暘州通信

日本の山車

◆06705 金谷地区合同祭

2012年02月19日 | 日本の山車
◆06705 金谷地区合同祭
□社名 
金谷神社
神明神社
八坂神社
諏訪神社
□所在地 千葉県富津市金谷地区
□祭神
□祭は七月下旬。
□山車
山車、花傘萬燈山車、屋臺、舟型屋臺、囃子屋臺、担屋臺。
・宮本組
花傘萬燈山車
花・柳山車ともいい、紅色の造花が花笠のように枝垂れ、頂部には四角い天王座らしきものがある。基臺には榊がたてられ、紅色の造花と榊の緑の対比が美しい。前部には太鼓がのり、後部には美人画の行燈が添えられることがあり、あたかも見送りのようになっている。
・新町区
大杉さま山車
 長い舁棒があり、かつては舁山だった形態を曳いている。曳くときは車による。中央に大きな榊をたて、四方に副棒が立ち、小さな五色の吹流し、幣の梵天が付属する。
・仲町区
囃子屋臺
 単層、素木、唐破風屋根、六本角柱の屋臺、前面左(向かって右)に日章旗、前面右(向かって左)には旭日日章旗、その上に五色の吹流しがつく。さらに、扇面状の絵行燈がつく。屋根は市松模様の油障子。四隅の柱に沿うように榊が立つ。基臺には前後に通る長い舁棒がつく。
・久保組
屋臺
 単層、素木、唐破風屋根、六本角柱の屋臺、側面の軒には社紋の右三ツ巴えのはいる長い提燈が下がる。前面には日章旗が二本水平に差し出され、梶棒一本が取り付けられる。素木造の勾欄前部は四割、側面は五割、柱頭には金属製の擬宝珠がつく、四隅は刎ねないと目勾欄としている。前部も開口しない。中柱には素通しの脇障子がつく。正面柱両脇に常緑の榊が立てられ、大太鼓がのる。下臺は低くとり紅白の幕で覆う。後部は乗降を考え勾欄は無い。
・荒戸
屋臺
 単層、素木、唐破風屋根、六本角柱の屋臺、軒には「荒若」と墨書
した白丸提燈が下がる。前部に紅白の布を巻いた旗竿は水平に差し出され、二本の日章旗がつく。屋臺の前後を通す長い二本の舁棒が側面にあり、黄色の曳綱もつく。後部に二本の旗が立ち一本には紺地黄色の丸い中に「荒」の文字を入れ、諏訪大明神と染め抜かれていて、当地区は諏訪神社の氏子であることを標榜している。
・田尻区
お舟
 単層、素木、唐破風屋根の和船の形をしており、前面にはしろ御幣が立てられ、後部には白地に墨文字で田尻丸と染め抜いた旗が立つ。下臺には、しっかりした舁棒が二本つき、その周りには注連縄が張られ幕は無い。曳綱は白。
(順不同)
□汎論
 金谷地区には氏子を異にする神社がいくつかあり、祭は合同祭として同じ日に齋行される。地区ごとに山車の形態が異なり多彩な山車が曳かれる。
□参考
次を参考にさせていただきました。
・祭り好きのSHOP
 http://mikoshi.blog72.fc2.com/blog-entry-820.html 
□外部リンク
「日本の山車」を執筆している一人閑(ひとりしずか)と申します。早速ですが、貴方のブログ記事を「外部リンク」として紹介させていただきましたのでお知らせします。もしご迷惑でしたらお申し出ください。削除いたします。
◇日本の山車 ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/ypjcd447/
◇日本の山車 ホームページ
http://hiyou.easy-magic.com/

◇羽山神社山車祭り その2
2010/11/20(土) 午後 9:09
... 屋根の上には万燈と花籠の飾りがのります。 秋晴れの良き日に、念願の羽山神社山車祭りを見られて、とても幸せでした。 地元の人たちにも親切にしていだだき、記念に山車の造り花を1本いただきました。 ありがとうございました。 ...
 

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