暘州通信

日本の山車

◆01339 楢泉庵 横山家 42

2016年05月23日 | 日本の山車
◆楢泉庵 横山家 

正源寺

□山号 慈眼山
□寺号 正源寺
□所在地 富山県富山市西番
□汎論
 慈眼山 正源寺は、富山市の常願寺川の左岸、西番にある曹洞宗の寺院である。当地は長年にわたって常願寺川の氾濫により苦しめられてきた。このため、天正二年(一五七四)、常願寺川氾濫で水害に苦しまされる付近の農民たちを守り氾濫防止の祈祷寺とするため、富山城主の命により、土地の豪族である五十嵐次郎左衛門頼房らが願主となって開基された。本尊は聖観世音菩薩で、行基菩薩の作と伝わり、富山県重要文化財に指定されている。
 本堂は、文化年間富山一〇代藩主利保公の招聘を受けた、横山家が斐太ノ工を派遣して工匠は【神工長】が建立したと伝わる。本堂天井に描かれる龍の画は、藩主前田利保公が、【藤原守胤】に命じて描かせ奉納したもので「招福鳴龍」といい、富山市の市の文化財に指定されている。
 北陸第三十一番の霊場で、「鳴龍のお寺」とよんで親しまれる。


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