知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

無知と不寛容。

2013年09月20日 | スキルアップ
最大のスキルは、
 寛容のスキル
だと思います。

言い換えると、
 ゆるすスキル。


物事をよく知り、
 マイナスの面とプラスの面を分析し、
 プラスの面に目を向けながら、相手をゆるす。

このスキルがあるかどうかで、
 成長できるかどうか、
 周りとうまくやっていけるかどうか
が決まります。

もっとも、最悪なのが、
 無知と不寛容。

あまり自分で勉強しない。
自分に都合の良い話しか聞かないし、信用しない。
相手に対し、攻撃的であり、絶対に許さないという姿勢を取り続ける。

こういう人は、
 周りから自然と浮いて行ってしまう。

理由は、
 付き合いにくい
からです。

そうなると、
 富が相手との交流で成り立つ以上、豊かになることなどありえない。

みんなから嫌われていく。



国家も同じ。

みんなから嫌われ孤立した国家には、
 外貨が入ってこない
ので、
 貧しくなってしまう
わけです。

日本は、
 原爆を落とされましたが、アメリカに対する恨み
よりも、
 アメリカによる経済成長
という実利を選択しました。

これによって、日本の戦後の成長が果たされたわけです。

 前を向いて生きていくことがいかに重要であるか。
 
非常に難しいことですが、
 ゆるすというスキルを身に着けたときに新たな世界が開ける
ということだと思います。


ただ、最近は、
 不寛容の時代
に突入しており、
 世界の情勢が急速に悪化しています。

復讐、うらみ、テロ、民族対立、宗教対立・・・・

宗教は、
 人を幸せにする目的で存在する
はずなのに、
 宗教が理由となって、人がたくさん死んでいる現実。

ヴォルテールは、
 宗教(カトリック)の不寛容
を批判し、
 無知と不寛容が問題である
ことを指摘しています。

 知識や経験により、知的に成長し、
 寛容の精神を身に着けることにより、精神的にも成長する。

頭と心の成長こそが、
 クールに生きるために不可欠な要素
なのだと思います。
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