行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

カビチョウ

2019-05-19 20:00:05 | 
ガビチョウ(画眉鳥)が大きな囀りの声をあげながら、
移動していました。


ガビチョウ、
中国原産の鳥、
鳴き声が美しいということで1970年代に愛玩用に多数持ち込まれました。


ペットブームが終わり、
持ち込まれたものが放鳥された結果、
野生化、繁殖力が強く、今ではずいぶん多くの個体が生息しています。


里山など、人家に近い低山の雑木林が主な住処となっています。
そんな場所を歩けば必ずと言っても過言でないほどよく見かけます。
また高音で美しい声で囀るので存在がすぐわかります。


同じ藪の中を住処とするウグイスの「ホーホケキョ」は
春を告げる美しい囀り出ですが、
カビチョウが鳴き出すとその声の大きさ、厚かましい鳴き方に
ウグイスが鳴くのをやめてしまったり、声がかき消されてしまいます。
その増加により、ウグイスなどの在来種の減少が心配されており、
外来生物法で特定外来生物に指定されています。


里山の池沿いを歩いていると、
カビチョウが、囀りの声を発しながら、
木から池の柵へ、そして再び木の枝へと飛び移っていました。
飛び方はあまり上手ではなく、長距離は飛べないように思います。
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