知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

KPIを人生に活かす

2020年10月01日 | スキルアップ
今読んでいる本が、この本です。



KPIは、
 Key Performance Indicator
の略で、
 目的達成の鍵となる目標数値
のことです。

要は、
 目的を達成するために、重要な要因(CSF)を数値化したもの
と捉えると分かりやすくなります。

(P23とP41を修正しチャート化)


例としては、
 売上アップというゴール
を設定し、
 1000万円というKGIを設定する。

売上アップのためのいくつかの方法から
 成約件数を上げる
という方法を選択する(CFS)。

成約件数を上げるための方法を数値目標で設定する。
例えば、
 1日あたりの目標アポイント数の設定する
など。

数値化することで、
 計画を具体的に実行できる
というメリットがあります。

また、チームで仕事をする際には、
 みんなで目標を共有できる
ため、
 コンセンサス(反対がないという状況)
が得られ、士気が高まるというわけです。

さらに、数値化することで、実行した後、
 結果を見ながら、修正する
ことができます。

このあたりはPDCAを回す過程と連動します。


このKPIは、人生にも役立てることができます。

先日、全仏オープンで錦織選手を応援したくて、WOWOWの契約をしたのですが、
 錦織選手よりもジョコビッチ選手に釘付けになりました。
まさに、皇帝。

 テニスの教科書のように、あらゆるショットを巧みに決める。
素人が見ても、
 他の一流プレーヤーとレベルが異なっていることが分かる。

 どれだけ練習すれば、あのような精度のスキルが習得できるのだろうか
と感動しました。

ものすごい量や時間をかけて、
 一つ一つの技術を磨いている
はずです。

特に、ジョコビッチのドロップショットは無敵です。

勝利がゴールだとすると、
 精度の高いドロップショットがCSF
で、
 ドロップショットの精度を上げるための量や時間をKPI
として設定し、
 何年もかけてこなしている
ことが伝わってきます。


一流選手の密着ドキュメンタリーを見れば、
 地味な練習をコツコツ徹底的にこなしている姿
を目にすることができるはずです。


プロ選手のようにコツコツこなすことは大変ですが、
具体的に数値化して取り組めば、
 自分を律する
ことにもつながり、
 モチベーションも保てる。

 ゲーム感覚でこなす
ことができるからです。


技術を身につけるためには、
 計画を立てて、地道に練習をこなす
しか方法はないため、
 少しでも続けられるように数値化する。

自分のゴールのために必要な
 KPIを見つけ、計画を立てて、達成できるように努力する。

KPIマネジメントの本では、
 ゴール 健康に生きる
 CSF 筋肉を維持する方法として「歩くこと」
 KPI 歩数
という例があります。


自分の目標を設定し、
 そのためのポイントとなるスキル(プロセス)を選択し、
 数値目標を設定する。
そして、
 コツコツこなしていく。

この考え方は、色々応用できると思います。


今、文章力と思考力を磨くために、ブログを書いています。
最低週1と設定していましたが、スキルを磨くために、更新のペースを上げていく予定です。
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