◆00078 高崎まつり (二) 更新
東地区
・旭町
昭和二二年五月建造。工匠は池野常茂。人形は鍾馗、人形師は市内の黒川市五郎。
幕は通町の新井道平。上幕は雷紋。下幕は日の出と老松。
・田町四丁目
大正一一年一月建造。人形は龍神の舞、人形師は東京浅草、氏名不詳。幕は通町の新井道平、上幕はかもめ。下幕は獅子。
・山田町
大正一三年一〇月建造。工匠は同町の町田胸次郎。人形は木花開耶姫、人形師は本庄市の米富久。幕は平成四年に京都川島織物、上幕は丸龍。下幕は富士に松と鶴。
・九蔵町
昭和二二年五月建造。工匠は並榎町の相川勝次。人形は静の舞、人形師は東京上野黒門町の林正之輔。彫刻は池山正春。幕は昭和六〇年高崎市の丹頂堂で修復。上幕は赤地に巌と波。下幕は青地に瑞雲と若松。
・羅漢町
昭和二一年一二月建造。工匠は町内の斎藤駒雄。人形は大黒天、人形師は市内の黒川明玉平成二年に衣裳を晃月人形で新調。彫刻は高橋吉次、沢口亀次。幕は高崎市の丹頂堂。上幕は欄干。下幕は波と旭日。昭和六〇年四月に修復。
・北通町
大正一三年一月建造。平成六年改修。工匠は同町在住の鳴海幸造。人形は新田義貞、人形師は本庄市の松崎福松。彫刻は埼玉県大里の小林栄吉。幕は同町の小林栄吉、上幕は波涛。下幕は御所車に牡丹。
・高砂町
大正一四年一〇月建造。工匠は高砂町内の人。人形は神武天皇、人形師は本庄市の松崎福松。彫刻は深堀喜一。幕は昭和五六年八月、市内の丹頂堂。上幕は雲に勾玉。下幕は波に鶴。
南地区
・下和田町
昭和九年一二月建造。人形は牛若丸、人形師は本庄市の米富久。幕は市内の丹頂堂・新井好冶、上幕は松に丹頂鶴の刺繍。下幕は波頭と水鳥の刺繍。
・石原町下一
創建は明治四一年。昭和五八年一二月再建。工匠は柏崎市の広田淳一。人形は少名彦名命、人形師は岩槻市の川崎阿具。幕は晃月人形。上幕は赤地に波頭と鶴。下幕は梧桐に鳳凰。
・石原町下二
創建は文化四年(一八〇七)。平成元年一二月建造。工匠は寺尾町の浦野一郎。彫刻は旧臺のものを用いる。人形は彦狭島王。人形師は市内の晃月人形。幕も晃月人形、上幕は波と千鳥。下幕は松竹梅に鷹。
・下横町
昭和六年一二月建造。工匠は町内の高橋房吉。人形は天照大神、人形師は本庄市の米福久。平成二年に人形衣裳を修復。上幕は二見ヶ浦の旭日。下幕は鳳凰。
平成五年二月に罹災。枢臺、備品の多くを損傷したが、平成一〇年に復活した。
・砂賀町
大正三年一月建造。工匠は佐藤正貫。人形は恵比寿、人形師は熊本市の熱賀昭男。幕は市内の丹頂堂、上幕は赤地に鶴と亀。下幕は緑地に鶴と波。
・南町
大正一三年一〇月建造。工匠は市内下横町の高橋房吉。人形は楠正成、人形師は東京神田の山本鉄五郎。幕の図案は通町の新井道平、刺繍は今井。上幕は赤地に菊水紋。下幕は青地に松、楠公の菊水、岩。地幕は紺地で、波と千鳥、楠公の菊水。
・和田町
大正一一年八月建造。人形は菅原道真公、人形師は東京浅草の山本福松。彫刻は池山正春。幕は市内の丹頂堂。上幕は赤地に菊水。下幕は菅原道真公、愛梅との別れ。
・通町
大正元年一〇月建造。設計は富田幸太郎。工匠は加藤初太郎。人形は龍宮の乙姫、。人形師は東京日本橋の人だが氏名は不詳。幕は市内丹頂堂。上幕は龍宮城。下幕は波と亀。
・新町
大正六年一月建造。工匠は篠谷こう。人形は建御名方命。人形師は東京神田の亀家清秀。。彫刻は熊谷市の飯田。幕は市内の新井道平。上幕は雲に龍。下幕は岩上の鷹と荒波。
・八島町
大正一三年一月建造。工匠は山本鉄。人形は神功皇后、人形師は東京浅草の山本福松。彫刻は佐藤正貫。幕は熊井呉服店。上幕は岩に波。下幕は孔雀に牡丹を刺繍する。
・新田町
明治四三年四月建造。人形は浦島太郎、人形師は東京浅草の山本福松。上幕は龍と荒波。下幕は亀と岩と波。
□汎論
高崎祭は、江戸時代の高崎藩主だった大河内家の鎮守である【頼政神社】の祭だった。頼政神社は、元禄八年(一六九五)に高崎藩主となった松平右京太夫輝貞が、石上寺境内に社殿を建造して頼政公を祀ったのにはじまり、藩主の転封で移動などもあったが、現在地に遷座された。社号ともなっている頼政とは、源三位頼政のことで、【保元の乱】(一一五六)では源義朝に従い、つづく平治の乱(一一五九)では源氏からはなれて平氏についた。
生計(たつき)なき 拠るべなき身は 木のもとに
椎(四位)をひろひて 世をすごすかな
と詠んでいる。
後年、【以仁王(もちひとおう)】の令旨(りょうじ)を奉じ、平氏に叛旗をひるがえしたが功ならず、敗れて宇治の平等院で自刄した。宇治橋をわたり平等院の境内にはいるとすぐ左手に切腹座が残されている。しかし、頼政の旗揚げはのちの平氏滅亡の嚆矢となった。
頼政神社祭は、幕末期には一時衰退したが、慶応四年(一八六八)に「道祖神祭」、一九五五年に「高崎奉納祭」、一九七五年に「高崎ふるさとまつり」を経て一九八五年に「高崎まつり」となった。群馬県では最大の祭で、花火大会は北関東最大級の規模である。
現在は市域を中央地区、北地区、東地区、南地区の四区にわけ、市民祭として行われる。山車は三十六臺あるが毎年すべては出ず、およそ半分ずつを年毎に交互にだして曳く。市内にはふるさと祭には参加せず、古式に則って祭を行う地区もある。
□問い合わせ
高崎市商業観光課
電話 027-321-1257
□参考
次を参考にさせていただきました。
・盂蘭盆会 四天王寺 万灯供養法要
先祖供養のための万灯供養法要が四天王寺で行われます。夕刻より中心伽藍内で、先祖の霊名を記した約1万本のろうそくが灯され、荘厳な雰囲気に包まれます。
鳥取水尻海岸 ATV4輪バギーレンタル ON/OFF 鳥取 水尻楽園
http://blogs.yahoo.co.jp/onoff70ki/24731891.html
・滋賀、西明寺(サイミョウジ)、湖東三山 湖東三山の1つに数えられる天台宗の古刹、龍応山西明寺。平安時代の初期、承和元年(834)に三修上人が仁明天皇の勅願によって開創したと伝わる寺院です。 本堂と三重塔は国宝になっています。
空と大地と街かどde 連日暑いですね~--水分をたっぷりとって熱中症予防です~~
http://blogs.yahoo.co.jp/wamioda56
・胡録神社 荒川区南千住
モヤモヤ写真日記
http://blogs.yahoo.co.jp/yuzawakoh/32032849.html
・……世界文化遺産に登録された「富士山本宮浅間大社」を参拝してきました。 JR富士宮駅から商店街を通りぬけて、徒歩15分で朱塗りの大鳥居に到着しました。 大鳥居をくぐり桜の参道の木陰は涼しく……そして楼門前の水屋で身を清め、拝殿では、家内安全と家族の健康を祈願しました。
カメラ片手に野の花散歩。 春・夏は花の散歩を秋からは京都の紅葉散歩。絶滅危惧種の花もご紹介。
http://blogs.yahoo.co.jp/hana_shono22
・嫁が調理師試験合格のお祝いに好きな店でご飯しようと提案してくれたので、御津市の室津にある、『まるよし』さんにいって来ました……
つぶやく坊主のブログ 赤穂市の地酒『忠臣蔵』が大好き!! 赤穂市の野菜や、魚の料理をあてに『割烹 美鶴』で美味い酒をどうぞ
http://blogs.yahoo.co.jp/mochi927nontheory
・渡良瀬の桜石は,菊花石・梅花石と並ぶ三大花紋石のひとつです。菊花石や梅花石の多くが人の手で削って花を出しているのに対し,この桜石は全く人の手を加えていません。
渡良瀬川と流域の自然・文化遺産 渡良瀬川と流域の自然・文化遺産,観光スポットを紹介します
http://blogs.yahoo.co.jp/watarasegawa_sakuraishi
◆日本の山車 ブログ
日本の山車
http://blogs.yahoo.co.jp/ypjcd447/
暘州通信
http://blog.goo.ne.jp/admin/
◆日本の山車 ホームページ
【都道府県別分類】は、これまでの記事はこちらに都道府県ごとに分類統合しています。随時編集中です。
http://hiyou.easy-magic.com/
東地区
・旭町
昭和二二年五月建造。工匠は池野常茂。人形は鍾馗、人形師は市内の黒川市五郎。
幕は通町の新井道平。上幕は雷紋。下幕は日の出と老松。
・田町四丁目
大正一一年一月建造。人形は龍神の舞、人形師は東京浅草、氏名不詳。幕は通町の新井道平、上幕はかもめ。下幕は獅子。
・山田町
大正一三年一〇月建造。工匠は同町の町田胸次郎。人形は木花開耶姫、人形師は本庄市の米富久。幕は平成四年に京都川島織物、上幕は丸龍。下幕は富士に松と鶴。
・九蔵町
昭和二二年五月建造。工匠は並榎町の相川勝次。人形は静の舞、人形師は東京上野黒門町の林正之輔。彫刻は池山正春。幕は昭和六〇年高崎市の丹頂堂で修復。上幕は赤地に巌と波。下幕は青地に瑞雲と若松。
・羅漢町
昭和二一年一二月建造。工匠は町内の斎藤駒雄。人形は大黒天、人形師は市内の黒川明玉平成二年に衣裳を晃月人形で新調。彫刻は高橋吉次、沢口亀次。幕は高崎市の丹頂堂。上幕は欄干。下幕は波と旭日。昭和六〇年四月に修復。
・北通町
大正一三年一月建造。平成六年改修。工匠は同町在住の鳴海幸造。人形は新田義貞、人形師は本庄市の松崎福松。彫刻は埼玉県大里の小林栄吉。幕は同町の小林栄吉、上幕は波涛。下幕は御所車に牡丹。
・高砂町
大正一四年一〇月建造。工匠は高砂町内の人。人形は神武天皇、人形師は本庄市の松崎福松。彫刻は深堀喜一。幕は昭和五六年八月、市内の丹頂堂。上幕は雲に勾玉。下幕は波に鶴。
南地区
・下和田町
昭和九年一二月建造。人形は牛若丸、人形師は本庄市の米富久。幕は市内の丹頂堂・新井好冶、上幕は松に丹頂鶴の刺繍。下幕は波頭と水鳥の刺繍。
・石原町下一
創建は明治四一年。昭和五八年一二月再建。工匠は柏崎市の広田淳一。人形は少名彦名命、人形師は岩槻市の川崎阿具。幕は晃月人形。上幕は赤地に波頭と鶴。下幕は梧桐に鳳凰。
・石原町下二
創建は文化四年(一八〇七)。平成元年一二月建造。工匠は寺尾町の浦野一郎。彫刻は旧臺のものを用いる。人形は彦狭島王。人形師は市内の晃月人形。幕も晃月人形、上幕は波と千鳥。下幕は松竹梅に鷹。
・下横町
昭和六年一二月建造。工匠は町内の高橋房吉。人形は天照大神、人形師は本庄市の米福久。平成二年に人形衣裳を修復。上幕は二見ヶ浦の旭日。下幕は鳳凰。
平成五年二月に罹災。枢臺、備品の多くを損傷したが、平成一〇年に復活した。
・砂賀町
大正三年一月建造。工匠は佐藤正貫。人形は恵比寿、人形師は熊本市の熱賀昭男。幕は市内の丹頂堂、上幕は赤地に鶴と亀。下幕は緑地に鶴と波。
・南町
大正一三年一〇月建造。工匠は市内下横町の高橋房吉。人形は楠正成、人形師は東京神田の山本鉄五郎。幕の図案は通町の新井道平、刺繍は今井。上幕は赤地に菊水紋。下幕は青地に松、楠公の菊水、岩。地幕は紺地で、波と千鳥、楠公の菊水。
・和田町
大正一一年八月建造。人形は菅原道真公、人形師は東京浅草の山本福松。彫刻は池山正春。幕は市内の丹頂堂。上幕は赤地に菊水。下幕は菅原道真公、愛梅との別れ。
・通町
大正元年一〇月建造。設計は富田幸太郎。工匠は加藤初太郎。人形は龍宮の乙姫、。人形師は東京日本橋の人だが氏名は不詳。幕は市内丹頂堂。上幕は龍宮城。下幕は波と亀。
・新町
大正六年一月建造。工匠は篠谷こう。人形は建御名方命。人形師は東京神田の亀家清秀。。彫刻は熊谷市の飯田。幕は市内の新井道平。上幕は雲に龍。下幕は岩上の鷹と荒波。
・八島町
大正一三年一月建造。工匠は山本鉄。人形は神功皇后、人形師は東京浅草の山本福松。彫刻は佐藤正貫。幕は熊井呉服店。上幕は岩に波。下幕は孔雀に牡丹を刺繍する。
・新田町
明治四三年四月建造。人形は浦島太郎、人形師は東京浅草の山本福松。上幕は龍と荒波。下幕は亀と岩と波。
□汎論
高崎祭は、江戸時代の高崎藩主だった大河内家の鎮守である【頼政神社】の祭だった。頼政神社は、元禄八年(一六九五)に高崎藩主となった松平右京太夫輝貞が、石上寺境内に社殿を建造して頼政公を祀ったのにはじまり、藩主の転封で移動などもあったが、現在地に遷座された。社号ともなっている頼政とは、源三位頼政のことで、【保元の乱】(一一五六)では源義朝に従い、つづく平治の乱(一一五九)では源氏からはなれて平氏についた。
生計(たつき)なき 拠るべなき身は 木のもとに
椎(四位)をひろひて 世をすごすかな
と詠んでいる。
後年、【以仁王(もちひとおう)】の令旨(りょうじ)を奉じ、平氏に叛旗をひるがえしたが功ならず、敗れて宇治の平等院で自刄した。宇治橋をわたり平等院の境内にはいるとすぐ左手に切腹座が残されている。しかし、頼政の旗揚げはのちの平氏滅亡の嚆矢となった。
頼政神社祭は、幕末期には一時衰退したが、慶応四年(一八六八)に「道祖神祭」、一九五五年に「高崎奉納祭」、一九七五年に「高崎ふるさとまつり」を経て一九八五年に「高崎まつり」となった。群馬県では最大の祭で、花火大会は北関東最大級の規模である。
現在は市域を中央地区、北地区、東地区、南地区の四区にわけ、市民祭として行われる。山車は三十六臺あるが毎年すべては出ず、およそ半分ずつを年毎に交互にだして曳く。市内にはふるさと祭には参加せず、古式に則って祭を行う地区もある。
□問い合わせ
高崎市商業観光課
電話 027-321-1257
□参考
次を参考にさせていただきました。
・盂蘭盆会 四天王寺 万灯供養法要
先祖供養のための万灯供養法要が四天王寺で行われます。夕刻より中心伽藍内で、先祖の霊名を記した約1万本のろうそくが灯され、荘厳な雰囲気に包まれます。
鳥取水尻海岸 ATV4輪バギーレンタル ON/OFF 鳥取 水尻楽園
http://blogs.yahoo.co.jp/onoff70ki/24731891.html
・滋賀、西明寺(サイミョウジ)、湖東三山 湖東三山の1つに数えられる天台宗の古刹、龍応山西明寺。平安時代の初期、承和元年(834)に三修上人が仁明天皇の勅願によって開創したと伝わる寺院です。 本堂と三重塔は国宝になっています。
空と大地と街かどde 連日暑いですね~--水分をたっぷりとって熱中症予防です~~
http://blogs.yahoo.co.jp/wamioda56
・胡録神社 荒川区南千住
モヤモヤ写真日記
http://blogs.yahoo.co.jp/yuzawakoh/32032849.html
・……世界文化遺産に登録された「富士山本宮浅間大社」を参拝してきました。 JR富士宮駅から商店街を通りぬけて、徒歩15分で朱塗りの大鳥居に到着しました。 大鳥居をくぐり桜の参道の木陰は涼しく……そして楼門前の水屋で身を清め、拝殿では、家内安全と家族の健康を祈願しました。
カメラ片手に野の花散歩。 春・夏は花の散歩を秋からは京都の紅葉散歩。絶滅危惧種の花もご紹介。
http://blogs.yahoo.co.jp/hana_shono22
・嫁が調理師試験合格のお祝いに好きな店でご飯しようと提案してくれたので、御津市の室津にある、『まるよし』さんにいって来ました……
つぶやく坊主のブログ 赤穂市の地酒『忠臣蔵』が大好き!! 赤穂市の野菜や、魚の料理をあてに『割烹 美鶴』で美味い酒をどうぞ
http://blogs.yahoo.co.jp/mochi927nontheory
・渡良瀬の桜石は,菊花石・梅花石と並ぶ三大花紋石のひとつです。菊花石や梅花石の多くが人の手で削って花を出しているのに対し,この桜石は全く人の手を加えていません。
渡良瀬川と流域の自然・文化遺産 渡良瀬川と流域の自然・文化遺産,観光スポットを紹介します
http://blogs.yahoo.co.jp/watarasegawa_sakuraishi
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日本の山車
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【都道府県別分類】は、これまでの記事はこちらに都道府県ごとに分類統合しています。随時編集中です。
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