行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

綿毛の種

2023-01-23 20:00:08 | 花,植物
花の少ない12月の散歩道、
カシワバハグマ、ススキなどの綿毛を写して見ました(12/14、19)。


丘陵の散歩道にカシワバハグマの綿毛を見つけました。
枯れた葉と合いまって、美しい造形に眼をひかれます。


カシワバハグマ(柏葉白熊)はキク科コウヤボウキ属の多年草。
淡褐色の冠毛(綿毛)に囲まれて、長さ10mmほどの痩果(種子)が見られます。


道の草に絡んでキンポウゲ科センニンソウ、
綿毛と種実が出来ていました。
この綿毛を仙人の髭に喩えたのがセンニンソウの名の由来です。


河川敷のセイタカアワダチソウ、
黄色の花が全部、淡褐色の綿毛になっていました。


キク科ノゲシ、
春から秋に黄色のタンポポのような花をつけます。
綿毛はタンポポより密で柔らかそうです。


河川敷で12月中旬のススキの穂・綿毛を。
枯れ尾花です。
ススキはイネ科ススキ属の植物、
秋の七草の一つで尾花とも呼ばれます。


そのススキの穂をさらに大写し。
白い綿毛の中に種ができています。
その種の先からピローンと1本、たよりなく伸びている植物体があります。
ノギ(芒)と呼ばれるものです。


これも河川敷にて。
こちらはオギ(荻)の綿毛と種子です。
ススキとオギ、よく似ていて見分けが難しいのですが、
ススキには種にノギ(芒)があり、オギにはありません。
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