行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

冬眠明け

2017-04-30 20:00:55 | 昆虫
4月中旬の暖かい日、
自宅宅近くの多摩丘陵の山道に、
ヒオドシチョウ、ルリタテハ、ムラサキシジミ、
いずれも越冬を終えた蝶、
春の日にそれぞれの美しい色を見せて翅を広げていました。


タテハチョウ科ヒオドシチョウ。
翅表は鮮やかな朱色に黒色紋、
新緑が背景、より鮮やかに映ります。


翅裏は濃褐色、
樹皮の色に似せているようです。
秋、冬と生きてきた蝶、
さすがに翅に傷みが見られます。


タテハチョウ科ルリタテハ。
濃紺の地に淡青色の帯、
翅表のきれいな蝶です。
激しく飛びまわり、なかなかとまってくれませんでしたが
木の枝にやっととまりました。


同じ個体、
木の幹にとまり、樹液を吸っているようです。
翅裏は凸凹感のある黒褐色、
これも樹皮に似せています。


シジミチョウ科ムラサキシジミ。
これも成蝶で越冬した個体、
夏の個体はなかなか翅を広げてくれませんが
この時期のものはすぐに美しい翅表を見せてくれました。


同日、同じ山道に写したニホントカゲの成獣、
これも冬眠から目覚めて間もないと思われます。
コメント
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