行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

紅葉とルリビタキ他

2020-12-12 20:00:58 | 
12月7日の薬師池公園、
目的の本命はルリビタキ、
今年もそろそろ来ているのではとの思いで行って見ました。
昨冬は12月から梅が咲くころまで、
何回かここに来てたくさん写したルリビタキですが、
今年は今年、やはりあの青い鳥の姿を写したくなります。
考えて見れば、今年はコロナでショウブの時期もハスの時期にも来ていないので
薬師池に来るのはほぼ10か月ぶりになります。


定番の場所で常連さんらしき人に聞くと、
今朝、今年初めてここでルリビタキを観察したとのこと、
今日はもう来ないかもしれないとのことでした。
あきらめて帰りかけると、
午後の陽が強くあたるカエデの樹に何やら動く小鳥の姿、
葉影と逆光、しかも露出がアンダーのままで撮っていました。
紅葉は色が出ているのですが、鳥の姿はほぼシルエットに写っています。
しかし、雰囲気からはルリビタキのようです。


家に帰り、現像でD-ライティングHSをかけて見ると
きれいな青色が現れてきました。
やはりルリビタキの雄です。
画質が悪くなりましたが、
ともかく、カエデ紅葉の中にルリビタキの絵が撮れました。


カエデ紅葉に埋もれたシジュウカラ。
あちらこちらに見るシジュウカラですが、
動きが早いのでピントを合わせて紅葉の中に撮るのはけっこう難しい。


池には数羽のキンクロハジロが飛来して来ていました。
今しか撮れないということで、
紅葉の映り込みと絡めて見ました。


今度は紅葉を前ボケにして、
キンクロハジロが泳いで来るのを待ってシャッターを。
水鳥は大きく、動きも予想できるので、撮るのは楽です。


池のカルガモ、
池の突起物に一列にきれいに並び、
どの個体も普通は見えない青色の翼鏡を見せています。
この翼鏡、鴨類特有の金属光沢の翼、
種類によって色が異なるので、
見分けの難しい雌の種類を見分けるのに便利です。
カルガモは青色ですが、構造色なので光の具合で色が微妙に変わります。
雄も地味色のカルガモの唯一の彩色ポイントです。
コメント
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