおけそうもないので奥に進むと、養魚場入り口の駐車場は雪もかいてありました。スキーにシールを貼りスタート。今日は、ファットスキーです。この板にシールを貼って使うのははじめて。もともと、八甲田のパウダー用に買ったもの。

                            水音が聞こえました。静寂そのものです。  

 中原中也の詩「冬の長門峡」をふと思い出した。 「長門峡に、水は流れてありにけり。 寒い、寒い日なりき・・・」というフレーズの詩。人気のない冬の山の中、水音だけが聞こえてきたからだろうか。

   

 

                  峠着。 ここまでが結構きつかった。結局、小屋まで約二時間程掛かりました。

  

                               小屋でしばらく休み、頂上へ。

   

                        一時太陽が顔を出す。頂上にある雪庇が見えます。

 

  太陽が顔を出したのはほんの一時でした。頂上に着いた頃から雲行きも悪くなる。広島側へ滑るのはあきらめて大膳原へ滑り、一気に駐車場まで。ファットスキーの威力かどうか知らないが駐車場までスムーズに帰り着く。9時30分スタートで、駐車場着が2時でした。

 平日のせいか今日は他に人を見ませんでした。前日のトレースが残っていたが、大膳原では吹雪かれて小屋を探すのに苦労した。雪はやや重めなのでパウダーを滑るようなわけにはいかない。ただ、天気さえ良ければもっと楽しめたと思う。烏帽子山や比婆山方面にもトレースが残っていました。雪の中でも結構訪れる人が多いということか。

 山小屋の水源は涸れていた。もう少し暖かくならないと水は流れないようです。橋の下を掘ってみたがいつものような水量はなくて、利用できそうにい。しばらくは雪を溶かして水を得るしか無いようです。2月13日は、出雲のメンバーと小屋泊まりの予定だが水はどうしようか?

                                                   雪の吾妻山山頂

         遙かに烏帽子、比婆山、池の段そして比婆バレーのスキー場が・・・。間もなくガスに包まれる。 

 

   冬の長門峡     中原中也                             

 

 

長門峡に、水は流れてありにけり。

寒い寒い日なりき。

 

われは料亭にありぬ。

酒酌みてありぬ。

 

われのほか別に、

客とてもなかりけり。

 

水は、恰も魂あるものの如く、

流れ流れてありにけり。

 

やがても蜜柑の如き夕陽、

欄干にこぼれたり。

 

あゝ! ――そのやうな時もありき、

寒い寒い 日なりき。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


雪の大山 12月12日(月)

2011年12月12日 | Weblog

 大山に雪が降り積もったという情報に半信半疑で出かけてみました。南光河原の駐車場に車が数台。雪かきがしてないので入り口辺りに止めてある。到着したばかりの車が立ち往生している。タイヤが滑って身動きが取れないらしい。しばらく見ていたが、ここには入れそうもないので下山キャンプ場を過ぎた所にある水場まで行ってみる。運良く、1台だけおけるスペースがあった。

      

 スキー場開きはまだ先なので、雪かきは充分ではないのかな? とにかく、準備を整えて出発。冬用の登山靴が重く感じられるが、クツはエベレストでも通用するというが本当? 昨年、松江のアウトドア菊信で富士山ように買ったもの。

 相変わらず歩き始めは呼吸が合わなくてつらい。つらければゆっくり歩けばいいのだが・・・。

           これは三合目です                                      これは七合目付近

          

 三合目で、津山の方たちがアイゼンを着けておられた。今日の雪質ではアイゼンはいらないようだけどなあ~。そういえば、下山するときに輪カンを着けて登ってくる方に出会った。登山道は、しっかり踏み固められているから輪カンは必要ない。一体、何を考えているのだろう。

               頂上小屋                                    頂上は何が何だか分かりません

          

                    小屋の入り口にある温度計 風は穏やかだが視界なし。温かく感じた。

    

 避難小屋には入らずすぐに下山。下りは早い。アイゼンなしで十分でした。かかとから踏み込むと、雪が柔らかいせいかよく決まる。尻餅をついても雪の上だからそれだけのこと。一時間ほどで下山です。

   朝方、洞明院の前を通ったら年配の女性が雪かきをしておられた。年末までにもう一度降ればスキー場は大もうけだわと言っておられたがどうだろう。

  

 帰りは、桝水でソバを食べる。ここのソバは結構うまい。

 桝水のスキー場開きは、23日だそうです。車横付けのスキー場なので利用しやすい。全国各地のスキー場で滑ったが、やはりゲレンデはゲレンデ。苗場も八方も湯沢も2~3回滑ればすぐ飽きる。温暖化のせいか、最近北海道のスキー場だって大山とそう変わらないような気がする。そう割り切ると、ゲレンデは桝水でいい。      

  

 

 

 


詳しくは投稿欄・過去の記事から見てください

2011年09月23日 | Weblog

                

                                 北陸200名山・300名山(その3)                                                                                2011.8.8~11 

                       三方岩岳 大門山 大笠山 医王山 鍬崎山

                            (詳しくは投稿欄・過去の記事より)             

           

 

                                      北陸200名山・300 名山(その2                                                                                                                                          2011.8.5~7

                                               川上岳 白木峰  金剛堂山 人形山 三ヶ辻山

                             (詳しくは投稿欄・過去の記事より)             

               

                                                  北陸200名山・300 名山(その1)                                                                                                                                              2011・8・1~4

                                 冠岳 能郷白山 経ヶ岳 大日岳 鷲ヶ岳 位山

                                                        (詳しくは投稿欄・過去の記事より)   

                                

 

                                        近畿200名山300名山(その3)                                                                                         御在所岳と藤原岳                     

 

                  

 

                           九州300名山 涌蓋山と傾山  6月29、30日              

                                             

 

                                  大山槍尾根 ただいま満開 6月9日(木)         

                                

                                    十勝・大雪スキー                

                                          5月2日~8日                                        

                

                         

                                     春の訓練です                  

                                         4月17日~24日

                               吾妻山 大平山 朝日山 出雲北山 三瓶山

                

  

                                     大山  間の沢(横手口沢)               

                                          4月13日(水)

                                                           

 

                                                         大山 振子沢と剣沢                       

                                           4月3日(日)                                                                                  

         

 

                                         大山 キリン峠                                                                                                                                                                3月26日(土)

           

 

 

                     大山元谷に遊ぶ                    

                                

                                                                                                 

 

 

                            大山縦走と剣沢滑降                

                        3月13日(日) 快晴

                                                   

 

                                  雪の野田ヶ山                        

                                                          3月 5日(土) 快晴

               中央やや左にポッンとユートピアの小屋が見えます。

    

 

                      大山南壁 2の沢                 

                        2月23日(水)                   

         

 

                                   大山頂上滑降  大の沢 (0沢)                                                                                                 2月3日(木)   

   (大の沢下部は雪が腐り始めていました。10時35分に登山口をスタートし頂上まで約3時間。それから滑ったので気温も上昇加減。もう少し早く登れば良かったです。それにしても雄大なスケールです。ぜひお試しください。)

                              

    

                             荒れる大山  1月15日と16日                       

              

                            年末年始の山行 関東周辺                               

              一二ヶ岳 金時山 乾徳山 茅ヶ岳 筑波山 御嶽山・大岳山など

                                                                                    

 

 

                    大山頂上 雪山訓練テント泊                   

                             12月  25日(土)

               

 

                          大山山系     冬模様の烏ヶ山                           

                           12月 12日(日)                                                   

                

                     

   

                           大山山系 一級のエリア矢筈・小矢筈と甲ヶ山                                                                                                                                           12月5日(日)

                

 

                 蒜山3座往復縦走  冬場の訓練            

                                                      11月29日

                                               

     

                2010年度 大山一周マラソン大会                    

                                                11月21日(日) 

                  

   

                 古里を訪ねて 尼子古道と独松山                           

                       11月11日(木)         

                 


                   2010年 中国100山 西中国山地編                                                                                     吉和冠山 小五郎山 右田山 寂地山
                          10月31日~11月2日

 

                   


        2010年 日本200(300)名山 近畿(北部)編(その3)                             
                    愛宕山 武奈ヶ岳 蓬莱山
                     10月23日~25日
                      
                             


        2010年 日本200(300)名山 北海道編(その3)                       
                      神威岳 ペテガリ岳
                      9月21日~25日
    

              

            2010年 日本200(300)名山 南近畿編 (その1 その2)               
   葛城山 金剛山 伯母子岳 護摩壇山 釈迦ヶ岳 竜門岳 高見山 三峰山 倶留尊山
                                          9月5日~10日
  
                  


              夏の大山 上宝珠からユートピアへ(8月1日)      

      


                         2010年 200(300)名山 九州編(その3・その4)        

                   英彦山 背振山 多良岳 
                   
                   雲仙岳 国見岳

           

                  2010年  200(300)名山 北海道編       

               ニセイカウシュッペ山 余市岳 (アポイ岳)
               ニセコアンヌプリ 狩場山 大千軒岳

           

                   2010年  200(300)名山九州編                

                                     高隈山 市房山(その1)   

                                       尾鈴山 由布岳(その2)    

           

                 

            2010年 200(300)名山四国編                

            

         春の立山 山とスキーと(4月29日~5月6日)      

  

             


大雪・十勝山系スキー 三段山 十勝岳 旭岳 (その二)

2011年05月12日 | Weblog

 5月6日(金) 晴れ  前十勝岳スキー登山

 昨日の午後から天気は回復してきた。今日一日は青空が期待できるようなので十勝岳を目指す。昨夜、少し冷え込んだせいか雪は堅く、歩いてもはまりそうもないのでスキーはザックにくくりつけてツボ足で歩く。十勝岳へは、ここ白銀荘からと少し離れた望岳台とからの2つがあるが、二つの登山道は途中で交差する。夏と冬とでルートが幾分異なるとは知らず出かける。樹林帯を抜けると眼前に大きなピークが現れる。昨日のものだろうか、トレースはこの頂に向かって延びているし、スキーの滑降跡もこの頂の方から続いているのでとりあえず忠実にこのピークに向かう。

               このピークは前十勝岳でした。十勝岳はこの奥手に控えています。

 

                           向こうに見えるは北海道の主峰旭岳

 

                                  自然の造形です。

  

                              三段山の頂上に人が見えます。

  

                                    白銀荘も見えます

 

                            だいぶん登りました。もう一息です。

 

  前十勝岳の頂上。奥に十勝岳が・・・。ここから稜線沿いに行けると思っていたら途中切れていました。危険そうなのでここまでとします。

             

           十勝岳に登るには、この火口を回り込み望岳台からの道に出なければいけない。

 

                        それにしても大迫力。この火口の際を滑ります。

 

 

 今年一番の滑りが出来ました。これで北海道に来た甲斐があったというものです。今日一日は、最高の天気と、最高の雪に恵まれました。もう2、3日続いてくれたらと思いながら滑る。

 

 大満足の一日でした。前十勝岳までは登り3時間30分ほど。十勝岳から滑れたらもっとおもしろかったろうと思いましたが、後の祭りです。

  滑ってから温泉に入り、午後から買い出しに出ました。若ければもう一本滑ったかもしれません。下の写真は、左から美瑛富士、美瑛岳、十勝岳、やや右手に大きく見える山が富良野岳です。位置関係によって見える山の大きさが異なりますね。十勝岳は、中央やや左手のピークです。

 

  この日も白銀荘の駐車場で車中泊。翌7日(土)また旭岳温泉に向かう。天気は下降気味だが旭岳頂上からのスキー滑降だ。何とか天気が持ってくれればと祈るだけ。ロープウエイで姿見の駅まで。この時点では、まだ天気は良かった。

       姿見駅(上の駅)から見た旭岳 正面が地獄谷               駅からしばらく登って 避難小屋が・・・   

             

 雪の影響での駅前から見えなかった展望台辺りの避難小屋が見えてくる。しばらくは緩い登りが続く。他の登山者や山スキーヤーは見かけないので貸し切りかと思っていました。しかし・・・。

 何と、3人組がいました。彼らは、お釜の中(地獄谷)に滑り込もうと滑り口を探していました。大分考えていたようですが、まず一人が滑り込みました。やはり緊張したのかうまくターン出来ず転んで10mくらい流されました。二人目も転びましたが流されはしませんでした。3人目は慎重で、先行者の様子を伺っていましたがきれいに滑りました。後は、誰も慣れたのか楽しそうに滑って行きました。

 

 間もなくガスにおおわれ視界が無くなる。8合目から頂上まではスキー板を引っ張って登りました。斜面がでこぼこでとても滑るような状態ではありません。3人組の滑ったコースもおもしろそうだったがよく分からないコースなので止め、8合目まで板を担いで降りる。

 

                          視界が遮られてきます。風も強まり早々と下山です。

   十勝・大雪残雪期の縦走は来年への課題となりました。  条件が揃わないと今の自分には無理? 条件とは、雪質(ザラメ)と晴天が最低3日続くことです。    

     

 今回の北海道、縦走は出来なかったがなんとかスキー登山が出来一応の格好はついた。いつものように札幌の落合君と連絡を取り落ち合う。手稲駅の近くの焼き肉屋で飲む。彼と飲むと必ずもう一人の友人の小俣君に電話を入れることにしている。小俣君も元気そうで良かった。ついでに大学の頃世話になった多治見市の太田君にも電話する。彼は今は大阪にいるとのこと。みんなまだ元気?

 落合君は、この14日よりバイクで京都、大阪、四国と周り松江に来る予定。松江で会えるのが楽しみです。適当に飲んで別れる。翌8日(日)は、積丹半島巡りで時間をつぶし、夜、苫小牧港からフェリーに乗る。

                        神威岬とその伝説 北海道にはなぜか義経伝説が多い

 

  

  帰りの船室です。貸し切りでのんびり出来ました。しかし、何だか雰囲気は網走番外地のようです?車を乗せて2等で29、500円です。

             

 

 

 

 

 

 


 大雪・十勝山系スキー 三段山 前十勝岳 旭岳 (その一)

2011年04月30日 | Weblog

 5月2日(月)、敦賀港01時発のフェリーに乗る。船は、荒れ模様の日本海を一路北に進む。大きな船だが今回は波による揺れが激しく船酔いの乗客も多い。こんな時は、ただ毛布をかぶって寝るに限る。ウロウロしていると酔いやすい。素人はなぜかいすに座ったり、本を読んだりするから余計酔いやすい。翌朝と言っても同じ日なのだが、やはり朝から揺れがあり食事の放送にも食欲が湧かないに。おかげで、酒もあまり飲まないですんだ。 夕刻、苫小牧港に着く。いつもの道の駅に車を止め車中泊。やはり天気は良くない。

 3日(火)、早めに旭岳温泉に向かう。車も少なく、伸びやかな道路を飛ばす。旭岳に近づくにつれて道路に雪が出てくる。夕べ降り積もったらしい。春の陽気とザラメ雪を期待していたがここはまだ冬ということ。期待が裏切られ憂鬱になる。8時前後に旭岳温泉ロープウエイ駐車場に着いたが、車が三台ほど停まっているだけでやけに静まりかえっている。ロープウエイは9時からなのでまだ客は集まらないようだ。

 今日は、縦走のための下見で出来れば旭岳の頂上まで登ってみようと思っていたのだが・・・。

           

 ザックにシールをしのばせ、スキーを担いで一番のロープウエイで上の駅まで行く。こぬか雨と言うべきかこぬか雪と言うべきか、視界がない。山の方は全く見えずまさに冬山そのものなので登るのはあきらめてスキー遊びに切り替える。こんなこともあろうかとロープウエイは一日券を買っておいたのは良かった。ゲレンデは、ホワイトアウトではないが下が良く見えず、三半規管が麻痺したようでうまく滑れない。2~3度転んで何とかしたの駅まで到着。それでも、2度、3度と滑っているうちに幾分慣れてきた。午前5回、午後5回ほど滑り富良野の白銀荘へ移動。

          

 吹上温泉白銀荘で温泉にはいる。600円でした。ここの駐車場で車中泊、駐車料は無料。なぜ無料かというと、冬場は外のトイレが使えないからだそうです。おまけに、テント場は積雪。雪の中にテントを張ればいいのだが、そんな人間は一人もいない。夜10時までは開けておくのでトイレは白銀荘の中を利用してくださいとのこと。夜、雨とも雪ともつかない小さな粒のようなものが降る。

 4日(水)、早朝から起きるが雨模様。天気は悪い。それでも板を担いで出かけるメンバーはいる。ほとんど視界は無いのに良く行くなと感心する。せっかくのGWだから無理を承知なのだろう。

                                三段山へ出かける人達です。

        

 こんな条件では滑ってもおもしろくないから今日は観光です。富良野の後藤純男美術館(http://www.gotosumiomuseum.com/)と旭川にある井上靖記念館を見学。いままで、後藤純男という絵描さんは知らなかったがこれは自分が無知なため。知る人ぞ知る日本画の大御所、今の日本画を代表する人物だそうです。その絵がまた凄い。いやはやびっくり仰天とはこのことです。また、井上靖が旭川で生まれたとは知りませんでした。これもまた無知のためです。彼は、旭川で生まれて間もなく静岡県伊豆市に移っています。そういえば、百名山行脚の折、天城峠の手前に井上靖の家がありました。

 5日(木) 三段山スキー

 真ん中の斜面が三段山のスキーコースです。左上が頂上。奥は、富良野岳。この写真は、翌6日の前十勝岳からのものです。

 

 天候不順のため、富良野岳から旭岳への縦走の夢も消えてしまいどうしようかと迷ったあげく、とりあえず三段山へスキー登山をすることとしました。白銀荘のすぐ前に登山ルートあり。シールを着けて歩く。三段山のいわれは分からないけど、多分頂上まで三段になっているのではないかと思う。

                             皆さん良く頑張っておられます。

 

                      続々と登って来ます。 なぜか人気の山のようです。

 

          頂上です。天気はあまりよくありません。しばらく視界が良くなったのをチャンスに滑り込む。

 

 帰りは早い。昼過ぎには白銀荘前に。結局、三段山へは登り2時間ほど、下りは30分程度か?。帰ってから温泉に入り、その後富良野市まで買い出しに出る。午後天気は回復し、素晴らしい青空が・・・。

  中央左が富良野岳。右手は前富良野岳。

 あまりにも良い天気になったので、買い物の帰りに凌雲荘まで行って見ました。凌雲荘は、白銀荘から歩いて1時間半ほどの所にあり富良野岳への登山口にあります。当初、ここから旭岳まで3泊4日の縦走を予定していたのですが・・・。

 

                 こんな天気が3日続くことを期待しての北海道でした。残念無念。

 

 白銀荘に帰りすき焼きで一杯やる。もうろうとして、十勝岳辺りが夕陽に染まるのを車から眺め明日を待つ。