年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

メタセコイヤのトンネルの向こうに

2014-05-25 18:28:47 | Weblog
 自分は結構この坂道を気に入っている。新緑の季節、メタセコイヤの緑の色合いとそのこもれびがいい。
 
 坂道を上がるとルノアール・ロダン・藪内佐斗司の彫刻作品を収蔵している「久万青銅之回廊」がある。この美術館は作品を惜しげもなく目の前で見せてくれる。
  そしてそこをやり過ごして上がって行くと久万カントリーのクラブハウスに着く。今日の駐車場は、上も下も満杯である。気候が良くなり緑の空気の中、ウグイスのホーホケキョの鳴声を聞きながらクラブを思い切り振りたいとウズウズしているゴルファなんだろう。そのクラブハウスの前の坂道を上がった所に久万高原教会がある。
 かわいい建物が特徴である。そこには先々月3男の結婚式で司式をお願いした堀口牧師がいられる。

(Ⅱコリ5-18)
 わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。見えるものは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです。

 新緑の中を走りたいと思う。で、今日の午後妻を乗せて三坂峠を上がる。すると大型バイクのツーリングの群れが車の後ろについてきた。私の車のスピードは50キロ、追い越し禁止区間だからさぞかしイライラしているだろうと停車できる場所で追い越してもらった。すると10台の大型バイクに乗っているライダーは、追い越すたびに私に振り向きもせず手をあげて合図をしてくれた。一人づつ全員に合図をしてもらったことがなぜか、自分に感動を覚えた。言葉を交わすでもなく、単に自分はお先にどうぞ、の気持ちだけしかなかったけれど追い越すたびごとに左手を挙げて勢いよく走り出したことにすごく感動をした。今日は気持ちが良い一日である。