今週月曜日に、インプラントと Periodontal （歯周疾患？）の専門歯科医である Dr. Wolf に現在の口の中全体の診断してもらった。結果は、"Your upper is a mess!!" というありがたいご託宣であった。（私の歯の状態はこちらを参照して下さい）分かってはいたのだが、専門歯科医にハッキリ言われるとスッキリ諦めもつく。
一本一本丁寧に歯、歯茎、周囲の骨、噛み合わせと顎の関節、顎の筋肉の凝り具合等を調べられ、いろんな写真を撮られ、最後は頭の周りをグルって回るレントゲンで、約一時間半で終了。掛かり付けの歯医者さんの紹介という事で、料金は＄３０のみであった。今後の治療法は、掛かり付けの歯医者さんと協議して決めるとの事で、２週間後に２回目のアポを取った。
不思議に思われるかもしれないが、この専門歯科医は、歯を抜いたりはしない。わざわざ Dr. Wolf に通う原因となった化膿した右上のブリッジのポストを抜歯するのは、掛かり付けの歯医者さんでやる事になると思う。（以前、掛かり付けの歯医者の紹介しで根の化膿を手術する治療専門医に歯茎をバックリ開けられたが、何も出来ないという事でそのまま縫合されて、後日改めて掛かり付けの歯医者に行き直して抜歯した事がある。折角麻酔も効いてて歯茎まで切っているのでその場で抜いてくれと思ったが、分業体制なので仕方がない）今後、掛かり付けの歯医者とこの専門歯科医を行ったり来たりしながら治療が進むと思われる。
上の歯が悪くなった全て（？）の原因は噛み合わせの悪さと言う診断であった。上の前歯二本がやや内側に傾いてはえているため、下顎が前に出て自由に噛む事が出来るので、奥歯ではなく前歯と奥歯の間の歯に噛む圧力が全方向から掛かかり、根がダメになるとの事であった。（奥歯に根が４本あるのに、２本しか無い犬歯辺りの歯を酷使している）
治療法としては、選択の余地が無く、前歯を矯正して前に出して噛み合わせを奥歯にするという事であった。治療は一直線との事で、財布と相談しながら進んで行くという話だ。
先ず、化膿している歯（右上のブリッギのポスト２本）を抜く。ブリッジが出来なくなるので、テンポラリーのスナップブリッジ（まあ、入れ歯みたいなものだろう）を使いながら、前歯２本の矯正をする（と言ってたと思う）。多分左のブリッジもとってしまう。噛み合わせが直った所で第一段階終了。（残りのポストをどうするのか（抜く？）は聞きそびれた）
第二段階は、このテンポラリーブリッジをどのようにするかである。もし、このままで良しとすれば、パーマネントのスナップブリッジ若しくは入れ歯で終了。
やる気があるなら、第三段階となり抜歯でやせ細った上顎の骨の増量手術をしてインプラントをし左右とも再びブリッジという事になるのだろう。これでフルコースというかんじであろうか。
金も手間も掛けたくないので第一段階で終了を匂わせた所、最初は皆そう言うと笑われてしまった。理由（言い訳？）はみんな同じで、家のローンがあり、子供が２人大学に行くと言うらしい。全くその通りである。グランドデザインは次のアポに持ち越しである。救いは、治療に選択肢は無く、何処までやるか（何処までお金が続くか？）だけなので、治療が始まっても考える時間はある。
最近の日本の事情は知らないが、アメリカは永久歯が生え揃うと最低でも歯並びのコンサルティングを受け、多くの子供が矯正をしている。半年に一度のクリーニングがあるので、虫歯が出来難い上に、何かあっても早期発見、早期治療となり好循環になる。痛くなってから歯医者に行くのは手遅れで、私みたいな事になる。
まだ歯がある人も（私くらいしか）無い人も、今度歯医者に行かれた時は是非、矯正の必要性を聞き専門医に相談べきか聞いてみられる事を推薦する。（まず、半年に一度の定期的なクリーニングからという人もいると思うが、とにかく定期的に歯医者に行く習慣をつけた方が良い。殆どの歯科健康保険でクリーニングは１００％カバーされるので是非是非）アメリカでは大人でも矯正してる人も結構いるし、目立たない方法もある。肩こりや頭痛の原因になっている場合も有るらしい。（ Dr. Wolf は腕が良いと掛かり付けの歯医者さんが言っていたが、実感もその通り。ミシガン州でデトロイト郊外にいる人は、自分の歯医者さんに聞いてみて下さい。オフィスも Novi なので便利です）
下の奥歯を両方抜いてインプラントの治療が終わり、久しぶりに上下の奥歯でサラダを食べた時のレタスの旨さが忘れられない。ずっと噛み砕く事が出来ずに飲み込んでいたので気付かなかったのだが、自分のはでキチンと噛んで食べる食事のおいしさは格別である。私の場合はちゃんと噛める様になってもブリッジだとどうしても舌に違和感を感じる。自分の歯が有る人は、今のうちにキチンとされておいた方が良いですよ。私より酷い人は少ないと思いまうが、それでもまだ望みが無い訳ではないので、早めの治療をお勧めする。
私の様に噛み合わせが悪く、特に上の歯の根がダメになっている日本人は多いと思う。根が化膿しても重力で膿みが歯茎の隙間から流れ出し多少違和感があっても、何かのキッカケで化膿が酷く（大きく）ならない限り痛くならないので、ほったらかす人が多い様に思う。根の化膿が有る人は独特の口臭ががあり、ちょっと狭い部屋だと気が付くくらい臭い。家内と夫婦なのだからお互いにお互いの口臭に気が付いたら正直に言おうと誓っている。
皆さん本当に歯は大切にして下さい。私からのささやかながら切なるお願いです。
いつまでもあると思うな自分の歯。またまたお粗末。
一本一本丁寧に歯、歯茎、周囲の骨、噛み合わせと顎の関節、顎の筋肉の凝り具合等を調べられ、いろんな写真を撮られ、最後は頭の周りをグルって回るレントゲンで、約一時間半で終了。掛かり付けの歯医者さんの紹介という事で、料金は＄３０のみであった。今後の治療法は、掛かり付けの歯医者さんと協議して決めるとの事で、２週間後に２回目のアポを取った。
不思議に思われるかもしれないが、この専門歯科医は、歯を抜いたりはしない。わざわざ Dr. Wolf に通う原因となった化膿した右上のブリッジのポストを抜歯するのは、掛かり付けの歯医者さんでやる事になると思う。（以前、掛かり付けの歯医者の紹介しで根の化膿を手術する治療専門医に歯茎をバックリ開けられたが、何も出来ないという事でそのまま縫合されて、後日改めて掛かり付けの歯医者に行き直して抜歯した事がある。折角麻酔も効いてて歯茎まで切っているのでその場で抜いてくれと思ったが、分業体制なので仕方がない）今後、掛かり付けの歯医者とこの専門歯科医を行ったり来たりしながら治療が進むと思われる。
上の歯が悪くなった全て（？）の原因は噛み合わせの悪さと言う診断であった。上の前歯二本がやや内側に傾いてはえているため、下顎が前に出て自由に噛む事が出来るので、奥歯ではなく前歯と奥歯の間の歯に噛む圧力が全方向から掛かかり、根がダメになるとの事であった。（奥歯に根が４本あるのに、２本しか無い犬歯辺りの歯を酷使している）
治療法としては、選択の余地が無く、前歯を矯正して前に出して噛み合わせを奥歯にするという事であった。治療は一直線との事で、財布と相談しながら進んで行くという話だ。
先ず、化膿している歯（右上のブリッギのポスト２本）を抜く。ブリッジが出来なくなるので、テンポラリーのスナップブリッジ（まあ、入れ歯みたいなものだろう）を使いながら、前歯２本の矯正をする（と言ってたと思う）。多分左のブリッジもとってしまう。噛み合わせが直った所で第一段階終了。（残りのポストをどうするのか（抜く？）は聞きそびれた）
第二段階は、このテンポラリーブリッジをどのようにするかである。もし、このままで良しとすれば、パーマネントのスナップブリッジ若しくは入れ歯で終了。
やる気があるなら、第三段階となり抜歯でやせ細った上顎の骨の増量手術をしてインプラントをし左右とも再びブリッジという事になるのだろう。これでフルコースというかんじであろうか。
金も手間も掛けたくないので第一段階で終了を匂わせた所、最初は皆そう言うと笑われてしまった。理由（言い訳？）はみんな同じで、家のローンがあり、子供が２人大学に行くと言うらしい。全くその通りである。グランドデザインは次のアポに持ち越しである。救いは、治療に選択肢は無く、何処までやるか（何処までお金が続くか？）だけなので、治療が始まっても考える時間はある。
最近の日本の事情は知らないが、アメリカは永久歯が生え揃うと最低でも歯並びのコンサルティングを受け、多くの子供が矯正をしている。半年に一度のクリーニングがあるので、虫歯が出来難い上に、何かあっても早期発見、早期治療となり好循環になる。痛くなってから歯医者に行くのは手遅れで、私みたいな事になる。
まだ歯がある人も（私くらいしか）無い人も、今度歯医者に行かれた時は是非、矯正の必要性を聞き専門医に相談べきか聞いてみられる事を推薦する。（まず、半年に一度の定期的なクリーニングからという人もいると思うが、とにかく定期的に歯医者に行く習慣をつけた方が良い。殆どの歯科健康保険でクリーニングは１００％カバーされるので是非是非）アメリカでは大人でも矯正してる人も結構いるし、目立たない方法もある。肩こりや頭痛の原因になっている場合も有るらしい。（ Dr. Wolf は腕が良いと掛かり付けの歯医者さんが言っていたが、実感もその通り。ミシガン州でデトロイト郊外にいる人は、自分の歯医者さんに聞いてみて下さい。オフィスも Novi なので便利です）
下の奥歯を両方抜いてインプラントの治療が終わり、久しぶりに上下の奥歯でサラダを食べた時のレタスの旨さが忘れられない。ずっと噛み砕く事が出来ずに飲み込んでいたので気付かなかったのだが、自分のはでキチンと噛んで食べる食事のおいしさは格別である。私の場合はちゃんと噛める様になってもブリッジだとどうしても舌に違和感を感じる。自分の歯が有る人は、今のうちにキチンとされておいた方が良いですよ。私より酷い人は少ないと思いまうが、それでもまだ望みが無い訳ではないので、早めの治療をお勧めする。
私の様に噛み合わせが悪く、特に上の歯の根がダメになっている日本人は多いと思う。根が化膿しても重力で膿みが歯茎の隙間から流れ出し多少違和感があっても、何かのキッカケで化膿が酷く（大きく）ならない限り痛くならないので、ほったらかす人が多い様に思う。根の化膿が有る人は独特の口臭ががあり、ちょっと狭い部屋だと気が付くくらい臭い。家内と夫婦なのだからお互いにお互いの口臭に気が付いたら正直に言おうと誓っている。
皆さん本当に歯は大切にして下さい。私からのささやかながら切なるお願いです。
いつまでもあると思うな自分の歯。またまたお粗末。