兄弟姉妹っていうのは、“仲が悪い”関係よりも“仲が良い”関係をいつまでも持ってる方が自分の耳に入る時は心地よいものである。
大阪から母親の妹が久しぶりにやって来た。老人ホームに暮らす母親の顔もいつもより上気加減で前日よりも生き生きとしておる。母にしてみればすでに兄と妹二人を先に見送っていて今は妹一人に弟一人となる。
叔母にしてみれば久しぶりに見る姉が今までと違い身体が弱っていく降下曲線途中の様子に少し気弱になるのではないかと、仲の良い姉妹だけに叔母にとっては甥っ子にあたる自分が心配したりする。
今年も1/3が過ぎる。あまりにも早すぎる。