行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

アオキとクサギの雄花、雌花

2018-04-14 20:00:38 | 花,植物
4月初旬の散歩道、
マクロレンズと望遠レンズの両刀持ちで、
アオキとクサギの雄花、雌花を写して見ました。


ガリア科アオキ属アオキ。
庭木としても利用されていますが
山野の林などによく見られる常緑の樹木、
秋の終わり頃、赤い楕円形のしっかりした果実をつけます。
この果実、冬の間も落ちずに、春まで残り、
結果的に花と果実の両方が同時に見られるアオキです。


雌雄異株のアオキ、
当然、果実のなるのは雌株、
赤い果実を背景に入れて雌花を写して見ました。


アオキの雌花。
真ん中の緑色の雌蕊を紫褐色の4枚の花弁が囲みます。
小さな花、こうして大きく写さないとなかなか気付きませんが
すてきな色合いの花です。


アオキの雄花。
紫褐色の4枚の花弁は雌花と同じですが
雄蕊が4本、真ん中に退化した雌蕊が見られます。


赤い果実を背景に雄花。
雌株より雄株の方が多く存在しているように思いますが、
大概、雌株の近くに雄株があります。


ミカン科コクサギ属コクサギ。
コクサギも雌雄異株の樹木、
山野の谷間などに自生し、春4月に花をつけます。
写真上は雄花、4弁花で4本の雄蕊の真ん中に退化した雌蕊、
花色は違いますがアオキと同じです。


無理な姿勢で写したこともあり
ピントが外れていますが、コクサギの雌花。
真ん中に子房と雌蕊、
その周囲に退化した雄蕊が見られます。



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