年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

返事を書く

2017-01-16 00:00:00 | Weblog

 九州出身の同僚数人とよくつるんでいた現職時代、何せ西日本同士ということもあり親しくさせていただいた。仕事でも会議でも居酒屋でも・・。
その中に肥後もっこすが一人、薩摩隼人が一人いた。お二人とも優秀な社員であり、腰の低い謙虚な人であった。つまり人品卑しからぬ、高潔にして品格を感じる人として学ばせて頂く機会が多かった。
 しかし、長年好誼を頂いた薩摩隼人がある寒い日突然亡くなった。自死であった。彼を通してご縁を頂いていた肥後もっこす氏も私も以後もの想うことが多くなった。


 
 薩摩隼人氏は昔から自分が発信する文章や手紙はもちろん受信した文章、手紙ハガキなどコピーをして宝物のように保存していた。それらは常に自分が自分を見つめる方法であり、周囲が自分をどのように見ているのかを判断するツールのようでもあった。それらはしばしば大きな封筒に入れられた郵便物として自宅に届いた。

 私もこれに倣ってみた。元出版社にいて編集長であった肥後もっこす氏は、今独立して出版社を営んでいる。彼からの寒中見舞い状と私の返信。
 
 彼とは同時期入社であり、初めて会ったのが新人研修会だから45年が過ぎた。
 お互いに上手に年を重ねるための工夫が感じられる。