暘州通信

日本の山車

●887 おかしいぞ? 合同捜査本部

2006年11月06日 | 行政・司法問題
●887 おかしいぞ? 合同捜査本部
すでに予告されていたとおり、フェロシルト不正処理に石原産業関係者が逮捕されたニュースが流れている。
この逮捕に関連するニュースが事前に洩れるなど配信はどうなっているのか?
疑問がもたれている。田村社長を逃がしたのも不可解だ。一年もかけて捜査をしてきたはず。立憲困難? というのも解せない。ウラに高度な配慮があったと推定するのは筆者の邪推か?

<フェロシルト不正処理>石原産業元副工場長ら取り調べ開始

 化学メーカー「石原産業」(大阪市)の土壌埋め戻し材「フェロシルト」を巡る不正処理事件で、三重、愛知、岐阜、京都4府県警の合同捜査本部は6日、廃棄物処理法違反(不法投棄)容疑で、同社四日市工場(三重県四日市市)の元副工場長(69)ら数人の取り調べを始めた。容疑が固まり次第、逮捕する。また、同法の両罰規定を適用し、法人としての同社を書類送検する。当時の工場長で、事件への関与が指摘されている田村藤夫・同社社長(67)ら会社幹部については聴取を見送った。
 調べでは、元副工場長らは共謀し、フェロシルトを「有害物質が含まれている産業廃棄物」と認識しながら中間業者に販売。01年12月から03年1月ごろにかけ、三重県亀山市辺法寺町の山中に計約10万トンを投棄させた疑いが持たれている。これまでの任意の事情聴取に対し、元副工場長らは容疑を認めているという。
 フェロシルトは、03年9月に同県が事業者などに利用を推奨する「リサイクル製品」として認定された。しかし元副工場長らは99年ごろから、認定を受けるために県へ申請した正規の製造工程とは異なる方法で廃液を混入しフェロシルトを製造。この廃液混入に伴い、六価クロムやフッ素などの有害物質が生成されることを予見していたとみられる。
 さらに、同社はフェロシルトを販売する際、運搬費などの名目で、販売代金の約20倍にあたる金を中間業者に支払う「逆有償」を行っていた。こうした実態などから、合同捜査本部は、元副工場長らがフェロシルトを産廃と認識していたことは明らかと判断した。
 一方、田村社長について、元副工場長は任意の聴取に「独断でやったわけではない。上司(当時の田村工場長)に報告していた」と供述した。しかし、関与を証明する具体的な証拠が乏しく、合同捜査本部は今回の容疑については強制捜査が困難と結論付けた模様だ。
(毎日新聞) - 11月6日10時52分更新

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (不正知人)
2006-11-06 14:46:12
なぜ田村社長を逮捕しないのか?
返信する

コメントを投稿