知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

地方崩壊論6 (考える力つけるトレーニング。駅前商店街の復活)

2010年02月22日 | 国家論
「考える」ことをテーマにした本がたくさん出ています。

ただ、目的は、問題解決能力をつけることです。

そこで、大前研一氏が行っていたというトレーニングをこつこつしていくと、
よいと思います。

電車の広告などを見て、
その企業の売り上げを上げる方法などを、
数分間で考えるというものです。

今回は、そのことを伝えるために、
 地方崩壊をテーマ
にしてみました。

駅前商店街を復活させる方法とは。

こういうことを、勝手に考えていくと頭が柔らかくなると思います。
別に、クライアントに売るわけではないので、自分の仮説で十分です。
また、実現可能性も必要ではありません。
ポイントは、夢みたいな話でも何でもよいので、
 自分で考えてみる
ということです。
 そんな馬鹿な
というような批判は、どうでもよいわけです。
売るわけではないので。

売る場合には、データを収集したり、検証が必要ですが、
トレーニングなので、思いつくままに書きとめる。

アイデアを出すときの鉄則。
 出せるだけ出す。
 アイデアに批判をしない。

批判ばかりする上司がいる会議は、アイデアが出ずに時間の無駄です。



*****

商店街を復活させるためには、
 EUの手法が有効
だと思います。

商店街という一つの事業体を構築する。

今でも、組合を作って会議をしているところもありますが、
町内会みたいなもので、クーポン券やお祭りを取り仕切っている程度です。
さらに、権限を強化していく。


テナントに関する計画。
シャッターテナントの買い取り。直轄地を作る。
直轄地は、予算がなければ、共同駐車場にでもしておく。

シャッターテナントは、商店街全体の価値を低下させます。
楽しく買い物しようとしている客は、倒産した店など見たくありません。
競売になっていれば、団体が協力して落としたり、
任意売却で取得するぐらいの意気込みが欲しいところ。

さらに強化するには、現物出資で、商店街を取り仕切る会社を設立して、
土地は会社所有にしてしまう。各店は土地の賃借権をもらう。
(この場合、店を閉める際には出てってもらえる。)
商店街の事業者が、ホールディングを設立するようなもの。

買い取ったシャッターテナントを集めて、
立体駐車場にする。
フードコートスペースにする。
託児所を誘致する。
資格スクール、学習塾を誘致する。
生涯学習講座を誘致する。
自習室スペースを設置し、商店会員(資格スクール、学習塾、応援会員が利用できる)ようにする。
高齢者憩いの場、デイサービスを誘致する。
ネットカフェを誘致する。

各テナントを光でつなぎ、商品を統一的に販売できるようにする。
生産者とネットで繋げる。生産方法がウェブやブログで見られる。
 養豚農家の「子豚のピーちゃん」←ちょっと食べにくくなるので、野菜ぐらいにしておいた方がよいかもしれないですね。

各店の繋がりを強化する。
八百屋でジャガイモ→レシートを見せればカレー用豚肉50円引き。
 「今夜はカレーセール。」
テレビを購入→家具屋にあるサイズぴったりのテレビ台を検索してもらえて割引購入できる。運送費もおまとめ運送にすると、割引される。配送時間も30分単位で指定可。
これにより時間もお金も削減できる。
(電気屋と家具屋の連合体は結構使える。
さらに、配送の際に、希望者には、カーテンのサイズ測定や無料見積もり、排水管の無料点検などを行うことも可。各店の従業員に搬入の際に手伝ってもらう。)

基本は、
 何が何でも人を集める。
 WINWINの関係を築く。
 ネットを最大限利用し、弱い点を克服する。
 顧客の面倒だなと思うことをすべて取り除く。

つづきは次回。
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