行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

羽を広げたホシハジロ、カルガモ

2023-01-21 20:00:49 | 
12月初旬の晴れ日、
池のホシハジロが気持ちよさそうに羽をバタバタさせていました。


薬師池のホシハジロの雄、
お腹がいっぱいになったのか、
潜って餌を採るのも止めて、日当りの池をゆったりと泳いでいました。


やがて、浄水用のパイプに上がり、
雄たけびを上げるように羽を広げました。


ホシハジロ(星羽白)、
背中が小さな星屑模様で羽が白色なのでこの名がついています。
広げた羽は白一色です。


また水かきは白色透明。


ホシハジロ♂、水の中でも羽を広げました。
羽繕いの後に羽の汚れを落とす行為のようです。


池の中で、カルガモも羽を広げました。
一年中身近に見られ、雌雄同色で羽色も地味、
初夏の子連れ時ぐらいしか注目されなく、あまり被写体にされない鴨です。


池の縁の落葉が舞う倒木の上、
美しい青色の翼鏡を見せて、羽を広げてくれました。
カルガモでは唯一の色彩を感じる構造色青色の翼です。
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イケメン百舌

2023-01-20 20:00:16 | 
公園の梅の木にモズ♂、
しばらくとまっていてくれたので、
すぐ近くで撮れました(12/11)。


望遠ズームを抱えて公園道、
梅の木にモズがとまりました。


望遠端の600mmでシャッター。
こんな時はやはり600mmと感じます。
トリミングなしでも十分な大きさです。


過眼帯が黒色で太く、
上背の毛色がきれいな青灰色、
イケメンの雄モズです。


薄緑の背景を選んで、
まだ冬になったばかりですが、
モズも上を向き、明るい春の雰囲気です。


近くで撮れたので、トリミングして、
モズの顔を大写しに。
食性は動物食、猛禽類のような鉤状の嘴が目立ちます。


赤い旗があったので背景にしました。
緑色に赤色、インパクトがあります。


同日、違う場所で逆光のモズを。
過眼帯が褐色なのでメスと思われます。
嘴は猛禽類のようですが、可愛い顔です。

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12月10日の散歩道

2023-01-19 20:00:38 | 花と虫
12月10日は晴れ日、12月にしては暖かい日でした。


土手道の枯れ草の中に
ツマグロヒョウモン♂を見つけました。


年に何回か発生があるツマグロヒョゥモンですが、
成虫越冬の蝶ではありません。
12月10日になって、成虫が飛んでいるとは少し驚きです。


同日、翅がだいぶ傷んでいますが
モンキチョウがまだ花をつけていたコセンダングサに吸蜜していました。
この蝶も幼虫越冬、もう終活です。


以下は薬師池公園の萬葉草花苑にて(12/11)。
たくさんの小さな白い花をつけた菊がありました。
横にアキバギク(秋葉菊)の名札が立てられています。
千葉県と静岡県に分布し、
山地に咲くものでは最も遅い時期に盛りを迎える野菊です。
別名はキヨスミギク(清澄菊)。


10月、茎頂に白色の花をつけていたオケラが綿毛となっていました。
キク科オケラ属の多年草です。


ヤマハゼがいい色に紅葉していました。
ウルシ科ツタウルシ属の落葉小高木です。


サクラソウ科マンリョウ(万両 )が
あちらこちらにたくさんの赤い実をぶら下げていました。
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ビワの花、ヤツデの花

2023-01-18 20:00:55 | 花,植物
12月8日の散歩道、
初冬の花と果実そして満月を撮りました。


バラ科ビワが花をつけていました。
果物の木としては珍しく、冬に花をつけます。


ヤツデの花。
ウコギ科ヤツデ属、初冬に花をつける常緑落葉低木です。


冬の田んぼの畔にキツネアザミが咲いていました。
普通は初夏に咲くキク科キツネアザミ、
12月に花、キツネに化かされたようです。


ニシキギ科ツルウメモドキ、
枝いっぱいに朱色の実をつけ、冬の華です。


藪原のところどころにヘクソカズラの実。
悪臭を発するのでこの名があるツル性の草本ですが、
実は臭くはなく、生け花などにも使われているようです。


青空にイイギリの赤い実が、
この実、葉が落ちた冬まで落ちずに残ります。


落葉寸前の紅葉と白い果実、
ナンキンハゼです。


12月8日は2022年最後の満月日、
まだ17時前でしたが、暗くなり始めた東の低空に赤い月が出ていました。
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トモエガモ

2023-01-17 20:00:55 | 
長池公園筑池にトモエガモが数羽で来ていました。
絶滅危惧II類 (VU)にもなっている個体数の少ない鴨です。


12月3日、久しぶりに長池公園に。
筑池を覗いて見ると、
対岸の藪下にじっと動かずに休んでいるトモエガモを見つけました。


12月7日、きちんとしたトモエガモを撮りたく、
再び、筑池へ。
3日とほぼ同じあたりを雄が2羽ゆっくりと泳いでいました。
奥に休んでいる大きな鴨3羽はこの池に常駐のカルガモです。


しばらく公園を歩いて先ほどの場所に戻ると、
こちらの岸近くをトモエガモ雄が悠々と泳いでいます。
美しい鴨の一つ、トモエガモがすぐ近くで撮れました。


トモエガモはコガモより少し大きめ、
カモの仲間としては小型の種になります。
日本では冬鳥、アジア北部などから全国に渡来しますが、
日本海側に多く見られるようです。


ピント甘ですが、オスの後ろにメスもいました。


オスが2羽、1羽がこちらを向き、
正面顔を見せてくれました。


オスの顔の色模様が巴型に見えるので、
トモエガモ(巴鴨)の名が付けられています。
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紅葉の池にカワセミ

2023-01-16 20:00:02 | 
そろそろルリビタキなどの冬の鳥がいるのではと期待して
重たい望遠ズームを持って、薬師池公園へ(11/26)。


ルリビタキ小鳥は空振り、
池の鴨を写しているとカワセミがやってきて、
池の止まり木にとまりました。


ちょうど紅葉が映り込み紅く染まった池が背景、
いい具合に写りました。


少し飛んで、違う止まり木へ。
紅葉の映り込みは淡くなりましたが
池に浮くサザンカの花びらがアクセントになってくれます。


姿勢を変えました。
飛び込みを見せてくれそうです。


羽を広げて飛び込む寸前。
この後飛び込みを見せてくれたのですが、
シャッターが間に合わなかったり、ボケボケの失敗写真となりました。
飛び込み写真を撮るには三脚と照準器と連続シャッター、さらに技術が必要なようです。


小さな魚をゲットして同じ場所に戻りました。


小さな獲物、嘴で転がしてすぐに飲み込みました。


また場所を移動、
こんどは背景が緑の映り込みに後ろ姿。


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キンクロハジロ

2023-01-15 20:00:06 | 
昨日のホシハジロに続いて、今日はキンクロハジロ、
11月中頃、薬師池にホシハジロとほぼ同時に姿を見せ、
12月末、ほぼ同時に姿を消しました。


キンクロハジロ(金黒羽白)、
カモ目カモ科ハジロ属に分類される日本では冬鳥。
11月中旬、薬師池に行ったときにはホシハジロとともに数羽で群れをつくっていました。


雌雄のキンクロハジロ、
前の褐色がメスで後方の黒色がオスです。


虹彩が黄(金)色、
オスは頭部から胸部、体上面が黒色、
そして、羽を広げたときの羽色が白色、
その体色の特徴からキンクロハジロ(金黒羽白)の名があります。
またオスは繁殖期になると後頭の羽毛(冠羽)が伸長します。


オスの頭部の羽毛、
光の当たり具合によっては黒色の中に光沢のある紫色が認められます。


構造色、光沢のある緑色も出ることがあります。
嘴は幅広く、色彩は灰青色で先端が黒色です。


嘴を使って毛繕い中、
キンクロハジロのメスです。
羽色は茶褐色から暗褐色で、冠羽もオスに比べて短い。


メスが2羽、岸辺の樫の枝下近くを通りました。
キンクロハジロの食性は雑食、
水生植物、昆虫、甲殻類、軟体動物、魚類などを食べるようです。
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ホシハジロ

2023-01-14 20:00:53 | 
今年は気候のせいか、鳥インフルエンザのせいなのか、
冬鳥の飛来が少ないように感じます。
11月~12月、薬師池に雌雄とも数羽でしたがホシハジロの姿がありました。


(ホシハジロのオス1)
ホシハジロはヨーロッパからシベリアまでの地域で繁殖し、
日本には越冬のため飛来して来る鴨の仲間、冬鳥。


(ホシハジロのオス2)
ホシハジロのオスは頭と顔が赤褐色で胸は黒色で、
背や腹は白色に細かい黒線が多数入り、遠目に灰色に見えます。
虹彩は赤色です。


(ホシハジロのメス1)
ホシハジロのメスは全体が褐色で、背や腹は灰色です。


(ホシハジロのメス2)
メスの虹彩は褐色、
嘴は雌雄ともに黒色で青灰色の太い帯模様が入ります。


眼を開けて休んでいるホシハジロ♂。
どの鴨もこのポーズ、嘴を背中の翼に入れて、よく休んでいます。


眼を閉じて休んでいるホシハジロ♀。
実は12月下旬に抜けてしまい、いまは姿が見られません。。
人の訪れも多く、開放的な薬師池、
落ち着かなく、住みづらいのかも知れません。
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落葉と紅葉

2023-01-13 20:00:29 | 風景
12月2日、
自宅近くの公園を散歩、
紅葉と落葉の初冬風景を楽しみました。


落葉の坂道を犬に引かれて。


公園道の隙間から近景と遠景の紅葉を。


紅葉を背景に紅いササンカ。


紅葉と四阿屋根の落葉。


カエデ紅葉、
今年はきれいに染まりました。


竹林の緑とカエデ紅葉。


夕刻近く、紅葉のクジラ橋。
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皇帝ダリアとヒメツルソバの花

2023-01-12 20:00:15 | 花,植物
11月28日の午後、
鳥を目的に望遠レンズをつけて散歩に出ましたが、
小鳥は空振り、結局、望遠レンズで、
皇帝ダリアをはじめ、11月末の花を撮りました。


皇帝ダリア。
キク科ダリア属、メキシコから中米が原産の多年草です。
花の少ない11月末に花開き、大輪なので毎年レンズを向けてしまいます。


別名が木立ダリア、
草ですが、丈が3~4メートルにもなり、
ピンク色で直径約20cmの 大輪花が茎の頂上につきます。


11月下旬の開花、
ちょうど紅葉の時期、ケヤキ黄葉を背景に入れて見ました。


この皇帝ダリア、
短日植物、日が短くならないと花芽ができません。
近くに街灯や電灯があると日が長いと感じ、花芽をつけないそうです。


ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)が石壁に垂れ下がり、
たくさんの淡紅色の花をつけていました。
ヒマラヤ原産、グランドカバーとしてよく使われるタデ科植物です。


小さなギンモクセイの木にまだ花が、
普通10月ごろに花が見られるモクセイ科の木本です。


同じモクセイ科ヒイラギ(柊)がたくさんの花をつけていました。
こちらは和名からもわかるように、晩秋~初冬の花です。


花ではありませんが、まだついていたイシミカワの青い実、
望遠レンズで、紅葉の橙色を背景にして写して見ました。
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