行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

豆柿、老爺柿、渋柿

2016-12-13 20:00:21 | 花,植物
豆柿(マメガキ)と老爺柿(ロウヤガキ)、
いずれもカキノキ科、
小さな柿の実がつきます。


多摩ニュータウンの散歩道の街路に
小さな果実をたくさんつけた樹を見つけました(12/9)。


小さな実、柿によく似ています。
調べて見ると豆柿あるいは琉球豆柿、
この2つよく似ていて、果実を見ただけでは区別が難しいようです。
そして両者ともにシナノガキの別名を持ちます。


念のため幹を写しておきました。
ネットでの記載を見ると、
リュウキュウマメガキは、
「樹皮は灰褐色、成木では縦に浅く裂ける」
マメガキは
「樹皮は暗灰色。不規則に浅く裂ける」とあります。
縦に裂けているようにも思えますが-------、
よくわかりません。
いずれにしても豆柿です。


ロウヤガキ(老爺柿)。
中国原産の盆栽などにも使われる観賞用の柿です。
駐車場として使われている敷地に、
たくさんの実をつけていました(12/12)。


2,3cmほどの小さな実、
渋く、食用にはならないとのことです。


まだ葉が残っていた11月下旬のロウヤガキ、
当然ながら、柿の葉に似ています。


第二次世界大戦中に日本に入り、
平成になって一般に普及した新しい樹種、
観賞用だけに、美しい姿の果実です。
別名、ツクバネガキ(衝羽根柿)、
この姿を見るとその名に納得です。


12月中旬にも実がたくさん残っていた里山の柿の木(12/12)、
多分、渋柿でしょう、
ここまで熟すると甘くなるのかメジロ、ヒヨドリ、スズメが群がっていました。








コメント (2)
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