暘州通信

日本の山車

◆02027 瀧田神社祭

2012年02月03日 | 日本の山車
◆02027 瀧田神社祭
□社名 瀧田神社
□所在地 南房総市(旧三芳村)下滝田
□祭神
□祭は十月上旬。
□山車
屋臺
・上滝田地区
・下滝田地区
両地区の屋臺はよく似ている。前後に長い丸太状の担ぎ棒四本が、屋臺の基臺下部を通して前後に抜けている。四国地方などに見られる太鼓臺のようである。以前は担ぎ屋臺であったが、現在は後部に二輪の車輪がつき、曳くときは前をあげて、後輪に重心をかけて曳く。曳綱はなく若衆が担ぐが女性は参加しない。
□汎論
 瀧田神社の創祀は寛永二年(一六二五)のと伝わる。明治四一年に八雲神社、厳島神社、諏訪神社が合祀された。祭神は不明、スサノオノミコト(出雲神)、イチキシマヒメノミコト(宗像神)、タケミナカタノミコト(出雲系諏訪神)のいずれかであろう。境内に古い石祀がある。昭和三年に地名をとり社号を瀧田神社と改称された。小高い丘の上に鎮座するが、社地は古墳だろうか。
 三芳村増間(現南房総市)には、房総でも屈指の名瀑で知られる【坊滝】がある。増間川の上流にあり、前蔵引の滝、後蔵引の滝、薬研の滝、狩人の滝、乙女の滝、乙坊の滝、坊滝と名称のつけられた七滝があり、坊滝はその総称となっている。かつて大日寺の修行場だったと伝わり、滝の名称の由来ともされる。瀧田神社、白山神社ともかかわりがあったと推定されるが結び付けるものは見当たらない。
□参考
次を参考にさせていただきました。
・下滝田の担ぎ屋台と上滝田の担ぎ屋台(南房総市三芳)
 http://blog.goo.ne.jp/yoshi883t/e/b65a88dfb36f9c6646920aa0bfb0202c
・坊滝
 http://www.geocities.jp/tyohama/taki/chiba/masumabo/masumabo.htm

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