暘州通信

日本の山車

◆02048 八坂神社、鹿島神社祭礼 更新

2012年08月02日 | 日本の山車
◆02048 八坂神社、鹿島神社祭礼 更新
□社名 
八坂神社
スサノオノミコト 素盞鳴命
鹿島神社
タケミカヅチノミコト 武甕槌命
□所在地 稲敷市(旧江戸崎町)
□祭神
□祭は七月下旬。
□山車
山車の形態(呼称)は、山車。
・ 本宿町
二層式唐破風屋根のゆったりとつくられた山車。上臺勾欄には白の堤燈が並ぶ。基臺は吹き通しで、上部には水引幕が懸かる。建造は昭和初期で、昭和天皇の即位御大典を祝して建造されたと伝わる。
・ 浜町
二層式外四輪、唐破風屋根の山車、上臺前部には堤燈枠がとりつけられ赤い酸漿堤燈(ほうずきちょうちん)が数個さがる。建造は昭和初期。屋根の軒は造花で彩られる。曳子の法被の色が黄色で山車も黄色が基調になっているようで、明るい印象がある。
・ 田宿町
建造は昭和初期。
・戸張町
二層式外四輪、唐破風屋根の山車。上臺屋根の両側面には紅白を交えた造花が長く伸びる。勾欄には御用堤燈がならぶ。
・荒宿町
・根宿町
・大宿町
・西町
二層式外四輪の山車。唐破風屋根、屋根周りは華やかな造花で彩られる。上臺勾欄周りには堤燈で埋め尽くされる。
(順不同)
□汎論
 土岐氏(ときし)は、鎌倉時代、美濃國(岐阜県)に興った氏族で、水色の桔梗紋で知られ、最盛期には美濃國、尾張國、伊勢國の守護をつとめた。岐阜県土岐市には地名としてのこる。駿河國に封じられた土岐氏は上野國沼田(群馬県沼田市)に転封となっている。上総國(千葉県)、常陸國には支族が栄えた。
 土岐氏は歴史上著名な人物を排出しているが、本能寺の変で織田信長をたおした明智光秀、江戸城殿中の松の廊下で刃傷におよんだ忠臣蔵で良く知られる浅野長矩は、浅野長政の血をひいている。
 当江戸崎は、常陸土岐氏を祖とし、元亀元年(一五七〇)に、土岐治英が城内の鎮守として、鹿島神宮より分霊をうけて鹿島神社が創祀された。例祭は九月上旬であるが、八坂神社とともににぎやかに齋行される。 
□参考
次を参考にさせていただきました。
・江戸崎祗園祭
 http://syoyukan.com/edosaki_gion.html
・えどさき美遊館
 http://syoyukan.com/edosaki_gion/rekishi_01.html

地域を特定しやすくするため行政コード番号は変更せず、従前のままです。
20120720 更新

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