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山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

蒜山3座縦走と自転車

2013年04月13日 | Weblog

蒜山3座は、重荷を背負って往復縦走するのが私の鍛練だが、今日は自転車を利用してのただの日帰り縦走です。上蒜山に自転車を置き、下蒜山からスタート。

  頂上まで1時間40分とある。 おじいちゃんタイムかな。

  

 下蒜が見えてきました。この頃、小雪がわずかに舞う。

  

   下蒜頂上。まさか雪があるとは・・・。

  

 この日、大山寺で7㎝の積雪とか。蒜山に向かう時、車窓から見た大山は冬の姿そのものだった。昨夜、松江では雨。この時期の山は、わからない。要注意だ。

  下蒜への登山道を振り返って。この雄大さがいい。

  

  下蒜山から見た中、上蒜山。

   

 午前中は天気も良くなくてうんざり。ただひたすら歩くだけ。下蒜頂上まで約1時間20分。

 下蒜から中蒜までが長いように感じるのはいつものことか。

   

 中蒜避難小屋より。ここで10分休憩。昼食を摂る。外は寒そうです。小屋で、盛大にたき火でもして飲みたいといつも思う。

   

 下から中にかけて雪も増えてきます。蒜山は、下より上が積雪が多い。(融けるのが遅い?)

    

 先行者の足跡。靴はまだ新しいとみた。下蒜山から上蒜山まで続いていました。私より1~2時間くらい前にスタートされていたらしい。

  

 中蒜から上蒜まで約1時間。ここには、たくさんの踏み跡がありました。

   

  午後には天気も良くなりました。

  

  大山方面も見えてきました。今年はまだ、甲ケ山にはのぼっていないなあ・・・。

  

 上蒜に下りて自転車に乗る。

  

 蒜山には、自転車専用の道が造ってあります。ルンルンルンで下蒜まで。途中、下蒜から登っていた先行者に追いつくか思ったが、結局会えずじまい。下蒜の駐車場に車が一台置いてあったのであそこまでどうして帰ったのだだろうか。タクシーでも呼んだのだろうか。

  

 本当は、自転車こぎも疲れる。途中で休憩です。道の駅の前に歌碑がありました。蒜山短歌会の方のうたです。最後の、「しばらくとどむ」はどうか?などと思いながら帰りました。

  

  

 

  9時に下蒜山登山口をスタート。帰りついてのが、2時10分ぐらい。メモ帳をわすれたのでタイムはおおよそです。

 

 

  

 

 

  

  

  

 

 


東浦奈良男 1万日連続登山 

2013年04月09日 | Weblog

 吉田友彦氏による「信念 東浦奈良男」という本が、山と渓谷社から出版されている。本の内容は、、連続1万日登山への挑戦の記録です。記録は、9738回で途切れてしまうが、喜々として登り続ける初期の頃から、壮絶ともいえる終末期の登山へと主人公の日記を基にして綴られた「信念」の記録である。

 

  山にかける心意気が随所に現れていて、大変興味深く読むことができた。さらに、山登りに関してのノウハウとでもいったものを読み取れことは、これからの山登りの参考にもなりそうだ。

       

「なぜそれほどまでして毎日山に登るのか?」と誰しも思うだろうが、本人にしてみればそう大それた野望があるわけではない。自分で自分に課した目標(初めから1万日ではないのだが)に素直であっただけのことらしい。ただ、山登り、山歩きの中で様々な思案が交錯はする。

 

  世の中には、色々な人がいるものだと改めて感心させられる。三浦裕一郎による世界最高齢でのエベレスト登山への挑戦は、幾分芝居じみてはいるが、成功すればこれはこれで大偉業となることだろう。人というものは、自分で立てた目標には従順であり、しかもしつこい。 人間の業とでもいえるかもしれない。          

     

 連続登山で登る山は、地元の山と富士山。富士山へは、連続登山以前も含めると368回登頂している。伊勢市という地の利もさることながら、今日富士に登り、翌日地元の山に登ってその日のうちに、また富士山へ向かうといったことを繰り返しおこなっている。

      

 人の体は、ある時期までは、鍛えれば鍛えるほど進化していく。いわゆる順応性に恵まれているらしい。このことは、高所登山を行う登山家たちをみればよくわかる。エベレストの無酸素登頂などその最も良い例だろう。

                     東浦奈良男 2011年12月6日没 享年 86歳 

                         合掌

      

 

 

 

 


天狗山と大出日山

2013年04月02日 | Weblog

 月曜日はグラウンドゴルフの日だが山へ行くことにする。お年寄りの会でやっているスポーツだが、あまり深入りすると本当に年をとってしまいそうだ。メンバーの方々には悪いが、自分はもう少し体力的にもやらなければならないことがある。今日は、少し体を動かすことにした。4月に入れば300名山の残りの山々が待っている。最低、20㎏は担いで登り、滑れる程度の体力は維持したいものだ。

 そう思いながらも、いつも不摂生。二日酔い加減で家を出る。

 八雲の天狗山へは、なぜかいつも二日酔いだ。駐車場で朝食を摂り、ウンコを済まし長クツを履いてスタートする。初めてこの山に登った時、途中で異常な霊感を感じた。その後、あちこちの山々を巡って思うのは、古い神社というものは、厳粛な感じのする場所に建てられるということ。神社があるから厳粛ではなくて、厳粛な感じのする場所に神社は建てられるらしい。

 良い例が恐山だが、この地も下界から隔絶されたような霊界だ。北海道からの帰りに寄ってみた。夕刻に到着して、広い駐車場で車中泊をした。私の他は誰もいなくて静かだった。翌日、恐山の中を見学したが、硫黄と水蒸気の吹き出す荒涼とした「地獄」の感があった。おまけに、カラスにお供え物を狙う敵対者と間違えられて襲われて大変な目に遭った。まあ、古い伝統を持つ神社・寺院などは、人気はなくて厳粛で、景観的に素晴らしいところに多いようだが・・・。

 そんなことを考えながら登山口に着いた。

  

    意宇川源流の地  古出雲の源ともいえる

  

  ミヤマカタバミ                ミツマタ

      

 

         祭場跡 御神酒が供えてあります

  

「御神酒あがらぬ神は無し」の言葉通り、神社・仏閣にはお酒を供える風習があるが、供えたあとの始末は誰がどのようにするのだろうか・・・。まさか、神様、仏様がみんな飲んでしまうわけでもあるまいに。ここのは、供えたあとは善良な登山者が飲めばいいとおもうが・・・。この日、4本の御神酒が供えてあったが、帰りに見たら2本になっていた。神様が飲んだのだろうか?

  いつもと変わらない頂上からの風景。ブナの木も健在です。

   

 大出日山頂上 景色の良いところでした。天狗山より約50分。

    

  春がすみでした。眺望は、天狗山よりよさそう。 

     

 ブナの倒木 最近倒れたようです。ブナは橅とも書く。木に無ですよ。

どんな意味かわかりますか?

     

   山ツツジ。この花を見るとヤシオツツジを思い出す。

   

 そろそろ、200名・300名山の準備に取りかからないといけない。残るは19座、今年もガンバロウ

 

 

 

 

 

 


大山みち

2013年04月02日 | Weblog

 「 大山 その自然と歴史 」という書物がある。発行所は山陽新聞社。米子自動車道・鳥取国体開催記念出版でもある。この本にお目にかかったののは、もうだいぶん以前のこと。本の題名などはとうの昔に忘れていたが、この本の中にあった一枚の写真だけは強い印象として残っていた。しかし、その写真を撮った場所がどこかはわからずじまいのまま時は経った。

 最近、大山南壁のことを調べていたら、偶然この書物に巡り会うことになる。

           

 強い印象を受けた1枚の写真です。(P117より転写) 

     

 この写真の場所を探し巡りました。そして、その途中で知ったのが「大山みち」のことです。

    

  上の案内板は、蒜山ICを下りて三平山方面に少し行ったところにある。ぶらり歩くには今が一番良い季節です

  

写真は、岡山方面からの大山みち。文字など読み取れない位に風化した路傍の地蔵さん。それでも、岡山県方面からの大山みちには、所々に道しるべなどが整備されています。写真は、湯原町から真庭郡川上村へと通じる道辺。

 さて、本論に戻ります。初めに紹介した遙拝所の場所についてです。「大山 その自然と歴史」には、岡山県真庭郡川上村・湯原町境の鳥居ヶ峠雲雀塚前とあります。地図でおおよその見当を付けて車でグルグルと巡ってみたものの見つかりません。高速道路に鳥居トンネルというのがあるのでその近くらしいが見つからず、初回はむなしく敗退。それでも、蒜山や大山の写真を撮るには絶好のポイントを2~3カ所見つけることが出来ました。

 そして、2度目の探索です。蒜山ICを下り、川上村に入り本の写真を持って「駐在所」へ行って聞いてみました。さすがに駐在さんは知っていました。簡単な地図を書いてもらい直行です。

             雲雀塚文学碑 この前が遙拝所です。

  

  

  天気も悪く、大山は見えませんがここがそうです。太陽光線の具合など色々な条件がそろう頃にもう一度訪れることにします。この周辺にはいいポイントが多くありそうですよ。ただ、雪が積もると車は不通になりそうです。いい写真を撮るには、テントを担いで泊まりがけになりそうですね。

  

   

  興味がある人は天気の良い日に行ってみてください。 蒜山ICで下り、道の駅「風の家」のパンフレット「蒜山観光マップ」をみれば場所はわかります。これには、「大山神門」とあります。

 

 

 


自転車こいで  春の斐伊川土手と一畑電車 

2013年04月02日 | Weblog

 花粉症も気にはなるが、天気の良い日は出かけよう。先般、出雲の植田さんが自転車でやってきた。北松江から大根島を巡り我が家まで。北松江までは、一畑電車に自転車を乗せて来たそうです。我が家に寄られたのは、史跡白鹿城祉へ登るためでした。ただ、この日は時間的に無理なので登山口までご案内をして別れました。

一畑電車に「自転車の持ち込みが可」と聞いてはいたが、自分は利用したことはなかったので翌実確かめるべく出かけました。行きは自転車、帰りは電車利用。

 湖北道路を平田方面に向かう。

     写真は、長江辺り。国道と宍道湖の間は遊歩道(?)のようになっているのでここを走っていたら先端で行き止まり。道路に上がろうとしてもコンクリートの壁が邪魔をして上がれない。仕方ないので階段がある場所まで引き返した。写真の階段を上がると、免許センターの近くに出ました。

        

    一畑口駅に近くの宍道湖岸から出雲路自転車道がはじまります。

   

 ここから、自転車専用の道路が出雲市まで続く。斐伊川沿いにルンルンと自転車をこぐ。今日の目的地は、出雲市ではなくて大社にある古代出雲歴史博物館です。

     

 古代出雲博物館を見学して、大社駅より電車に乗る。車中に自転車置き場がありました。車窓に出雲ドームが見えます。

   

    のんびりとした、田舎の電車です。自転車の持ち込みは問題は無いのですが、どうも自転車置き場は、電車の前と後ろにしかないようです。

  

 この日は、古代出雲博物館を見学できたし、一畑電車への自転車持ち込みも体験できた。色々勉強になりました。

 


キリン峠から振り子沢 3月12日(火)

2013年03月12日 | Weblog

 今日も素晴らしくいい天気でした。山の雪も急速に消えて春間近。ブナ林の根開けも進んでいます。ここ1~2週間が大山春スキーの限度だと思います。

  

 鍵掛峠の下の駐車場には珍しく車がありません。今日は、貸し切りのようです。先日は、超満員でしたが、やはり平日は違いますね。

  

  

 ブナ林の中をシールとスキーアイゼンを着けて進みます。全くの貸し切り状態なのでマイペースで歩けました。鳥越峠に直接登るつもりでしたが、キリン峠よりの雪面が魅力的なのでそちらを登り、結局、予定ではなかったキリン峠まで登りました。ここは、大山では一級のロケーションを提供してくれるところです。景色に見とれていたら何だか声がしたようでキョロキョロしましたが、わからずじまい。家に帰って携帯を見たら、忌部の三島さんが叫んでおられたとのことでした。最近、目も耳も悪くなりました。

                                     キリン峠手前

  

                                       キリン峠

  

                                      烏ヶ山方面

  

  あまりにも穏やかな天気に、ついのんびりとしました。この時三島さんが呼んでおられたそうです。何か声がしたような気はしましたがよくわかりませんでした。気のせいかなと思い先を急ぎました。

                                地獄谷の雪解け。

   

   

 地獄谷へ滑り、振り子沢を登る。シール登高は止めて引っ張りにしました。足下が良いときはこの方が楽です。ザラメ雪では無いけど足が潜ることはないからツボ足で歩くには最適です。もう、アイゼンもスノーシューも必要なし。2時10分頃に稜線着。9時過ぎに出発したから大体5時間ぐらいかかったことになります。

                        引っ張りは、紐を腰に付けるといいようです。

  

  振り子上部が姿を現しました。しかし、ここからがきつい。日陰がないものだから顔面が焼けてジリジリする。手ぬぐいをかぶって何とかしのぐ。

  

             稜線着。 先日の足跡はあるが、今日はだあ~れもいません。変な気分でした。

  

                           元谷と宝珠尾根

  

 

                     剣沢 下部は落石で埋まっています   

                                    振り子沢 ザラメに近い状態です

 

 2時30分過ぎに振り子沢へ滑り込み、またキリン峠目指して登り返す。しかし、しっかりした踏み跡があって以外と楽に登れました。

  地獄谷より槍ヶ峰を望む 左の斜面にしっかりしたトレースがあり登り返しが以外と楽でした。

   

    登り返し ひっそりとしたブナ林の中を歩いていたら妙な気分になりました。何だか自分が山の中に溶け込んだような・・・。あるいは、ブナの木々に見つめられているような・・・。所詮、人間も自然の一部。いずれは自然に帰っていくんだな~とつくづく思いました。最近、身近な人たちがあの世とやらへ次々と旅立っていくので余計にしんみりとしたのかもしれません。

    

 キリン峠から最後の滑降を楽しみ、4時30分に駐車場まで帰りました。

 


大山 3の沢の雪崩れ 3月9日(土)快晴

2013年03月09日 | Weblog

今日も良い天気。しかし、黄砂や花粉が気になる。

久しぶりに出雲の妹尾さんと出かけることにした。裏大山からキリン峠方面を考えていたが、鍵掛峠まで車が入ったので3の沢に行くことにする。

 鍵かけ峠から南壁がよく見えた。素晴らしい天気です。駐車場に若いライダーがテントを張っていた。昨夜、ここで泊まったらしい。

  

 シールを貼ってとりあえず3の沢入り口まで歩く。先般登った2の沢が見えて来ました。写真中央の少し左手の沢です。まだ雪がつがっているが今日あたりは落石が怖そうです。

 

 3の沢に入りブナ林の中を進む。途中、桝水方面から来たらしい先行者の足跡を見つける。スキーヤーではない。大堰堤を越えると3の沢の全景が飛び込んでくる。北壁とはひと味違う。

                           大堰堤下にて 雪崩れたのは中央左手の沢

   

 大堰堤から3の沢の核心部に入る。我々は、槍尾根を目指す。沢の左側は、急斜面と深く削られた小さな沢が入り組んでいて、時折陽に温められて溶け出した雪の塊や土がパラパラ落ちて来るので要注意といった感じでした。後からやって来た単独のスキーヤーは沢の左よりを詰めています。

  

   妹尾さんが滑る準備を始めています。単独のスキーヤーは、写真よりもう少し上の辺りから滑り始めますが・・・。

  

 滑り始めて20~30秒ぐらい経った時、突然、スキーヤーを追いかけるように大雪崩が発生。大山にしては大きな雪崩です。

 

   もう1分ほど遅く滑り始めていたらこの大雪崩れに巻き込まれています。命拾いとはこのこと。

 

       大変びっくりしました。これからの時期は、落石、落雪、そして底雪崩に注意ですね。

 

         雪崩れも末端から上部を望む。この時期、この沢を詰めるのは大変危険だということがよくわかった。

 

  この日は、稜線までは上がらずに少し下の方から滑る。雪質は良くない。疲れたのか、大雪崩を見たせいか滑りが安定しない。

 

 大堰堤まで滑り下りたら、ボーダーが2名休んでいた。もういちど登り返して滑るそうです。若い人は良い。

 大山の雪は、もうしばらくは大丈夫ですが、落石や雪崩の危険が出てきそうです。お互い気をつけましょう。

 

 

 

 

 


年末・年始の山 初滑り 神楽ヶ峰  その2  

2013年01月09日 | Weblog

 1月4日(金) 

 昨日の浅間隠山が結構間単に登れたので、味を占めて志賀高原近辺にある、岩菅山(200名山)、横手山・笠ヶ岳(300名山)も登れるだろうと思い出かけました。草津温泉街を過ぎ、草津国際スキー場前まで行ったら、通行止めです。雪のため、志賀高原へは行けません。距離的には近いのだがどうしようもなく暫し思案をする。結局山はあきらめて、初滑りのスキーに変更。スキーなら神楽スキー場が良いのでそちらへ移動することにした。午後、神楽スキー場着。天気は良くない。せっかくなのでシニアの午後券を買って少しだけ滑る。風が強く寒いが若い人は楽しそうに滑っています。雪質は良くて滑るには最高でしたが今日は早めに切り上げる。

 神楽スキー場近くにある温泉に入り汗を流す。温泉の隣にラーメン屋があったがなくなっているので従業員の方に聞くと、コンビニが出来るとのことでした。駐車場に戻りビールに焼酎を飲み、粗末な食事で我慢する。今日も車の移動で疲れた。

 1月5日(土)

 朝から良い天気です。昨夜ガランとしていた駐車場も早々と満員御礼。ロープウエイも動き始めました。しかし、なぜかやる気が湧かない。若い人たちは、サッサと準備をして出かけます。朝食を摂り、お茶を飲んでいたらますます天気が良くなってきます。それではと、準備を始めてロープウエイへ。ここの、スキー券は、このロープウエイに乗るときに買うのですがこれですべての乗り物がOKです。シニアは1日券が3800円。春になるとこれに食事券がつくはずです。

                                神楽スキー場の駐車場 

                   

                                 ロープウエイが動き出しました

                              

                            ゲレンデに飽きたらない人たち。スノボーが多い。

                     

                         最後のリフト終点地ですが、リフトは動いてはいません。

                     

                               神楽ヶ峰頂上から 右にカッサダム  

        

 スキー場からここまでシール歩行です。雪が深く柔らかいのでトレースがなかったら何時間かかったかわからない。以前春に神楽ヶ峰から苗場山まで行ったことがあるが、あのときはザラメ雪でした。ショートスキーが使えて快適だったのを思えています。

 今日はここから、写真左手の方へ滑る。細めの山スキー板なので、ある程度斜度がないと雪に埋もれてうまく滑れない。このような雪質では、やはりファットが威力を発揮するようだ。結局、終いには滑ることも歩くことも出来なくなり、しょうがなくてシールを使うことにしました。雪質は、パウダーではないが柔らかく、スキー板を外して立とうとするとはまり込んで身動きが出来ません。こんな所で転んだら大変なことになりそうです。それに、滑るコースもほぼ決まっているようです。

 ほうほうの体でゲレンデまで帰り、そのままロープウエイに乗る。これで初滑りは終わりです。この後、何を思ったのか急に東北の被災地を見たくなり、日光を越えて東北道へ出るためまたまた大移動を始める。途中日が暮れて、「道の駅白沢」泊。ここにはお風呂もありました。尾瀬に近い所です。

 6日(日)

 日光に出るため、日光白根山の丸沼スキー場まで来たら、またしても通行止め。これで東北行きの気持ちが切れ帰松を決意。15~6時間かけて夜中の1時頃松江に帰りました。 


年末・年始の山 富士山撮影と隠浅間山(200名山)等 その1

2013年01月08日 | Weblog

 2012年最後の山は富士山と決めていたが、ここ2~3年は「富士は観る山」となってしまった。体力的なこともあるが、10年以上通い続けたせいか登る事に対してテンションが上がらなくなった。そういうわけで、最近では、富士山を取り巻く山に登って富士山を見ることが多くなっている。今回は、竜ヶ岳山頂から暮れゆく富士と、朝日の富士を写真に写すことにした。

 12月30日(日)、早朝の松江を発つ。夕刻、河口湖畔に着くが関東地方は終日雨。年末の河口湖畔へは、もう10数年通っているがこの時期雨が降るのは珍しい。雨はいずれ凍りつくから富士登山はやっかいになることだろう。いつもの無料駐車場で夜を過ごす。

 翌31日(月)は大晦日。昨夜来の雨も止み太陽も顔を出す。湖畔を朝の散歩と洒落ていたら、朝風呂を発見。早速入ることにした。

                                        河口湖畔の富士 その1  

       

                                    河口湖畔の富士 その2  橋は河口湖大橋

       

                                   河口湖畔の富士 その3 大池公園にて

       

 この辺りに住む人にとっては何でもない風景だろうが、田舎者にとっては新鮮だ。富士を見ながら散歩する人、走る人がいる。富士山に見守られているようです。

 午前中、河口湖畔をぶらぶらして、午後本栖湖へ移動。ここに竜ヶ岳への登山口がある。竜ヶ岳については、昨年の暮れやはり富士山周辺をウロウロしていて出あったカメラマンからいいポイントだと聞いていた。ただその時はまだ、ダイヤモンド富士を見ることができる超有名な場所だとは知らなかったのだが・・・。

 13時本栖湖のキャンプ場前の駐車場に車を止めてスタート。下山者の方から、頂上付近はアイゼンが必要と聞いていたので持って行くことにする。テントに食料、カメラに三脚とザックは重いが2時間ほどの登りなら良い運動と思い頑張る。山道は、途中から凍結していて危険なためアイゼンを着ける。しかし、ノーアイゼンで登り下りしている登山者もいた。荷物が軽ければそれでも良いかもしれない。

                             竜ヶ岳頂上より すっきり晴れて富士がきれいでした

     

 頂上に着いた時に二人の外人さんが写真を撮っていた。シャッターを押してくれと頼まれた。その後、誰も居なくなり今夜は貸し切りかと思っていたらポツポツと増えてきて、夕方には10名以上になる。みんなテント泊の者ばかり。テントは、土地が凍結していてペグが立たず困った。昨夜の雨が土地の中で凍っているらしい。

                    残照の富士山 2012年12月31日夕刻 赤富士とまではいきませんでした

     

 山頂の夜は、寒くて長い。何度か目覚めてはトイレに行く。オリオン座がきれいでした。朝方、頂上は日の出を見ようと登頂してきた人で超満員。暗い内からヘッドランプをつけて登って来ます。日の出は6時50分頃ですが、ここからは富士に隠れて見えません。ダイヤモンド富士は、日の出後に富士山の頂上辺りから太陽が顔を出し、空気の状態によって山頂辺りがダイヤモンドの輝きのようにキラリと輝く現象。

 2013年1月1日

  7時40分頃、太陽が顔を出しました。残念ながら、今年はダイヤモンド現象は見えません。雲もあり空気が湿っているからです。この現象には、からりと晴れていることが必須条件。

                                2013年 元日の富士山頂からの日出

      

 

  さほどの感動はありませんでした。周囲が明るくなってから、山頂から太陽が顔を出すので白っぽくみえます。いわゆる、日の出後の日の出です。

  本栖湖の駐車場まで下り、装備を広げて虫干をしました。今日も良い天気です。 まさかこの日、富士山で遭難があったとは・・・。強風と滑落には要注意の山ですよ。重い荷物を担いでいたり、くたびれ果てて体力を使い果たしているときなどは特に危険。 

 この辺りで富士山の写真を撮るビュウポイントで有名なのは、竜ヶ岳以外では、三ツ峠と天下茶屋(太宰が下宿していた)前、それに300名山の御坂黒岳など。ロープウエイで上がる天上山からの眺めも良い。夜、御坂黒岳から河口湖を入れた写真を撮りたいと思っているが、何時のことになるやら・・・。

 この日は、一旦河口湖まで帰り「天水」で汗を流す。すっきりしてから大池公園の駐車場泊。

                                夜の河口湖畔 大池公園より

         

 翌2日(水)

 御坂峠を越えて笛吹市に出、韮崎、佐久、軽井沢と抜けて浅間隠山へ向かう。今日は、登山口の確認とする。地図によると浅間隠山へは3つの登山コースがある。山頂まで一番近そうな二度上峠からの登山口を探して峠まで行く。車から外に出たらものすごい風が吹いていてすぐに車に帰る。この辺りに登山口があるはずだがとしばらくウロウロ探したが見つからない。道標が雪の下になっていて見えないのだろうか等と思いもう一つの方の登山口に回る。実際は、峠をもう少し下りたところにあったようだ。

 もう一つの登山口は、浅間隠温泉郷から山手には行ったところにあった。ゲートがしまっていて登山口までは林道歩きとなる。一応の確認が終わったので温泉郷へいってみたら、狭い駐車場は車で一杯。よくもこんな所にこれだけの人が集まったものだと感心する。恐れをなしてすぐに退散し、道の駅六合(くに)へ行く。田舎の小さな道の駅だが、後ろにちょっとした駐車場とお風呂がある。地元の方たちがよく利用している感じでした。この日はここで車泊。

 1月3日(木) 浅間隠山(300)名山

 (ここからの写真は、携帯で撮ったものです)

 ゲート前近くに車を置いてスタート。雪の林道を行くこと1時間。やっと登山口に着く。

                        ゲートです。進入禁止とありました。

                 

                                   登山口にあった案内

                                  

                                 2,3度小川を渡ります。

                

                               後ろに見えるのが浅間隠山

 

               

                            車から約4時間で頂上です

               

                             二度上峠への登山道 

               

                                 途中途中にクマ避けの鐘がぶら下がっていました。

              

                                                      頂上から温泉郷方面

                           

   

   温泉郷からの登山者はいないのでトレースはありません。幸いなことに雪は深くないので歩きやすかった。頂上には、二度上峠からの登山者の足跡がいっぱいありました。やはり向こうからの方が楽なようです。

 登る途中、デジカメを落として結句見つかりません。仕方なく、携帯のカメラを使いました。昨年は、男鹿岳でカーボンのスキーストックをなくし、今年は早々にペンタックスのデジカメを無くす。共に・・・万円した。思うに、最近ちょっとぼけてきたのかもしれないなあ

  登山後、浅間隠温泉郷に寄ったら狭い駐車場に大型バスをはじめ沢山の車が駐車していました。秘湯ブームでしょうか?混雑が予想されたので入るのはあきらめて草津温泉に行くことにしました。六合村から近くその先は志賀高原です。夕刻、草津温泉に到着しましたが、ここも気違じみた人出。駐車場も空きがないような状態で仕方なく昨日の「道の駅六合」まで引き返す。ここの温泉に入り、また同じ駐車場泊。明日は、志賀高原に入る予定。                                                                           

 

 

 


新しい山行です。2012年8月より

2012年12月31日 | Weblog

            大山最新情報  風雪の大山     

                  平成24年12月9日(日)

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                           山の装備(その1)  靴                

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               冬に向けて 蒜山三座往復縦走              

                平成24年11月25(日)、26日(月)

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                     大山最新情報                  

                    平成24年11月12日(月)

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                     平成24年度 200名山・300名山の総括(来年度に向けて)   

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                         自転車こいで その2            

                                平成24年10月26日(金)

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                                 有明山                

                              平成24年10月12日(金)

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                           経ケ岳 鉢伏山 鉢盛山          

                           平成24年10月9日(火)~11日(木)

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                             御座山 諏訪山             

                             平成24年10月7日(日)、8日(月)    

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                                               天狗岳(北八ヶ岳)                        

                                               平成24年10月6日(土)

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                                          鋸岳 入笠山                

                              平成24年10月4日(木)~5日(金)

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                                        九州 阿蘇山                 

                                         平成24年9月24日(日)

              

  

                              九州 大崩山                 

                              平成24年9月23日(土)

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                               道迷い考               

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                      名山紀行 200名山・300名山の完成を目指して   

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                                       男鹿岳 御神楽岳               

                            平成24年8月8日~10日

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                            荒海山 帝釈山                

                             平成24年8月5日~6

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                           釈迦ヶ岳 八溝山                     

                            平成24年8月1日~2日

               

 

                               三本槍 二岐山 七ヶ岳                

                                  平成24年8月3日~4日    

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                                    袈裟丸山 太郎山 女峰山                  

                        平成24年7月29日~31日

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                     櫛形山 国師ヶ岳 和名倉山            

                       平成24年7月26日~28日

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                                         笊ヶ岳                  

                                 平成24年7月25日    

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                               山伏 七面山                      

                             平成24年7月22日(日)~23日(水)                             

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