年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

泣きっ面に蜂

2014-05-07 21:01:27 | Weblog

 10時に耳鼻科に連れて行くことになっている弟の病室へ行くとすでに車いすに乗り待っていた。じゃ行こうかと声をかけると、今日今から退院する・・と云うではないか。エッまだ退院するようにはしてないよ・・と声をかけると看護師さんがやってきて、実は弟さんが退院するって言って聞かないんですよ・・何とか兄さんが説得してくださいよ・・と。弟は、すでに介護タクシーを頼んでいるので10時半に迎えに来るようにしてある・・という。ちょっと待ってくれ、自宅に帰っても受け入れ態勢が整ってないから、もう少し待ってくれと、こちらが言ってもいうことを聞けないような興奮状態である。7日に退院する、といったではないか、こんなところ一日でもいるのは耐えられん・・と耳は聞こえないが大きな声をあげて威嚇するような目である。兄さんは俺の気持ちなんかわからんやろ・・こんなところ一時でも早く出て行きたい・・とわめいている。
  これは少し落ち着かせる時間が必要だ。どうしようかと考える。とりあえず、階下に降りてコーヒーを飲んで一服させようと。これから家に帰っても、母親は大学病院へ定期検査につき誰もいないけれど、どうするつもりか。立つこともできないし、ご飯も準備ができない、どうするか、それでも退院するつもりか、と弟をなだめる。そうだ、とりあえず耳鼻科を後回しにして、今日診察日の母親が行っている大学病院へ行き、診察の終わった母親の顔を見ると落ち着くかもしれない。母親に付き添っている妹に連絡すると、一緒に昼ご飯を食べようかと、母親の顔を見ると現状が理解できるかもしれない。とうわけで大学病院へ弟を連れて行くことにした。2~3週間ぶりに顔を合わせた弟と母親が何やら話し込んでいる様子。4人でご飯を食べていると弟の気持ちも和らいできた様子。じゃぁ帰ろうかと・・と、すると弟から耳鼻科に行こうか、となった。外出届変更のためにまたまた南松山病院へ。そして耳鼻科に連れて行くことを承諾してもらう。その前の大学病院へ行くときの外出目的は、家族コミュニケーションのためと書き、今度は耳の治療のためと書き改める始末。
  あ~ぁ疲れるよ。耳鼻科から連れて帰ると時間は4時も過ぎておる。アッチャ~家の用事を妻と約束したことを忘れておる・・2時ころには帰る、と云ってたのに。きっと妻はプン~怒っているだろうと・・怒り心頭に発するだろうとの予想。その予想は外れた。家にいなかったので・・連絡すると一人で銀行に行き一人でお買い物をしてきたとか、杖を左右両方で使っているので軽いものを買ってきたとか、袋の中身は乾燥わかめであった。
  泣きっ面に蜂。次は大学病院での診察を終え家に帰り一人でいる母親からの連絡。話し相手がいないから来て欲しいとか・・弱り目に祟り目。今日は障害を持つ3人の話を拒否することなく要求を聞いた一日。猛烈に疲れる。