歯を抜くと骨がなくなる

来週アポを取ったの専門歯科医から、記入必要な書類が届いた。

どうも、インプラントと歯周病の専門の様だ。もし、入れ歯という事になると、別の専門歯科医に行く事になるかもしれない。

ホームページをざっと読んだのだ、一番気になったの歯を抜くと、その周りの骨が一気になくなってしまうと事である。確かに、歯を抜いてブリッジにになっている所の歯茎は凹んでおり、専門歯科医に持って行くためにもらったレントゲン写真をみても、明らかにボリュームがなくなってきている。（アメリカの歯医者さんは、気軽に質問に答えてくれるので、これまでの様々な治療の度にレントゲンを見せてもらっているので、自分でもある程度は理解出来る）

とっと抜いて入れ歯で一件落着という安易な解決策は現実的ではないかもしれない。

歯抜け爺、特に上の歯が抜けた人の上唇がフニャフニャになるのは、歯だけではなく骨も無くなって歯茎も縮むからなのだ。

前歯２本残し、ブリッジのポストになっている右の奥歯、クラウンの左奥歯で、辛うじてパラメーターを押さえ、入れ歯と言うアイデアを打診してみようと思う。

ホームページはこちら。ビデオや写真だけでも、楽しる。（私にとっては、嫌な情報ばかりだが）

歯を抜くと、骨がなくなるので、入れ歯が直ぐに合わなくなるとか、どういう理由だか太るともある。人相も勿論変わる。男前になるのなら歓迎なのであるが。

レイムダック・セッションと Obama's Political Asset

中間選挙での民主党大敗直後、絶妙のタイミングで１０日間の外遊（これピッタリの表現）のでたオバマ大統領であるが、帰国直後の来週から、いよいよ正念場である。

新たに選出された議員での議会は来年一月からなので、大統領就任以来の民主党が圧倒的に強い議会でのレイムダック・セッションなのだが、今後２年のアメリカ政治を占う意味合いをもっている。中間選挙での不利が世論調査等でハッキリしてきた時点で、民主党は選挙前に重要法案の事実上の審議放棄をしていたが、民主党議会へのダメ出しが中間選挙の大敗でハッキリしたことをどのように理解して、審議を展開するのであろう。

最大の焦点は今年で切れるブッシュ減税をどのように延長するかである。

要点は次の通り

１）時限延長か、恒久的な延長か
２）金持ちの定義（年収２５万以上が現在の定義）
３）減税を金持ちに適用するかどうか

これらの要素の組合わせ、例えば恒久的な延長にするが、年収一億以上は、２年の時限延長とかという、基本的に無意味な議論になるだろう。中間選挙直後から、大統領、ホワイトハウス、民主党幹部からミックスシグナル（統一されていない情報のリーク）が出されているので、方針が決定していないか、世論の反応を探っているのであろう。共和党は、現在のままで恒久的な延長を主張している。

オバマ大統領も減税の延長が出来なければ、再選出来ないのが決定的になる事を意識しているので、積極的に関与しようとしている。共和党との妥協の雰囲気を醸し出し、何とか中道路線へ転換した事を印象づけたいという感じである。

オバマ大統領はまだ自分の政治的影響力（Political Asset）があると信じているようだが、中間選挙の応援と民主党大敗後の会見など通じて、影響力はいよいよ皆無になっていると思われる。就任以来出ずっぱりで、飽きられたという感じも強い。

共和党は、特に下院は今回妥協する意味が全くないので、民主党案（まだ決まってないと思われるが）がそのまま通るのだが、その案は上院での可決を意識した案となるであろう。上院では、共和党も何らかの案を通さなければならないが、今後、特に２０１２年の大統領選挙を考えると、強気の姿勢を崩せないと思う。

結局、現行のブッシュ減税そのままでの延長に近い法案になると予想される。残りは、大統領が拒否権をどのように活用するかということになる。

拒否権を使わないと共和党に屈した印象を与え、使うと中道路線への転換をしなかったという印象になると思う。つまり、オバマはすでの Nowhere Man 状態になっているのである。

下院はレイムダック・セッションなのだが、オバマは人気の半分を残して既にレイムダックになりつつある。

オバマって言う人は、超一流の政治的な詐欺師であった。彼を支える詐欺師集団も一流であった。しかし、アメリカ大統領として白日の下に晒され続けると、否応無しに化けの皮が剥がされる。（今頃、上院議員で一生のんびりやってれば良かったと後悔しえいるのではないか？）それでも、本人はまだまだいけると思い込んでいる節があるので、いよいよ滑稽さが増してきている。

Obama's Political Asset の価値はゼロどころか、マイナスになっているのでは？