行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

マルバコンロンソウとユリワサビ

2017-04-14 20:00:18 | 花,植物
稲城の散歩道に
マルバコンロンソウとユリワサビの花を教えてもらいました。
いずれもアブラナ科植物、
普通は自然性の高い山地の沢沿いなど湿った場所に見られる草、
多摩丘陵にあるのは珍しいそうです。


アブラナ科マルバコンロンソウ。
本州から九州に分布する一年草です。
昨年、教えてもらった山地の草原をのぞいて見ると
早くもは何株かが早くも花をつけていました(4/2)。


ネット情報によると 、
「多摩丘陵ではごく限られた地域の湿性のある林縁などに
ごくごく稀に見かける」とあります。


葉は円形から卵形、
タネツケバナの仲間になりますが
これほど丸い形の葉は他にありません。
花もタネツケバナに比べ大きくしっかりしています。


ユリワサビ、
アブラナ科ワサビ属の多年草です。
ワサビに良く似た葉と花の姿、
根に小さなユリのような球根ができるのでユリワサビの名があります。


ユリワサビは「山に咲く花」にも載っている山の植物、
高尾山などでは見られますが
多摩丘陵にあるのは極めて珍しいようです。
同行者によると、
以前はもっとたくさん見られたとのことですが、
そばにムラサキハナナが勢力を伸ばしたせいなのか、
数株をやっと見つけました(4/2)。


アブラナ科タネツケバナ。
ユリワサビの直ぐ近くに咲いていたので
ついでに写しました。
この草はいたるところに見ます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする