暘州通信

日本の山車

玉依姫 様 (二二二)

2013年05月05日 | 日本の山車
玉依姫 様 (二二二)

 これは仮説です。
 親鸞の著といわれる『教行信証』のなかにある【正信偈・しょうしんげ】は、浄土真宗在家門徒の聖典とも言えるものだと思いますが、一部を抜粋すると、

法蔵菩薩因位時  阿弥陀如来がまだ如来におなりになる前は【法蔵菩薩】とおっしゃいました。四十八の誓願をお立てになって、阿弥陀におなりになりました。
龍樹大士出於世  やがて、龍樹菩薩が世にお出になり、
源信広開一代教  源信は、ひろく釈尊の教えである一代教を学ばれました。
天親菩薩造論説  天親菩薩は『浄土論』をおつくりになってとかれた菩薩です。
本師曇鸞梁天子  中国の曇鸞大師は、梁の国王がたいへん敬まったと伝わり、
常向鸞処菩薩礼  曇鸞大師のおられる北に向かって【曇鸞菩薩】と唱えて礼拝されました。
三蔵流支授浄教  玄奘三蔵は、インドの【菩提流支】から【浄土教】を授かりました。
道綽決聖道難証  道綽禅師は自力修行の教えではとても悟ることは困難だと考えられました。
善導独明仏正意  善導大師は、阿弥陀佛の正意を明らかにされたかたです。

とあって、 阿弥陀如来の浄土への導きが日本に伝えられた経緯が解説されています。

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