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行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ヤマブキ3種

2015-04-20 20:20:52 | 花,植物
鮮やかな黄色の花、、
古くから庭木としても親しまれ、
山野などにも自生する山吹(ヤマブキ)、
山吹色の語源でもあります。
園芸品種として八重山吹や白山吹も咲きそろい、
春を彩っています。


バラ科ヤマブキ属の低木であるヤマブキ、
たくさんの山吹色が林縁の木々によく映えます。


春の風が花や葉を揺らし、
逆光に花や葉が透きとおるようです。


八重ヤマブキ、
ヤマブキの蕊が花びらに変化したそうです。
花をよく見ると黄色の薔薇のようです。


蕊がない八重ヤマブキ、
種ができません。
「七重八重花は咲けども山吹の実の一つだになきぞ悲しき」
とうたわれたのは八重ヤマブキのことになります。


シロヤマブキの名がありますが、
ヤマブキの白花ではなく、
ヤマブキとは属が異なるバラ科シロヤマブキ属、
別の種となります。
ちなみにヤマブキは5弁花ですがシロヤマブキは4弁花です。



花の白さと葉の鮮やかな緑色の組み合わせが
見事なシロヤマブキです。
昨年の果実がついている古枝は茶色ですが
花のついた新枝は葉と同じ、きれいな緑色をしています。

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サンショウの雌花そして葉

2015-04-19 20:00:24 | 花,植物
ハジカミの別名もあるサンショウ、
雌雄異株のミカン科サンショウ属の低木。

果実の皮や種子を粉末にしたものが香辛料の粉山椒、
春の若葉は「木の芽」と呼ばれ、
いずれもそのよい香りゆえに料理に使われます。


わずかに残された畑の隅に
若葉の美しい木を見つけました。
その葉をつまんでみるととてもよい匂い、
花もついています。


一つの花にカタツムリの角のような雌蕊が2本、
その下に丸い子房、
サンショウの雌花です。
したがってこの木は雌株ということになります。


大きな棘があり、その棘が対生です。
よく似たものにイヌザンショウがあり、
それは棘が互生に付くそうです。
サンショウに比べ、香りが弱いようです。


こちらは、いつの間に
我が家の庭の隅に生えていたサンショウの木、
多分、鳥の贈り物です。
春には、木の芽」をつみ、いろいろと重宝します。
去年ひと塊だけ花がつき、
こちらは雄株のようです。

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トチノキの芽吹き

2015-04-18 20:00:42 | 花,植物
春、木々が美しく芽吹いています。
その中でもトチノキの芽吹きは
ダイナミックで豊かな色彩、美しい芽生えです。


久しぶりの晴れとなった16日、
トチノキの葉芽がちょうど展開し始めていました。
葉の間に穂状の花芽が見られます。


久しぶりの青空、
青空に紅い芽がよく映えます。


人面芽のトチノキ、
眼、鼻、口がそろい、開いた葉が大きな手、
紅い仮面の西洋お化けに見えてきます。


花芽を拡大して見ると小さな粒の集まり、
これがやがてこれが白い穂状の花になります。


今まで花芽のある芽吹きを載せてきましたが
多くは花はなく、葉だけの芽吹です。


芽吹いて少しステージが進んだもの、
まだ葉は下を向き、起き上がってはいません。

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木々の若葉と花

2015-04-17 20:00:23 | 花,植物
昨日に続いて萌え出る木々の若葉です。
特に花が咲いているものを集めて見ました。


イロハモミジの若葉そして花、
風に揺れてピントがもう一つ、いや二つです。
ソフトフォーカスと思うことにします。


赤紫のハナズオウ、
雨に洗われ、若葉がきれいでした。


(アカバナ)マンサクの若葉、
赤茶色は花が終わって残されたガク片です。


ベニバナトキワマンサクの花と若葉、
鮮やかな赤紫色の花の中の
若葉がより花を引きたてています。


花が先に咲き、すぐに葉が展開します。
葉が3枚出るのでミツバツツジ、
種類がいろいろあるようですが
難しいのでここでは単にミツバツツジとしておきます。


エノキもこの時期、
花と葉がほぼ同時に展開するようです。
ちょっと前までは裸木でした下が
樹いっぱいにたくさんの花と葉が出ていました。
雌雄同株なので雄花、雌花あるいは両性化が混じって咲きます。

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若葉の芽生え

2015-04-16 20:00:40 | 花,植物
木々の葉芽が展開しはじめ、
美しい若葉が姿を見せています。


アカシデ、
雄花が終わり、若葉色の若葉の出現です。
茎頂には雌花が実をつくりはじめています。


秋田の竿灯祭りの提灯のように
美しい若葉が規則正しく並んでいます。
詳しい人に聞いてみるとケヤキの幼木とのことです。
街路樹のケヤキは毎日のように見ているのですが
ケヤキとは思い付きませんでした。
樹木は難しい。


ザクロの若葉、
花や実の時期を見ているのでわかります。
艶のある紅色です。


コナラ、
形も色も特徴のある若葉です。


ドウダンツツジ、
形のよい葉が上向きに開いていきます。


枝に翼があります。
ニシキギと思われます。
葉の展開と同時に蕾も見られます。


ナツツバキも若葉の展開を始めました。
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カツラの新緑

2015-04-15 20:00:53 | 花,植物
春なのにとても寒い小雨降る日、
市の図書館に行って見ました。


中庭に植えられた4本の木、
雨に洗われ黄緑色に萌えていました。


近づいて見るとカツラの木です。
自然に見るカツラ新葉は緑色がもっと強いように思いますが
日当たりが悪いのか、
この樹は少し赤みかかった黄緑色です。


窓からは図書館の喫茶室の灯りが、
その暖かくやさしい光を背景に入れて見ました。


図書館からの帰路、
きれいとは言えませんが
はじめて見るような気がする花を見つけました。
葉からはヤマモモです。
今頃、こんな花が咲くようです。


ちょっと回り道をして
2週間前までカタクリの咲いていた辺りを覗いてみると
カマツカが新葉を出し、蕾を膨らませています。


林間もすっかり新緑、
ニワトコが小さな花をたくさんつけ、
小さな虫たちを集めていました。


その林間にハナイカダを見つけました。
葉の上に小さな蕾が一つ、
筏船を操る船頭さんのようです。




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カワセミと新緑

2015-04-14 20:00:46 | 
桜の散った三沢川、
久しぶりにカワセミの姿を見つけました(4/9)。


川と平行した遊歩道を歩いていると
キッキッと声をあげながら川の上を滑降して、
カワセミが前方の木にとまりました。
翡翠色の鮮やかな羽が輝やいています。


いそいで300mmの望遠ズームに付け替え、
近づいて見ました。
雄のカワセミです。
とまっているのは河川によく見るヤナギ、
タチヤナギの枝です。


しばらくすると違う枝に飛び移りました。
蔦植物に絡まれていますがこれはオニグルミの枝でしょうか、
この木も河川の湿った土地によく見る木です。


獲物をねらうポーズです。
前回の狩りは失敗したのでしょうか
嘴が土ですっかり汚れています。


しばらくすると、
どこからかもう一羽カワセミが現れました。
雌カワセミです。
カップルなのかと思っていましたが
しばらくにらみ合った後、左右に別れていきました。
あわててレンズを向けた写真から想像して見ると、
雄が「ここは俺の縄張りだ」と雌を威嚇しているように思えます。


川の上を覆うように枝を伸ばすタチヤナギ、
タチヤナギは雌雄異株、
花穂が黄色で長いのは雄花、
これは雄木になります。


直ぐ横に雌木もありました。
雌花は花穂が黄緑色、
長さも雄花に比べ短いようです。


オニグルミも葉芽が展開を始め
黄緑色に萌え萌えです。
すぐ下には雄花の蕾が見られます。





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八方幹の大樹ヤマザクラ

2015-04-13 20:00:49 | 花,植物
稲城中央公園のシンボル樹ともいえる八方幹の大樹、
樹齢はよくわかりませんが
淡いピンク色の花を咲かせるヤマザクラです。


例年4月中旬以後の開花と記憶していますが
今年はヤマザクラも早いようです。
普段はほとんど使わない広角ズームを持ち出し、
八方幹の大樹に挑戦して見ました(4/11)。


4月の中ごろはすっきり晴れる日が少ないのか
この桜を見るのは毎年白い曇り空の下、
青空を背景に見たことがありません。
今年も曇り空、露出を4段階ほどプラスに補正してみましたが
美しい桜には花色がもう一つ、
なかなか上手に撮れません。


さらにプラス補正をして、
樹のほぼ真下からもう一枚、
この幹みんな根本は一つです。


マクロレンズに付け替え桜の下辺りを歩いてみると
フデリンドウが紫色の花を開き始めていました。


ミヤマナルコユリも美しい若葉を見せ、
もう小さな蕾を持っています。

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ハナミズキの色づき

2015-04-12 20:00:06 | 花,植物
桜が散ると咲くといわれるハナミズキ、
そのいわれとおりに蕾を開き、
色づきを始めました(4/9)。
そんな色づき前のハナミズキ、
色づきの後とはまた違った美しさがあります。


紅色のハナミズキ、
蕾が開いて直ぐは渋い紅色、
これから時間をかけて花びらは
鮮やかな紅色に染まっていきます。


等間隔に3つ並んだ花の先に
新葉も同時に展開しています。
葉も花びらと同じような紅色をしています。


どの葉も体を捩じり、
刻々と動いているように見えます。


白いハナミズキ、
こちらも開花して間もない花、
白さが十分ではありません。
これから白さが増していきます。


実は花びらに見えるのは総苞といわれるもの、
実際の花弁は真ん中の緑色の部分にあるのだそうです。
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スズランスイセンそしてドウダンツツジの花

2015-04-11 20:00:17 | 花,植物
3月下旬から4月最初が花の盛りのスズランスイセン(
それから少し遅れて花をつけるドウダンツツジ、
いずれも釣鐘状の小さな白い花です。
そんな小さな花をマクロレンズで大きくして見ました。


スノーフレークとも呼ばれるスズランスイセン、
スイセンのような葉にスズランに似た小さな花を咲かせます(4/2)。
白地に鮮やかな緑色の斑がチャームポイントです。


花の多くは下向き、
なかなか蕊を見せてくれませんが
ときどき上を向いてくれるものがあります。
雄蕊は6本あるようです。


ドウダンツツジ、
スズランスイセンと花が似ていると思っていましたが
似ているのは垂れさがるのと白色だけで、
よく見るとかなり違います(4/9)。


灯台躑躅と書いてドウダンツツジと読ませます。
枝分かれしている様子が昔の灯台の
脚部に似ているそうです。
また、満点星という素敵な名があります。


ドウダンツツジとならんで公園に
植えられていたミツバツツジも花が咲き、
葉が展開し始めています(4/9)。
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