◆01013 山ノ神の火祭
□齋事 山ノ神の火祭 民俗行事
□所在地 愛媛県喜多郡内子町寺村地区
□祭は八月中旬。
□山車
山車の形態(呼称)は、火祭。
□汎論
内子町寺村地区で八月中旬に行われる山ノ神の火祭。
京都東山の【送り火・大文字焼き】はよく知られる成果の風物詩で、ちょうどお盆の時期に行われることもあって、現在はお盆の精霊送りの【送り火】となっている。
このお盆の時期に京都と同じように。火祭がおこなわれる地方はたくさんある。
八幡浜市、五反田柱祭をはじめ、山口県岩国市の【柱松】、広島県の【たのもさん】、大阪市西成区の【臺額】、京都府雲ケ畑、美山、日吉町などの【柱松】、若狭名田庄の【柱松】は、能登半島では【きりこ】、富山県礪波地方では【夜高】、魚津市の【たてもん】、越後、弥彦神社の【あんどん】、秋田市の【竿灯】などといろいろかたちを変えながら行われているが、その主意は【火】にあり、【無形の火柱】に神意が考えられ、ひとことで【お盆の送り火】とは言えなくなってくる。
祭礼の前夜に【夜祭】といい、山車は昼の曳行とは趣旨を変え、【堤燈山】などとして惹かれる例はたくさんあり、その幻想的な美しさは多くの人たちを惹きつけている。この火の神事は【火】あるいは【火柱】は、山車の【柱】に包括されるもので、修験の【護摩】とよばれる【火の神事】、伝統ある古刹などで燈し続けられる火の信仰は、イランからインドにいたる【拝火教】にまで通じているオリエントの思想が息づいていることを認識して考慮する必要がある。
当地の【山ノ神の火祭】は、江戸時代中期の文政六年に始まると伝えられる歴史と伝統ある神事で、六角山の麓に【山ノ神】の火文字と五千ともいわれる燈籠に【おひかり】が燈され、秋の豊作が祈願される。この夜は寺村商店街には、多くの夜店がならび、花火大会や喜鼓里太鼓の演奏も奉納される。
その趣旨から言えば、【山ノ神の火祭】は、火の柱・山車起源の、【広義の山車祭】とも言うべき齋事である。
□問い合わせ
内子町役場 小田支所
〒791-3592 愛媛県喜多郡内子町小田81番地
電話 0892-52-3111
□齋事 山ノ神の火祭 民俗行事
□所在地 愛媛県喜多郡内子町寺村地区
□祭は八月中旬。
□山車
山車の形態(呼称)は、火祭。
□汎論
内子町寺村地区で八月中旬に行われる山ノ神の火祭。
京都東山の【送り火・大文字焼き】はよく知られる成果の風物詩で、ちょうどお盆の時期に行われることもあって、現在はお盆の精霊送りの【送り火】となっている。
このお盆の時期に京都と同じように。火祭がおこなわれる地方はたくさんある。
八幡浜市、五反田柱祭をはじめ、山口県岩国市の【柱松】、広島県の【たのもさん】、大阪市西成区の【臺額】、京都府雲ケ畑、美山、日吉町などの【柱松】、若狭名田庄の【柱松】は、能登半島では【きりこ】、富山県礪波地方では【夜高】、魚津市の【たてもん】、越後、弥彦神社の【あんどん】、秋田市の【竿灯】などといろいろかたちを変えながら行われているが、その主意は【火】にあり、【無形の火柱】に神意が考えられ、ひとことで【お盆の送り火】とは言えなくなってくる。
祭礼の前夜に【夜祭】といい、山車は昼の曳行とは趣旨を変え、【堤燈山】などとして惹かれる例はたくさんあり、その幻想的な美しさは多くの人たちを惹きつけている。この火の神事は【火】あるいは【火柱】は、山車の【柱】に包括されるもので、修験の【護摩】とよばれる【火の神事】、伝統ある古刹などで燈し続けられる火の信仰は、イランからインドにいたる【拝火教】にまで通じているオリエントの思想が息づいていることを認識して考慮する必要がある。
当地の【山ノ神の火祭】は、江戸時代中期の文政六年に始まると伝えられる歴史と伝統ある神事で、六角山の麓に【山ノ神】の火文字と五千ともいわれる燈籠に【おひかり】が燈され、秋の豊作が祈願される。この夜は寺村商店街には、多くの夜店がならび、花火大会や喜鼓里太鼓の演奏も奉納される。
その趣旨から言えば、【山ノ神の火祭】は、火の柱・山車起源の、【広義の山車祭】とも言うべき齋事である。
□問い合わせ
内子町役場 小田支所
〒791-3592 愛媛県喜多郡内子町小田81番地
電話 0892-52-3111
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