行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

2020TOKYO女子ロードレース

2021-08-22 20:00:19 | 風景
昨日に続いてオリンピック自転車ロードレース、
翌日、7月25日は女子が同じコースを走りました。
もう生では見ることがないだろうと思われるオリンピック、
この日は自宅のすぐ近くで、見物、撮影しました。


予定時間の30分ほど前、
今日の撮影ポイントに行って見ると、もうたくさんの人がいました。
人込み、密になるの嫌なので、人の少ない場所に落ちつくと、
間もなく先導の車が現れました。


それに続いて、エチオピアカラーの選手が単走でやってきました。
歩道にいる見物人の目線からは後続がすぐ近くに来ています。


オートバイに誘導されて、集団がやってきました。


空からはヘリコプターも集団を追いかけています。


男子に比べると参加人数が少ないようで、
集団の人数は40~50人でしょうか。


コースはカメラの手前で左にカーブ、
最後尾にいたUSAの選手が二人並んで曲がりました。


その後からは、屋根に予備の自転車を積んだ車が何台も続きます。
車はトヨタがスポンサーとなり提供しているようで、全部トヨタの車です。
そして、自転車を運ぶ車にはNATIONとNutral Serviceの2種類あるようです。
予備の自転車だけでも相当な数がレースに帯同しています。
オリンピックには多くの人がかかわり、費用もずいぶんかかることがうかがえます。
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TOKYO2020、自転車ロードレース

2021-08-21 20:49:14 | 風景
7月24日、東京オリンピック初日、
自転車ロードレース男子が我が街を通りました。
密集を避けて、公園の山道へ。
木の隙間からロードレースを写しました。


11時前、パトカーなどの先導車が見えてきました。
もう間もなくです。
スタートは11時、ここから1kmほど前がスタート地点となっています。


ロードレース自転車が来る前、
パトカーなどの車に続いて、エスコートのオートバイが何台も通って行きました。


数台のトップ車が通り抜けてからしばらく後、
100台ほどの集団がやってきました。
この歩道橋の下あたりはけっこうな上り坂です。
その歩道橋に2020TOKYOと7月24、25日の交通規制の垂れ幕が見られます。


まだスタートしたばかり、レースはまだ一団です。
最終尾もこの集団のようです。
集団のすぐ後ろにエスコート隊、
そして屋根に何台かの自転車を積んだ車が何台も続きます。
交換用の自転車を積んでいるようです。


集団を拡大して見ると、
横8列、縦に12列ほど、
およそ100台の自転車が一糸乱れず坂道を上ります。


この日は満月、
ときどき暗雲に隠れながらもきれいな7月の満月が出ていました。
新型コロナ感染拡大で開催反対の声も多く、
緊急事態宣言中の無観客開催という異例の開催となった今回のオリンピック、
世界そして日本のアスリートの活躍を見て感動、開催できてよかったと思う反面、
開催中も開催後もコロナ感染者数は上昇の一途となっています。
まだパラリンピックと続く、2020TOKYO、
その是非、評価は歴史が判断することになりそうです。


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チョウトンボ

2021-08-20 20:00:00 | 昆虫
今年の夏はコロナで東京に遊びに行けないなので、
「遊びに来て」と、孫たちからのお願いがあり、
ワクチン接種を終えている安心感もあり、夏休み早々、車で静岡菊川まで出かけました。


一時間ほど時間をつくり、
チョウトンボがいる溜池に行って見ました。
マイフィールドでは見つからないトンボ、
その名の通り、蝶のような美麗なトンボです。


2年前来た時と違って、
池が改修工事中であり、池の面積も小さくなり、トンボの数が少ないようです。
それでも、チョウトンボが十羽ほど岸辺近くを飛んでいました。


この時のため持って行った望遠ズームでねらって見ました。
近くで撮れた一枚をさらにトリミング、
あいにくの曇り、日の光による虹色の輝きはありませんが
青紫色の翅がきれいです。顔面にも青色があります。


トンボは一度離れても同じ場所にとまる習性があるので、
待っているとまたとまりました。
上と同じ、雄の個体です。


これは雌のようです。
後翅末端に透明部分が多く見られるのは雌、
雄は透明部分が小さな点ほど、ほとんどないとのこと。


ピンボケですがこれも雌。
チョウトンボの翅色、
「雄は青紫色、雌では金緑~青紫色に輝く」と図鑑にありました。
雌雄で翅色が多少異なるようです。


水辺から少し離れた草原にて、
緑に包まれたチョウトンボを写しました。
後翅末端に透明部分がないので、雄の個体です。
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ショウジョウトンボとウスバキトンボ

2021-08-19 20:00:23 | 昆虫
ショウジョウトンボとウスバキトンボ、
夏に現れる赤いトンボですが、
いわゆるアカトンボ、アカネ属のアカトンボではありません。
大きさもアカトンボの仲間より大きな2種です。


ショウジョウトンボ♂。
雄は全身が真っ赤、脚まで赤くなります。
この赤さから、伝説上の怪物、猩猩(しょうじょう)が名の由来となっています。


7月の水田、稲の葉にとまっていました。
稲の緑に赤がよく映えます。


個体数も多く、特に水周りによくいます。
よく目立ち、止まる頻度も高いので、
写真には撮りやすいトンボです。


ショウジョウトンボ♀。
メスは真っ赤ではなく、赤茶色です。
オスに比べると活動的でないせいか、見ることの少ないメスです。


同じショウジョウトンボ♀、
とまりなおして、得意のポーズをとりました。


ウスバキトンボ。
夏に田んぼの上や草野の上などを群れて飛び続けます。
よくアカトンボと間違われますが、
この群れて飛んでいるトンボ、ウスバキトンボです。
毎年、春から秋にかけて個体数を大きく増加させながら北上します。
お盆の頃にたくさん見られることから、精霊とんぼ、盆とんぼとも呼ばれます。


ショウジョウトンボと違って、
なかなかとまらないウスバキトンボですが、
じっくり探すと、疲れて休んでいるのがいます。
上写真はウスバキトンボ♀、
尾部末端の突起物がオスより長いのがメスです。


ウスバキトンボ♂。
オスは尾部末端の突起物がメスに比べて短く、
腹部背面が紅くなります。

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7月上旬の散歩道で

2021-08-18 20:00:33 | 花,植物
7月上旬、
梅雨空の丘陵道にて写した草の花、木の葉などを集めて見ました。


ハンゲショウ(半夏生)
ドクダミ科の多年草です。
雑節の一つである半夏生の頃に花をつけます。
その花が地味なので、昆虫を集めるためでしょうか、
花の咲くころになると、花近くの葉の上面が真っ白に変色します。
その白い葉から片白草、半化粧の名もあります。
雑節の半夏生は夏至から11日目の7月2日頃から5日間。
田植えなどの、きつい労働を終えた農家の人たちが休息をとる目安とした期間、
江戸時代から農民たちが大切にしてきた雑節です。


梅雨の雨に濡れて、早くもカエデ紅葉。


ウワズミザクラ、
4月下旬に咲いた花が紅い果実となっていました。


久しぶりにウマノスズクサ(馬の鈴草)の花を見ました。
ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属のつる性多年生です。
名の由来は花の形が馬の首に掛ける鈴に似ているから。
アルカロイド系の毒があり、ジャコウアゲハの食草となります。


ウマノスズクサの花、
食虫植物の花のように見えますが、食虫植物ではありません。
しかし、小さな虫たちを花の中に閉じ込める仕組みを持っています。
花の基部に膨らみがあり、雄蘂と雌蘂はこの膨らみの中に咲きます。
雌性先熟の花、その雌性期、花の香りで、コバエなどの小虫が基部の膨らみに誘導されます。
膨らみに誘導された小虫たちは花筒の途中にある逆毛に邪魔され、
花の中から外に出られないようになっています。
そして、雄性期になると雄しべが発達、それとともに逆毛が萎縮します。
雄しべに触れ、花粉を纏って外に出た小虫たち、
次に異なる花に入り、雌しべに触れ受粉を行います。


ソクズ。
レンプクソウ科ニワトコ属の多年草、
クサニワトコとも呼ばれます。
花期は7~8月、茎の先端の散房状集散花序に小さい花を多数つけます。
花冠は白色で径3~4mmで5裂します。
雄蘂は5個、花序の中に杯状の黄色い腺体が散見します。


セリ。
セリ科の多年草、日本原産で、春の七草の一つです。
花は7~ 8月。直立して花茎を伸ばし、
その先端に枝分かれした複数の傘状花序をつけ、白い小さな花をつけます。
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ミズヒキ、キンミズヒキ、ヒヨドリジョウゴ

2021-08-17 20:00:07 | 花,植物
7月中旬、
ミズヒキ、キンミズヒキ、ヒヨドリジョウゴの花を写しました。
それぞれ科は違いますが、夏から秋にかけて林縁の半日陰などに花を咲かせます。


ミズヒキ(水引)。
タデ科イヌタデ属の草本、
紅白に見える花序が水引に似ていることに名は由来しています。


開花期は8〜11月頃、
総状花序に、茎頂や葉腋から長さ20〜40cmの花穂を出し、
それに小花をまばらにつけます。
花には花弁はなく、花弁状の萼があり、開くと深く4つに裂けます。
雄しべは5本、 雌しべの花柱は先が2つに裂け、先端が鍵のように曲がります。


ミズヒキの花に脚の長い蜘蛛?
蜘蛛ではなく、ザトウムシの仲間です。


キンミズヒキ。
ミズヒキの名がつきますが、タデ科ではなく、バラ科の多年草です。
道端や山野で見られ、夏から秋に小さくて黄色い花を総状に集まって咲かせます。


名は金水引の意、
細長い黄色の花穂を金色のミズヒキにたとえたとのことです。
豪華で飾りのたくさんあるミズヒキと思われます。


ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)、
ナス科ナス属の多年生つる性草本です。


一般に花期は8-9月とされ、
花冠は白色で1cmほど、深く5裂し、大きく外に反り返ります。
花冠の基部には緑色の腺体があり、この小さな花にアクセントをもたらしています。
秋に1cm程度の球形の実を付け、赤く熟します。
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ミズオトギリとハゼラン

2021-08-16 20:00:36 | 花と虫
7月中旬に撮影したミズオトギリとハゼラン、
共通点は夏の午後3時過ぎに花開いて、
夕刻、暗くなると花閉じてしまうことです。


ミズオトギリ。
オトギリソウ科オトギリソウ属、
低地から山地の沼地や湿原に生える多年草です。
花期は8~9月、オトギリソウの仲間はほとんどは黄色の花ですが、
本種はピンク色の美しい花をつけます。


このミズオトギリ、いつも花が開いていないので不思議に思っていましたが、
日中には花開かず、午後3時頃になって開くとのことです。
そんなことを知り、7月16日、15時過ぎ、ミズオトギリの花を見に行きました。
写真上は15時15分、少し開き始めていましたが、まだ完全には開いていません。


30分ほど、近くで時間をつぶしての15時45分、
再びそこに行って見ると、花が完全に開いていました。
日が長いこの時期、花開く時間も遅くなるようです。
また、一日花で夜には散ってしいます。
葉は対生し、幅1〜3cmで長さ3〜7cm、色も少し変わった緑色できれいです。


花の直径は1cmほど、 雄しべは9個ありますが、
花糸の中程から下は繋がり、3個づつ、3つの束に分かれます。
どこかおもしろく魅力的に見えます。
花柱は1個に見えますが、離生した3個が寄り添います。


ハゼラン、
ハゼラン科ハゼラン属の南米原産の多年草、
日本には明治時代に渡来しています。
この花も夏の午後3時~4時ごろ開き、2,3時間で閉じてしまいます。
それゆえ、サンジソウ(三時草)、サンジカ(三時花)の名があります。


植物にとって花を咲かせることはたいへんなこと、
大きなエネルギーが必要です。
そのため昆虫が来ない雨の日や夜には閉じてしまう花も多くあります。
ミズオトギリやハゼランがなぜ夕刻近くの数時間だけ咲くのか疑問ですが、
この時間に活動が活発になる虫をねらってのことか、
他の花が蜜を出すのが少なくなる時間帯をねらったということでしょうか。

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オニユリ

2021-08-15 20:00:38 | 花,植物
7月中旬、
ヤマユリの盛りを過ぎた頃、
オニユリの花が咲きはじめます。


7月11日、
公園のオニユリが一輪だけ開花。


いつのまにかたくさんの花が咲いていました(7/14)。
強く反り返った濃いオレンジ色の花弁と長い蕊、
その花弁に黒褐色の多量の斑点、
主張の強い、インパクトのあるオニユリの花です。


雷雨後のオニユリの花を望遠マクロで、
花についた水滴と斑点をねらって見ました(7/14)。
三脚なしの手撮り、レンズも手振れ補正なし、
何枚かシャッターを切りました。


トリミングして、水滴と斑点をより大きくしています。
大粒の水滴の中に閉じ込められ、
オニユリの花が写っていました。


花びらにある斑点、ヤマユリにもありましたが、
蜜標(みつひょう)と呼ばれるもの、昆虫を呼び寄せるためのものです。
きれいな蝶でも来てくれればよかったのですが---------。


オニユリ、
平地から低山に自生しますが、庭や公園などにもよく植えられています。
種は作らず、ムカゴを作って増えます。
よく似たものに同属のコオニユリがあります。
こちらは山地の草原や低地の湿原に生育し、
ムカゴを作らず、種子を作ります。
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雷雨の避難小屋にて

2021-08-14 20:00:16 | 風景
ちょうど一月前の7月14日、
久しぶりの南山散策、昆虫、野花を探し歩いていると、
遠くから、やがて近くからも雷鳴、雷光が鳴り、光り出しました。


そして、空全体が薄暗くなってきました。
これはやばいと、途中にある作業小屋まで引き返すことにしました。
小屋に着くのとほぼ同時に大粒の激しい雨、
間一髪、濡れずにすみました。


小屋の中から、我が家もある遠くの住宅街を。
いつもならはっきり見える住宅街が激しい雨で白く霞んでいました。


激しく降り続ける雨に作業小屋に30分ほど釘付け、
ひまなので雨を写して見ました。
振り返ってみれば梅雨明けが7月16日、
例年通りに梅雨明けの直前の激しい雷雨でした。


小屋の中にウラギンシジミ♀も逃げ込んできました。
しばらく、透けた天井に向かって盛んに飛び回っていましたが、
状況を察したか、小屋のベンチに翅をやすめました。


じっと動かず逃げそうもないので、
レンズを望遠マクロに交換して、
最短距離まで近づいて見ました。
蝶の30cmほど奥はまだ激しい雨の世界です。 


周囲が少し明るくなってきました。
やがて雨もだいぶ小降りとなってきました。


雨が止んでの帰り道、
雨に洗われて色鮮やかなタマゴダケが
笠に雨をたっぷりと載せていました。
タマゴダケは色鮮やかでテングダケの仲間、
でもテングダケ科としては珍しく生食可能なキノコです。
食べたことはありませんが、美味とのことです。
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アオスジアゲハはヤブガラシがお好き

2021-08-13 20:00:13 | 花,植物
生垣のアベリアの花にモンキアゲハとアオスジアゲハを見つけました(7/15)。


モンキアゲハが公園の山道に植えられたアベリアの花に吸蜜していました。
後翅の大きな白紋が特徴の黒いアゲハチョウです。


西の方に旅行した時などにはよく見るのですが、
東京の多摩地区では最近増えてきたとはいえ、
花にとまるなど、撮影ができる機会は少ないモンキアゲハです。
いそいで撮りやすい場所に移動して、ピントを合わせて見ましたが、
すぐに、飛び去られてしまいました。


そのアベリアの生垣にアオスジアゲハがいました。
しかし、吸蜜しているのはアベリアではなく、
アベリアに絡まるヤブガラシの花です。


アオスジアゲハがもう1匹現れました。
ときどき絡み合いながら、
アベリアには見向きもせずヤブガラシの花に吸蜜、
アオスジアゲハはヤブガラシがお好きなようです。


ヤブガラシはブドウ科ヤブガラシ属のつる性多年草、
いろんな場所に生え、
藪を覆って枯らしてしまうほどの繁殖力の強さからその名があります。
6~8月、散房状の集散花序に橙色の花盤を持つ直径 5 mmほどの小さな花をつけます。


キキョウと同じく、ヤブガラシの花は雄性先熟。
開花して半日ほどで、雄しべと花弁が散り、雄性期を終えます。
雌性期は橙色の花盤の中央に直立して雌しべが残ります。
アオスジアゲハが吸蜜していたこのヤブガラシの花、
撮影が午後2時過ぎ、どれも雌性期の花です。


後日、雄性期のヤブガラシの花を撮影。
黄緑色の花弁が4枚、雄しべが4個あるのがわかります。
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