年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

ケンちゃんについて

2004-05-19 00:00:00 | Weblog
2004/5/19 (Wed) ケンちゃんについて

 私に顔形うりふたつの従兄弟がいる。一つ違いのもっとも気の合う従兄弟である。そのケンちゃんが会社をリタイヤしたという話を聞いた。スーハ゜ーのお菓子売り場に並んでいるポテトチップスの会社だ。気が合う訳を考えた。彼は私の大学4年時には既に卒業をしていて就職した最大手の○○証券をわずか数ヶ月で辞めてから与論島でプータローの生活をしていた。女流作家森村桂の「天国に一番近い島」が話題になってた頃だ。時代は高度成長期をまっすぐ進み大抵の人達が我をも忘れて猛烈に働いている頃で自由で気ままな生活を送っているケンちゃんにも人知れず悩んでいることがあった。都会っこの彼が一度冬にみかん取りのアルバイトをするために田舎へ来たことがあった。最後の学生期を送っている私と夜な夜な話しこんだのはちょっと哲学的になるけれども,なぜ人は働かなければならないのか、生きるってことはどういうことなのか、などの話であったが酒を飲んだ最後の方はいつも好きな女性の話で締めくくっていた。そのケンちゃんが辞めたと聞いたので現在T市に住む彼の家に電話を入れた。奥さんが出てきて言うのには「今、88ヶ所の札所まいりを歩き遍路でやってます。」と聞いた。今日は何処かと聞くと「60番横峰時」とのこと。来月の伯母の法事で会う楽しみがまた増えた。
ところで、私の弟の方のケンちゃんは昨夕胃カメラをのみ調べたところ出血は治まったようだ。が,まだまだ予断は許されそうにもない。まだまだ病院通いは続く。