知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
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格差社会の生き残り方

2019年12月17日 | 国家論
自由主義は、弱肉強食の社会になりやすい。

社会主義・共産主義は、官僚主義、全体主義の社会になりやすい。

官僚主義と資本主義が結びつくと、
 国家資本主義
となり、
 かつての日本
 現在の中国
のように、
 国家が主導して、資本主義を実践していく
スタイルが誕生する。

グローバル化は、
 自由にビジネスをして、たくさん稼ぐ
ことに主眼が置かれるため、
 自由主義と結びつく。

人は、
 人件費
という
 経費
になるため、
 できるだけ安く雇用したい。

そのため、
 グローバル化で国家の壁が取り払われると、人件費の安い発展途上国へ仕事が流れる。

インドやフィリピンに
 英語圏のコールセンターが置かれ、
 グローバル企業のカスタマーサービスが行われている
のが、
 この現れ。


日本語圏という障壁により、
 守られている
ものの、
 全世界人口からみれば、1億人の市場自体は大きなものではない
ため、
 今後どうやって稼いでいくのか
が問われているわけです。

一つの答えが、
 コンテンツを英語化して配信する
というビジネスモデル。

日本のアニメ関連ビジネスが今期1兆円を達成したとのこと。
そのうちの半分が、
 海外
で、
 しかも、その半分が配信ビジネス。

アニメは、
 漫画のおかげで質が高い
ため、
 海外でも受け入れられる
わけです。

ちなみに、ドラマは質が低いため、
 このビジネスモデルは成り立たない。


そのため、
 漫画→アニメ関連のビジネス
は、今後も食べていける可能性が高い。

出版不況であるものの、
 小学館、集英社、講談社
など、
 漫画雑誌を抱えている企業は、コンテンツ部門を立ち上げ、
 うまく収益源を増やしている
ため、
 漫画雑誌を持たない企業と比べ、業績悪化は避けられている。


つまり、出版会社においても、格差が生じているということ。

格差社会を生き抜く方法の一つが、 
 格差の上の方と関連を持つ場所にいるようにする
ことです。

富裕層ビジネス、不動産ビジネス、資産関連ビジネスなど、
 富裕層を相手にしたビジネス
は、
 格差社会でも生き残れます。

格差の下を相手にしたビジネスは、
 薄利多売
を狙う必要があるため、
 たくさん行動する必要があります。





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