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行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

コジャノメ、ヒメジャノメそしてコミスジ

2022-06-08 20:00:38 | 昆虫
5月の丘陵の山道散歩で写した
コジャノメ、コミスジそしてヒメジャノメ、
いずれも雑木林の縁の草藪や林内で見られる地味な小型のタテハチョウです。


5月の谷戸の小道、
草藪から濃褐色のチョウがゆっくりと飛び出し、
再び小さな木の葉にとまりました。


コジャノメです。
タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科に分類されるチョウ、
翅色は地味な褐色、翅を閉じた裏面には白い帯と大小の眼状紋が並びます。


翅を開くことは少ないのですが、ちょうど開いてくれました。
翅表は一様に茶褐色で、前翅後縁の左右に1対の大きな眼状紋と
その上に2~3個の眼状紋があります。


再びコジャノメの翅裏面。
大きな眼状紋の間に小さな眼状紋が4つ存在、
よく似たヒメジャノメはこの小さな眼状紋の数が3つです。


そのヒメジャノメ。
コジャノメに比べて、本種の方が翅の地色が明るく、
やや明るい環境を好みます。


5月の林縁道、
コミスジもひらひらと飛び、木の葉にとまります。
このチョウも林縁によく見られるチョウです。


黒い地色の上に3本の白いすじのように見える斑紋がミスジチョウの名の由来です。
ミスジチョウの仲間にはミスジチョウ、ホシミスジ、オオミスジがいますが、
見るもののほとんどはこのコミスジです。
コミスジ以外に遭遇することはめったにありません。

コメント
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