行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

アカショウマ、アワブキ、ナルコユリ

2022-06-29 20:00:45 | 花,植物
5月28日、
近くの丘陵の林内に地味な白い花たちを写しました。


アカショウマ(赤升麻)の白い花が咲き始めていました。
ユキノシタ科チダケサシ属の多年草 、
花期は6月、花序がキンポウゲ科のサラシナショウマに似ていて、
根茎が赤黄色であることからアカショウマの名です。
葉は3回3出複葉。


東北地方南部から中国地方にかけての本州、四国に分布、
落葉広葉樹林の林縁などに生育します。


薄暗い林縁にアワブキ(泡吹き)が泡のように白い花を咲かせていました。
アワブキ科アワブキ属の落葉高木、
山地や丘陵の落葉樹林内、林縁などで観察される樹木です。


開花は5~7月で、枝先に直径3ミリほどの小さな花が円錐形に集まって咲きます。
この写真ではよくわかりませんが、
花弁は5枚で外側の3枚は大きく、内側2枚は小さい。
アワブキの名は、白い花を泡に見立てた説と、
生木を燃やすと切り口から泡が吹き出すため「泡吹き」となった説があるようです。


ナルコユリ(鳴子百合)。
キジカクシ科アマドコロ属、本州から九州の山林や草原に生える多年草です。
同属のアマドコロに似ますが、
アマドコロの茎が角張っているのに対し、
ナルコユリの茎は丸くてツルツルしています。


花は4月ごろに咲いたサルトリイバラに青い実ができていました。
秋に熟すと赤くなります。
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