行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

クヌギの花に美しい虫こぶ

2017-04-18 20:00:02 | 花,植物
クヌギの雄花に白地に紅い斑模様の美しい異物を見つけました。


クヌギハナカイメンフシ。
クヌギの芽吹きとともに雄花にできる虫こぶです。
普通、虫こぶというと気持ち悪いものが多いのですが
これは美しい色合い、形です。


同じものを反対側から、
こちらから見ると尾状雄花にできていることがわかります。
虫こぶの形成者はクヌギハナカイメンタマバチ。


イヌシデメフクレフシ。
イヌシデによく見られる虫こぶです。
虫えい、ゴールとも呼ばれる虫こぶ、
ダニ、アブラムシ、タマバエの幼虫など、
さまざまな虫が、植物に寄生することで
植物組織が異常な発達を起こしてできる異物、
多くはこぶ状になるため、虫こぶと呼ばれます。


これもイヌシデフクレフシ、
この虫こぶがついていればイヌシデであるとわかります。
形成者はダニの一種のようです。


イスノハタマフシ。
クヌギとともにイスノキには多くの種類の虫こぶができます。
この虫こぶの形成者はアブラムシ。


シロダモの葉にも、
病気かと思いました虫こぶです。
シロダモハコブフシ、タマバエが形成者です。
いろいろな樹にできる虫こぶ、
専門の図鑑も発行されているようです。


コメント
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