玉依姫 様 (四五二)
これは仮説です。
植物には広い分布域を持つものがある一方できわめて限定された地域にしか生育しないものがあります。このなかに【周伊勢湾要素】とよばれる植物群があります。伊勢湾を取り巻く東海地方に限定される植物で、シラタマホシクサ、ウンヌケ、シデコブシ、ハナノキ、ヒトツバタゴ(なんじゃもんじゃのき)などがそれですが、ハナノキを例にとりますと、西は滋賀県の醒ヶ井のあたりまで、東は長野県の馬込宿あたり、北部は岐阜県高山市の【鎌倉街道】の美女峠に稀産し、かつては【花ノ山口】とよばれ、秋にはその名の通り花が咲いたがごとき見事な紅葉が見られました。現在はほぼ全滅状態です。
このハナノキは東海地方以外にはおそらく自生がないはずですが、じつは、これがアメリカのカりフルニアに自生しています。もっとも、カりフルニア産のハナノキは、葉が長いタイプです。
これは仮説です。
植物には広い分布域を持つものがある一方できわめて限定された地域にしか生育しないものがあります。このなかに【周伊勢湾要素】とよばれる植物群があります。伊勢湾を取り巻く東海地方に限定される植物で、シラタマホシクサ、ウンヌケ、シデコブシ、ハナノキ、ヒトツバタゴ(なんじゃもんじゃのき)などがそれですが、ハナノキを例にとりますと、西は滋賀県の醒ヶ井のあたりまで、東は長野県の馬込宿あたり、北部は岐阜県高山市の【鎌倉街道】の美女峠に稀産し、かつては【花ノ山口】とよばれ、秋にはその名の通り花が咲いたがごとき見事な紅葉が見られました。現在はほぼ全滅状態です。
このハナノキは東海地方以外にはおそらく自生がないはずですが、じつは、これがアメリカのカりフルニアに自生しています。もっとも、カりフルニア産のハナノキは、葉が長いタイプです。
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